• ベストアンサー
※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:データの捏造について)

データの捏造について

dumvo-hの回答

  • dumvo-h
  • ベストアンサー率56% (51/91)
回答No.2

心中お察しします。残念でたまりません。憤りすら覚えます。更に論文が書かれて発表される前に、先生方にその実態を報告し、程度によっては厳重注意以上の指導(謹慎・停学等)がなされるべきです。研究室全体のためにも、そしてその同級生の為にも、そうあるべきです。 しかし「そうあるべき」が達成されにくい背景があるのだろうと推察します。内部告発的な形で訴えるのは身に降りかかるリスクを考えると躊躇しますし、その同級生にもやむを得ない事情が(もしかしたら)あるのかもしれません。 「先生に良い結果を報告したい!認められたい!という一心で捏造に走っている」 「先生方から早く結果を出せと過剰なプレッシャーがかかっている」 こういった事情で悩んでいるようだったら、話を聞く時間を設けるとよいと思います。 私の所属する研究室では、こうしたやむを得ない事情があるために「偽装の誘惑に負けそうだ」と相談してくれた同期がいましたので、念のため申しあげておきます。 またNo.1様がコメントされているような可能性もあると思います。 以下は一般的な話ですが…… 『背信の科学者たち』(講談社ブルーバックス)を以前読んだことがありますが、実に多種多様な誘惑が研究者を捏造に導いていることがよく分かりました。大学は研究機関であると同時に教育機関でもある、というのであれば、論文紹介や問題演習の講義が研究室単位で設けられているように、科学者として持つべき倫理について学ぶ時間があってよいと思います。 古い本ですが『サイエンス・エシックス―科学者のジレンマと選択』(化学同人)は、企業内で働く研究者の苦悩と葛藤が平易な文章でリアルに描かれており、学部生でも十分、その苦悩と葛藤に自らの姿を重ねて考えることができます。 良心が許さないのであれば、こういった書籍を研究室で買って誰でも読める場所に置くことを先生方に進言されてはいかがですか。データが偽装されているかもしれないというリスクを管理するためにも学生の倫理観を高める必要があるのだ、結果は残すが倫理観に欠ける学生を世に輩出する研究室でもいいのか、と言って。 雑多な回答になってしまい申し訳ありません。 参考になれば幸いです。

kittenandcat
質問者

お礼

ご意見ありがとうございます。 他の皆さんが仰っているように私の考えすぎかもしれませんから、dumvo-hさんに紹介していただいた本も読んでみて色々考えてみたいとおもいます。

関連するQ&A

  • 不斉合成

    不斉合成を研究テーマとした研究室に所属しています。 ある子が、不斉合成を行って、ある化合物を合成しました。その化合物がプロトンNMRを測定したところ、その化合物は目的生成物であることがわかりました。目的生成物の量が少ないからと言う理由で、このデータを論文に投稿するとき、プロトンNMRとHPLCチャート以外の機器データ(13Cなど)をラセミ体で合成する方法で得られた化合物で集めると言っていたのですが、これってありなのですか? 教えてくださると幸いです。

  • 高分子化学と有機化学

    研究室選びの参考にお聞きしたいことがあります。 高分子化学と有機化学の分野の、現在の就職状況とはどのようなものなのでしょうか? (修士以上 旧帝大) また将来性も分かる範囲で教えていただきたいです。 高分子の分野では有機金属錯体を用いた高分子の不斉合成がメインで、有機化学では天然物合成とその化合物の生体分子との相互作用がメインの研究内容です。 自分のしたいレベルとしては本当に同じ程度です。色々と家庭の事情もあり将来のことを考えると就職状況は重要なファクターでして・・・。  ですので様々なご意見を聞かせていただければと思います。就職で研究室を選ぶなという方もおられるかもしれませんが、よろしくお願いします。

  • 有機合成にお詳しい方、お願いします!

    大学院生です。 研究で有機合成をやっています。 ポルフィリン側鎖にアニリンをもつ化合物、 そのアニリンの-NH2にカルボン酸由来分子を縮合させようとしています。 しかし、収率がとことん低いです。よくて50%ほど・・・ アニリンへの縮合は難しいのは論文でも分かっていますが、 私の扱っている化合物は ・シリカゲルカラム(DCM/MeOH=3/1でやっと落ちてくるが、はっきり分かれない) ・C18逆相カラムが使えない(固定相に吸着してカラムを破棄したことがある) などから、合成しても精製が厄介です。 そこで、お詳しい方の意見を聞きたいのですが、 このような場合、合成戦略としては、 ・ごり押しで縮合剤(EDC,HATU,DMT-MM,etc..)を振ってみて、収率のもっともいいものを無理やりシリカゲルで精製する ・アニリン部位から酸無水物の開環付加でさらに鎖を伸ばして反応性を高める のどちらに進むべきでしょうか? どちらもやればいいですが、どちらがセオリーに準じているでしょう? お願いします。

  • 有機化合物の機器分析参考書

    低分子有機化合物の機器分析(特にNMR,IR,MS,HPLC)参考書で初級者用と中級者用でそれぞれ良書がありましたら教えてください。全てではなくどれか一つだけでもかまいませんし、他のX線、ガスクロ、吸光度などでも良書がありましたら教えてください。 よろしくお願いします。

  • 実験データを捏造する院生・・・

    化学科の4回生なのですが、とんでもない院生のことで悩んでます。 その人は週1回ぐらいしか研究室に来ないのですが、 「卒論は俺はほとんど実験データを捏造して書いた。実験なんかめんどくさいし、捏造したほうがいい論文が書ける。化学なんかしょうもない学問をまじめに研究している奴なんかいるの?(笑)」 とかを4回生の前で言ってました。4回生に捏造しろとも言ってきました。 研究室には彼女を連れてくるし、教授や准教授をことをハゲとかカスとかいうし、もうどうしようもない人間です。 本人曰く、「修士論文も捏造して書くけど、ハゲたちは気づかないだろうし、卒業できたらそれでいいんだ」らしいです。 このことを教授に言おうか悩んでいるのですが、その院生が権力を握っているのでもしかしたら僕が研究室で孤立するかもしれないかもしれません。なにかアドバイスをください。

  • 有機化合物の構造式について

    有機化合物や高分子化合物など (たとえば、エポキシ樹脂とか ポリエチレンテレフタートなど) の構造式は、「亀の甲」のようなベンゼンや、 複雑な官能基が、たくさんあって、 理解しにくいのですが、どうしたら分かりやすくなるでしょうか? そして、これらの有機化合物や高分子化合物を どうやって合成(作り出す事)するのでしょうか? 日本はノーベル化学賞の白川教授 (電気を通すプラスチックの研究)を出すように、 有機化合物の研究が進んでいるようですから、 この分野のことをもっと理解したくて、質問しました。

  • 特許と論文について

    今、私は大学の博士課程2年生です。 有機合成を専門としており、2年前にある光学活性化合物の合成法について、日本で特許を取りました。 まだ、論文にしていなかったため、執筆しようとしていたところ ある国際誌に申請した特許とほぼ同じ反応をほかの外国のグループが報告していました。 内容は基質、不斉触媒、反応試薬はまったく同じです。 しかし、有機溶媒および反応温度に関しては若干異なります。 このような場合、私がやった研究はもう論文にすることができないのでしょうか。 もし詳しい方がいましたら、御教授してください。 よろしくお願いいたします。

  • 有機化合物の構造式について

    有機化合物や高分子化合物など (たとえば、エポキシ樹脂とか ポリエチレンテレフタートなど) の構造式は、「亀の甲」のようなベンゼンや、 複雑な官能基が、たくさんあって、 理解しにくいのですが、どうしたら分かりやすくなるでしょうか? そして、これらの有機化合物や高分子化合物を どうやって合成(作り出す事)するのでしょうか? 日本はノーベル化学賞の白川教授 (電気を通すプラスチックの研究)を出すように、 有機化合物の研究が進んでいるようですから、 この分野のことをもっと理解したくて、質問しました。 (申し訳ありませんが、締め切るのが早過ぎた為、 再度質問させて、頂きます。)

  • 研究発表でデータの使い回しや捏造、改ざんをしたらどうなりますか?

    研究発表でデータの使い回しや捏造、改ざんをしたらどうなりますか? 論文(プレプリントやディスカッションペーパーなど査読がないものも含む)、学会発表などの公式な研究発表でデータの使い回しや捏造、改ざんなどをやった研究者はその後どうなるのでしょうか? 解雇されなかったとしても、その後の研究者として生きていけますか?

  • 研究室の変更・

    修士ではペプチド合成を行っていますが、もっと有機化学の知識・技量を向上させたいため、博士課程から泥臭い有機合成をやろうか迷っています。(全合成、不斉触媒、錯体など、もしくは超分子化学)。そのため研究室を変更しようか考えています。 本人の頑張りにはよりますが、Dからこのような分野に飛び込むのは危険でしょうか?(卒業できない、結果が出にくいなど..)