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関西の美大もしくは大阪市立デザイン教育研究所(OMCD)について

大阪在住、21歳で理系の大学に通っている者です。 webプログラミングをやっています。将来はwebデザイナーも一つの選択肢として考えています。しかし、得意だが時代の変化で廃れる可能性が高いプログラム職よりもデザイナー寄りな仕事がしたいです。 美術に関して全くの素人です。 美大のデザイン科にて学びデザイナーとして就職したいので、大学卒業後に週5で予備校に通います。自習で1000時間デッサンをするつもりです。 しかしネットである程度調べてみると、東京藝大や5美大でないと就職が困難な上に、もし就職できてもよほどでないと薄給だという意見が多数でした。 私大はどこも学費が高いので公立で探してみると、大阪市立デザイン教育研究所というところが見つかりました。こちらの学校ではデザイン高校で基礎をやっている人向けなので2年間でも高度な教育ができる、という方針だそうです。 私は21歳ですが、美術業界においては致命的に年をとっているほうだそうですので4年生の私大にいくよりも早く就職できてしかも学費もめちゃくちゃ安くすんで交通的にも通いやすいこちらの学校でできればやっていきたいです。 美術に関して素人な私がもしこの学校に入学してもついていけるでしょうか。やっていけない場合、頑張る、もしくは入学後別の美術用の塾に通うことではどうでしょうか? 予備校(代々木ゼミナール大阪南)で浪人生用の京都芸大コースに入り1~2年やってから入試するつもりですがいかがでしょうか。 理系の大学に行っているのとTOEIC900以上あることも手伝い、センターではかなりの点が期待できますが、もし京都芸大に受かってしまった場合行くべきでしょうか。

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  • bluebook
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回答No.4

関西の某大学デザイン科にいます、現役3回生です。 OMCDについてはわかりませんが…関東系の美芸大にも進学者の多い美デザ専攻科のある高校から、短大、編入して四大と7年3校、関西で美術とデザインを学びました。現在就職活動をしている身として、答えさせて頂きます。 私の大学は、関西の美芸大の中では就職率「だけ」ならとびきり良い方です。要因には様々あり、規模そのものが大きく美芸デザイン以外の学科も多数ある事なども大きいですが。作家志望が多かったり新卒就職をしない率の高い他の美芸大に比べて、一般職までを視野に入れた新卒での就職や資格取得、卒業後のサポートというものにかなり力を注いでいるかららしいです。 専門職への就職においても、授業内での現場実用の実践技術も磨いており広い職種に就職する多数と同時に、東京芸大など関東系の美芸大生と競って同レベルの大手企業デザイナー職に合格する生徒も毎年必ず最低限数(2~3人)出ています。 こうした大学のデザイン科で、ピンキリの激しい就職活動を向かえた身として言える事は ・デザインの概念や技術において良質のものを学び、アーティストと言えるほど確立した作品やコンセプトを持てるようになる ・デザイナーとして就職し社会現場で生業としていく為の技術を持ち、自分自身や会社をプロデュースできる術を身につける この二つの間に、とても大きな隔たりがあるという事です。 特に国公立などの美芸大は、前者には強いですが後者がかなり個人の実力次第でサポートの弱い所があります。 関東系や国公立の美芸大の生徒は質問者様の仰る通り、基礎の実力とモチベーションが関西とは桁違いです。先ほど二つのうちの前者において元来の実力が高いと証明できるため、企業は大学のブランドからあらかじめ腕前を確信した上で、そこの生徒を採用します。東大生を取るのと同じで、「実力=学歴」で勝負できるのです。 ところがそこから外れると美芸大生というのは、必ずしも全ての生徒がデザイナーとして企業に「使える人材」として採用してもらえるか、というと全っ然そうではありません。デザインを現在の社会現場で実際に活かせます、という事を就職面接において自ら企業にプレゼンテーションする事が出来なければいけません。ウチの大学は学歴として劣る分そこの教育に全力で、授業内でも作品プレゼンテーションを何十回とやらされるんですが…それが弱いと例え言われれば作れる実力があってもどこも採用してくれません。そしてそういった弱い傾向が特に国公立、関東系ですら少なからずであると聞きます。 一例として、某大企業のデザイナー職に最終面接まで残った先輩は、東芸などの生徒が大量かつ良質の作品をポートフォリオ(作品集)にまとめてきた隣で、特殊印刷の等身大ポスターやプレゼンボードを今すぐ会議で使えるレベルで持ち込み、内定獲得したという話などがあります。これはもう、あくまでも、もの凄ーく極端な例ですが… 逆に言えば、こういった現場で即使える作品数がありプレゼンテーションさえ出来れば、給料と待遇の質を保ってデザイナー職に就く事は不可能ではないと思います。むしろやる気によっては、専門系校の方が早いし楽だと思います。 つまり何が言いたいかというと、美芸大で「良質の大学で同じ志の人達と共に、デザイン・美術の学問を学び最先端の技術を身につける」事には、就職に関係なく他には適わない、換えられない価値があります。が、それを就職に確実に結び付ける「学歴」としたいのでしたら、関東美芸レベルの所を目指さなければ意味がないと思います。京芸ですが…レベルが高いというのはあくまで芸大入試におけるレベルや、内部で学ぶ学問としてだけです。就職における「学歴」として活かせるかというと、国公立、という点以外は微妙な所です。目指せる最高地点は高くなりますが、就職しないという選択の生徒も多かったりして就職率的には良いとはいえません。年齢の事を気にしてらっしゃるようですがそれも、関東美芸クラスの出身であればそういった所でやや後れを取っていてもあまり問題にはならないでしょう。と言い切れるくらいの「ハク」があります。が、関西美芸大卒となると、価値はやや劣るように思えます。 将来的にデザイナーとしてそれなりの給与と待遇を保ちたい、というのみでしたら正直、デッサンの実力なんかは一定のレベルから先はあまり関係ないんです。先ほど言った、すぐに現場で使える作品の数とそれを企業にプレゼンテーションできる実力、「自分自身をデザインできるか」の手管の問題です。なので、そういった専門学校のような所や他の大学でも充分に学べますし、自力で努力すればそれなりの所に就職はできます。 良い物を学ぶために時間をかけ、それを結果へと持っていく為に最高峰の大学を選ぶか。短期間でとにかく結果を出すために専門校を選ぶか。 と考えるのが良いように思えます。学びたいのか、稼ぎたいのか。優先しろと言われればどちらを優先したいのか。です。 そもそもぶっちゃけた話をすると、デザイナー職の方が不安定ですよ。世間的にあってもなくてもいいサービス業なので、不況になるとどの企業からも真っ先に削られる分野です。安定性で言うならWebプログラマとWebデザイナーなら、プログラマの方がよっぽど安定していると思いますし、もちろんピンキリとはいえデザイナーはデザイナーでもWebデザイナーでは、残業当たり前の働き方をしても初任給18万を超えられるかどうか…の待遇が現在はほとんどですね…。 なによりも、TOEICを持っていて理系出身、プログラミング経験有りなら、CADなど3Dのソフトの資格を持ってみたり建築デザインやパッケージの分野を目指してみる方が地盤が安定していいかもしれません。そしてそうなると、やっぱりそういう分野が得意なのは専門系校の方かなとも思います。

morishitain
質問者

お礼

関西の美大の情報、関東との比較について、とても詳しく教えていただきありがとうございます! デザインの力を付けたいですがそれだけメインにやっていく気がない私には、関東の美大が向いている気がしてきました。 しかし他の方、特に高校卒業後に美大にしか行かない人の括りでは関西の美大は知恵袋で言われているほど悪くなく、関西の美大生は胸をはっていいと感じます。仕事は芸術が必要とされる場所ではないですからね。

その他の回答 (3)

  • cookiy
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回答No.3

そのプログラミング技術、その英語力を生かして、個人でも飯を食って いくだけのデザインを実現しようという気概とセンスがあれば、可能性 があるのではないかと思います。 しかし、質問者が志望されている学校レベルで「実力的にやっていける のか、そもそも受かるのか」という不安を抱えるようでは、厳しい就職 活動になるのではないかと予想されます。 大阪の専修学校のギャラリーを拝見させていただきましたが、作品のレ ベルはごく普通の専門学校レベルであると思いました。 就職活動をはじめると質問者のご年齢は二十代半ばぐらいだと思います が、質問者が卒業段階で、あのギャラリーと同レベル程度の作品しか作 れない場合、年齢がネックとなる上に、そもそも作品審査段階で他の志 望者の作品のなかに埋没し、落とされる可能性がありそうです。 そうした認識をもち、勉学に励まれたほうがよいと思います。 次に根本的な問題を申し上げなければならないのですが、予備校の1~2 年、専修学校の2年という計画は私には不可能と思えるのですが、どうな さるつもりでしょうか。 専修学校の1年終わりごろから就職活動を始めるとしても、その時点で作 品集がないといけないわけですから、入学段階から就活用の作品を作らな ければなりません。 この学習環境でまるまる2年使っても、満足のいく作品を作ることは難しい というのに1年というのはあまりにも非現実的です。 ですから、3年制の専門、あるいは大学進学も含めて、計画を見直したほう がよいと思われます。もちろん、そのときはご自身の年齢のことも含めて 考えなければならないと思います。 最後に気になった点があったので付け加えたいのですが、質問者の立てた 計画などをみていますと、美術・デザイン系の一般的な進学あるいは教育 の仕組みを理解されていないように思えます。 二流以上の美大進学者は、高校時代から1~2年程度予備校に通い、さらに 1年以上の浪人を想定にいれて大学受験に挑みますので、美大受験=浪人 当たり前という認識をもちます。 よほどの運と才能がないかぎりはこの基礎段階で二~三年以上の経験を積みます。 大学入学後も一~二年は基礎に使い、三年次からプロに向けた本格的な教育に 進むのですが、ここでいう基礎というのは、入試に受かった人のための大学レベル の基礎教育のことをいいます。 たとえば、私が学んだグラフィックデザインでいえば、各ジャンルに対する考察や コンセプトの組み立て方、タイポグラフィやコンポジションとか、そういったデザ インの基礎部分のことですよね。 もちろん、多くの学生はそれだけではなんともならないと理解していますので、そ のときから個人製作や作品発表などをしていきます。 美大では教育に加え、こうした個人活動で能力を磨いていきます。 したがって、大阪の学校では高校のデザイン科で勉強した者が対象だから、基礎は 必要なく2年で済むというのは完全な間違いで、大学と比べ、確実に二年分の教育 や実戦経験が不足すると考えられます。 こういった点をふまえて、計画を再考する必要があると思います。

morishitain
質問者

補足

詳しく回答いただきありがとうございます。 まず、関西の美大は関東の有名どころと比べてとてつもなくレベルが低いところなのです。関西で一番レベルが高いと言われる京都芸大にしても入学時のレベルは東京の私立と比べて大きく劣るそうです。京都芸大以外の所は全て、素人が高3から予備校に通えば現役で合格できるんです。 しかしそんなレベルの低い関西の学生でも頑張れば就職できます。なぜなら周りに東京の美大生がいないためです。 回答者様は関東の中でもレベルの高い予備校から美大へ通われたようなので、我々関西の人間とは感覚が違うと思います。 おそらく大阪市立デザイン教育研究所は関西ではずば抜けて実力がある学校です。しかし東京の美大生から見るとレベルが低いということはわかりました。個人的には競合する関西の美大生の方の意見も聞きたかったです。 お金があったら私も東京の5美大に行きたいです。関西の私学は東京と同じ学費を払う価値がないので大阪市立デザイン教育研究所か通信制の美大で充分という見解です。

  • cookiy
  • ベストアンサー率34% (25/73)
回答No.2

そのプログラミング技術、その英語力を生かして、個人でも飯を食って いくだけのデザインを実現しようという気概とセンスがあれば、可能性 があるのではないかと思います。 しかし、質問者が志望されている学校レベルで「実力的にやっていける のか、そもそも受かるのか」という不安を抱えるようでは、厳しい就職 活動になるのではないかと予想されます。 大阪の専修学校のギャラリーを拝見させていただきましたが、作品のレ ベルはごく普通の専門学校レベルであると思いました。 就職活動をはじめると質問者のご年齢は二十代半ばぐらいだと思います が、質問者が卒業段階で、あのギャラリーと同レベル程度の作品しか作 れない場合、年齢がネックとなる上に、そもそも作品審査段階で他の志 望者の作品のなかに埋没し、落とされる可能性がありそうです。 そうした認識をもち、勉学に励まれたほうがよいと思います。 次に根本的な問題を申し上げなければならないのですが、予備校の1~2 年、専修学校の2年という計画は私には不可能と思えるのですが、どうな さるつもりでしょうか。 専修学校の1年終わりごろから就職活動を始めるとしても、その時点で作 品集がないといけないわけですから、入学段階から就活用の作品を作らな ければなりません。 この学習環境でまるまる2年使っても、満足のいく作品を作ることは難しい というのに1年というのはあまりにも非現実的です。 ですから、3年制の専門、あるいは大学進学も含めて、計画を見直したほう がよいと思われます。もちろん、そのときはご自身の年齢のことも含めて 考えなければならないと思います。 最後に気になった点があったので付け加えたいのですが、質問者の立てた 計画などをみていますと、美術・デザイン系の一般的な進学あるいは教育 の仕組みを理解されていないように思えます。 二流以上の美大進学者は、高校時代から1~2年程度予備校に通い、さらに 1年以上の浪人を想定にいれて大学受験に挑みますので、美大受験=浪人 当たり前という認識をもちます。 よほどの運と才能がないかぎりはこの基礎段階で二~三年以上の経験を積みます。 大学入学後も一~二年は基礎に使い、三年次からプロに向けた本格的な教育に 進むのですが、ここでいう基礎というのは、入試に受かった人のための大学レベル の基礎教育のことをいいます。 たとえば、私が学んだグラフィックデザインでいえば、各ジャンルに対する考察や コンセプトの組み立て方、タイポグラフィやコンポジションとか、そういったデザ インの基礎部分のことですよね。 もちろん、多くの学生はそれだけではなんともならないと理解していますので、そ のときから個人製作や作品発表などをしていきます。 美大では教育に加え、こうした個人活動で能力を磨いていきます。 したがって、大阪の学校では高校のデザイン科で勉強した者が対象だから、基礎は 必要なく2年で済むというのは完全な間違いで、大学と比べ、確実に二年分の教育が 削られていると考えられます。 こういった点をふまえて、計画を再考する必要があると思います。

  • cookiy
  • ベストアンサー率34% (25/73)
回答No.1

質問の意図がよくわからないのですが、 激務でも薄給でもいいからwebデザイナーになりたい、そのための学校選びは 予備校と大阪市立デザイン教育研究所でよいのかという質問でしょうか? それとも、webデザイナーは薄給と聞いたが、それは嫌だから、そこそこの企 業でwebデザイナーとて働きたい、そのために学校は予備校と大阪市立デザイ ン教育研究所でよいのかという質問なのでしょうか。 その点を補足などで説明していただければ、お答えできますが…。

morishitain
質問者

補足

お答えいただきありがとうございます。 webデザイナーに限らずデザインの勉強をし、デザイン職に就きたいのですが、そうなると私立の1000万円近い奨学金を返せる自信がないので、安い学費でデザインの勉強をし、就職する方法を考えています。 最悪、就職できなくても借金が残らず実力がつけば問題ないです。 独学+美大予備校だとデッサン、色彩構成、立体構成ぐらいまでしか対応できないので、内部生がほとんどな大阪市立デザイン教育研究所に入ったあと実力的にやっていけるのか、そもそも受かるのか心配です。 大卒を生かして京都造形の通信制への編入も考えています。

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