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授業終了のベルと同時に走り去る生徒達
アメリカの映画、アニメなどの学校の描写で、「授業を受けていた生徒達が授業終了のベルが鳴るのと同時に蜘蛛の子を散らすように教室を走りさっていく」というのを何度か見たことがあります。授業の途中で先生が喋っていても、ベルがなったらおかまいなしに生徒達は帰っており、先生も「ベルがなったんだから仕方ないか」というような顔をしています。 日本ではそんなこと考えられないことだと思うのですが、アメリカでは授業終了のベルが鳴ったら即座に帰っていいというルールのようなものがあるのでしょうか? この質問に関心を持たれた方、ご意見お待ちしています。
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質問者が選んだベストアンサー
アメリカ在住3年です。仕事柄(教育系の大学教員)、学校見学もよくしました。 これは、演出でも何でもなく事実です。さすがに小学校ではそんなことはありませんが、中学・高校では当たり前の事です。というのは、日本と違い、授業と授業の間に休み時間というのが無いからです。業間は3分から5分程度です。しかも高校は義務教育ですから、全校生徒は3千人くらい当たり前。 キャンパスは日本の短大くらいの広さがあります。日本の大学と同じシステムで、生徒は教室で先生を待つのではなく、それぞれが選択した授業の教室に移動をします。そうなると、次の授業の教室へ移動するだけでギリギリの時間しかありません。しかも遅刻には大変厳しい。 必然的に「授業終了のベルが鳴るのと同時に蜘蛛の子を散らすように教室を走りさっていく」ということになるわけです。逆に言えば、終了のベルが鳴ってまで話し続けている教員の方が悪い、ということです。
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ご意見ということなので、一言、ふたこと、三言くらい(笑) わたしが、ひとつ思うのは演出ではないか?と思います。 洋の東西を問わず、まったく子どもたちは遊ぶことになると 素早いな。と微笑ましく思わせるとか。 ふたつ目に思うのはあちらでは、サービス残業みたいなことを しない風土と聞きますので、時間が来たら、「ハイそこまで。」 あとは自分の時間。という意識が子どもでも強くてすぐ自分の したいことをするとか。 う~ん、この二点ぐらいしか思いつかなかったです。 こんな意見でも良かったでしょうか?
お礼
回答ありがとうございます。 演出というのもあると思います。ザ・シンプソンズのOPで居残りさせられていたバートがベルと同時にスケボーで学校を飛び出す、といったものとか(笑)。そういうイメージが私の頭に強く残っているのかもしれません。 さらに私が思ったのはアメリカの学校は日本みたいに終わりの会やホームルームがないのかなということです。日本のように授業が終わって先生が今日あったことをうんぬん、明日持ってくるものをうんぬん、ということを話す時間はないのかもしれません。 回答者さんがおっしゃるように、アメリカは定時に帰るという慣習があるため子供もその影響を受けているというのはあるかもしれませんね。 とても参考になりました。あれが文化の違いなのか演出なのか、はたまたその両方なのかはっきりとは分かりませんが、答えに近づいた気がします。
お礼
回答ありがとうございます。 事の真相が分かりすっきりするとともに、日本との違いの多さに驚きました。演出ではなく学校の仕組みの違いによって起こる現象だったのですね。それにしても授業と授業の間に休み時間がないとは…。教室が遠いと走って移動して休む間もなく次の授業、という大変忙しないことになるのでしょうね。アメリカの子供達の心中お察しします。 アメリカの学校のことが知れてとても参考になり、面白かったです。どうもありがとうございました。