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H.G ウェルズの「宇宙戦争」について

いまさらながらですが、ウェルズの宇宙戦争、原題はThe War of the Worldsですが、物心ついて目にした限り、邦題は「宇宙戦争」です。パルの1953年版の映画も邦題タイトルは「宇宙戦争」です。 いったいいつからThe War of the Worldsが宇宙戦争になったのか、突然気になりだして困っています。 真相をご存じの方、おいででしたらお教えください。

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noname#125540
noname#125540
回答No.2

真相は存じませんが、 『ウォー・オヴ・ザ・ワールド』のような感じの題名を付けるようになったのは近年になってからですから、日本語タイトルを付けるのは昔なら当然のことですよね。 大正時代に訳本が出ていたんですね、興味深いです。 ウィキペディアを覗いてみたら、 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%87%E5%AE%99%E6%88%A6%E4%BA%89_%28H%E3%83%BBG%E3%83%BB%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%82%BA%29#.E6.A6.82.E8.A6.81 「他の民族に対して破壊行為を働いてきたヨーロッパ人に対する文明批判が如実に見られる。」との記載がありました。 ということであれば、"The War of the Worlds"は ヨーロッパ世界対それ以外の世界の戦いと、 火星人の世界対地球人の世界の戦いを引っ掛けたタイトルなのだろうと推察します。 しかし「世界の戦争」「2つの世界の戦争」と言っても感じが出ないし、科学小説として売り出したい場合にはピンと来ませんから、キャッチーな『宇宙戦争』という題名を考え出したのではないでしょうか。 なお、英和辞典を見ると、worldという単語には宇宙の意味もあります。 英英辞典を見ると、場所や状況(place/situation)、他の惑星(another planet)、外の世界(the outside world)、異質なものを言うとき(something is very different)などいろいろな意味が出ていました。 http://www.ldoceonline.com/dictionary/world_1 ご存じでしたら蛇足ですが、邦題は直訳とは限りません。 直訳する場合もあるし、意訳する場合もあるし、変更して名前を作る場合もあります。

その他の回答 (1)

  • bakansky
  • ベストアンサー率48% (3506/7250)
回答No.1

内容的には「宇宙戦争」ですね。 ちょいと検索してみたら、1915年(大正4年)に発行された『科学小説 宇宙戦争』という本を紹介されている方がおられました。 おそらく日本で初めてこの作品を翻訳・紹介したのは、この本ではあるまいか、と書いておられます。 http://www.geocities.jp/makiitirou/book1/book002/book0409a.html 何かの参考になりますでしょうか。

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