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ADHDやLDは嘘…?
古い情報になるのですが、 http://www.ugoslink.com/history/add_adhd/fraud.html によれば、ADHDやLDは嘘だと言われているのですが、自分が注意欠陥障害の診断を受けていて、実際にそれらしい症状が出ている事もあり、どうも納得がいきません。 発達障害であるADHDを「病気」と呼んでいるので、筆者の理解度にも疑問を感じます。 読んでいて私にとっては難解な部分がありましたが、私より詳しい方には実際の事が分かるのかもしれません。 この記事で言われている事についての見解をお聞かせください。
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最初に、私は研究者でも医療関係者でもなく、特別支援の現場の人間ですが、この筆者の思い違いについてはいくつかの具体例は挙げられます。 まず、質問者様のおっしゃるようにADHDやLDはいわゆる「病気」ではなく、従って現場では「治療」は行いませんよね。 いかに今の生きづらさをうまく現実の社会に適応させていくかの工夫を、当事者と支援者で一緒に考えてゆくというものです。 今は使われない「リタリン(代替薬はあり)」も、あれでADHDやLDの症状を完全治癒に向けるのではなく、学童期の衝動性を抑えておくあいだに、身につけて欲しい学習面や行動面のスキルを身につけさせるための補助となっています。 この筆者が、現場では当然のように認識されているそういったことを理解されているのかが非常に疑問です。 はっきり言って、当事者と支援者たち現場の者は、病気であろうが障害であろうが、今実際に困っていることについて対応していこうとしているのであって、病気でないのなら放っておけというわけには行かないと私は思います。 非常に具体的な例を挙げると、筆者が「LDは字が下手だ」(なら字を練習すればLDは治るのか。ナンセンスだと続きます)と言っていますが、下手なわけではありません。 おそらくLDと呼ばれる方のノートを見たこともないのでしょう。 ある方は、罫線が引いてあっても真っ直ぐに書くことができません。どんどんマス目を外れて曲がっていきます。ページの頭からではなく、いきなり中央から書き始めます。そういう特性を持った方々というだけです。 これでは、日本の学習形態では本人にとって苦痛を感じます。その苦痛を取り除くには「学習形態自体を変える」か「本人の文字の書き方を、訓練によって修正してゆく」かのどちらかの方法があります。 現場の人間はADHDやLDの方々が不便を感じていれば、本人だけでなく周りの環境も整えていきます。そして最終的にはスムーズな社会的自立を目指します。 筆者にとって病気じゃないから放っておくのは構いませんが、実際にそれでは困る方々がいらっしゃるからこその支援であり、それをすべて当事者本人の自己責任によって解決せよでは無責任すぎると思います。 医学的な見地からのご意見は、私のような現場の支援者にはとても興味があります。他の方々のご回答を参考にさせてください。
お礼
ありがとうございます 私もそう思います