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乗り物ごとの燃料の違いについて

自動車、バス、飛行機などはそれぞれ使用する燃料が違います(ガソリンや軽油など)。燃料の種類が違うのは何故でしょうか? 詳しい方よろしくお願いします。

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  • cat-food
  • ベストアンサー率61% (124/201)
回答No.4

使用するエンジンが違うからです。日本の場合、乗用車にはオットーエンジン(いわゆるガソリンエンジン)、バスにはディーゼルエンジン、飛行機にはタービンエンジン(いわゆるジェットエンジン)が使われ、それぞれガソリン、軽油、ジェット燃料が使われます。 オットーエンジンは安価で、騒音や振動が少ないため乗用車に使われますが、予混合燃焼といって、燃料と空気をあらかじめ混ぜ合わせてから燃焼させます。空気と混ぜ合わせるために簡単に蒸発するガソリンが使われます。 ディーゼルエンジンは騒音、振動が大きく、比較的高価ですが、出力が大きく、燃費がよいのでバスやトラック、船舶などで使われます。このエンジンでは拡散燃焼といって、加圧加熱された空気の中に燃料を噴射させて、自然着火させます。加圧空気の中に燃料を霧状にして押し込むので、燃料は適度な粘度と潤滑性があり、かつ自然着火しやすいことが必要です。このため軽油が使われます。 タービンエンジンは振動が比較的少なく、重量当たりの出力が大きく、効率もよいので航空機や発電機などに使われます。ディーゼルエンジンと同様に拡散燃焼なので軽油でもよいのですが、高空では低温になるので低温でも固まらない灯油に静電防止剤などを添加したジェット燃料が使われます。 なお、石油産業が始まったころはランプに使う灯油が主製品で、ガソリンは余り物だったためガソリンエンジンが使われるようになった。その後、電灯が普及したためにランプ用の灯油が余り、ジェットエンジンが開発されたという歴史的な経緯もあります。 ただ、現在ではガソリンや灯軽油は分解装置を使って重油から作られており、石油製品はそれぞれの需要に合わせて生産されています。石油精製側の都合で燃料が選択されていることはありません。

その他の回答 (3)

  • htms42
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回答No.3

船舶でジーゼルエンジン、小型自動車でガソリンエンジンというのはエンジンの特性による選択のはずです。経済性から考えるのはちょっと方向違いだろうと思います。 軽油とガソリンの値段の違いというのは政策的なものです。 値段は石油として決まっています。 軽油も灯油もガソリンも同時に出来るわけです。 石油からガソリンだけを作るとか軽油だけを作るというのはできないのですから両方が同じように消費されなければ余ってしまって困る事になります。(片方を意図的に余らして輸出に回すということをやっているのであれば話は別です。でもそういう話はあまり聞いたことがありません。) 軽油がガソリンよりもやすいのは主に税金の違いによるものです。同じ材料から同時に出来るのですから製造コスト、原材料コストは同じです。トラック、バス等の運輸業界を政策的に保護するための価格設定だろうと思います。 今ガソリンスタンドでのガソリンと軽油の値段の差は10円程度です。以前はもっと差が大きかったです。 ガソリンを使う乗用車はぜいたく品という認識だったからだろうと思います。 フォードがガソリンエンジンを積んだ小型車を開発した時、ガソリンは使い道のない廃物だったという話です。当然値段も安かっただろうと思います。

  • debukuro
  • ベストアンサー率19% (3634/18947)
回答No.2

扱いやすさ 入手のしやすさ エネルギー量 経済性 などそれぞれの交通機関に適したものが選ばれます いくら石炭のエネルギーが大きいからといって航空機では扱いにくいでしょう ガソリンは燃焼生成物が少ないからといって船の燃料用に何百トンも保管するのは危険すぎます アメリカでは輸送用に蒸気機関車が現役です なぜなら森林鉄道なら燃料はただですから ケースバイケースで選択されるのです

  • toshi1989
  • ベストアンサー率44% (91/206)
回答No.1

飛行機(ジェット旅客機)。 ケロシン、灯油やナフサなど同じ様な成分のもので、アルコールやガソリン、経由などを精製した残り物なので価格が安い。 ジェットエンジン、燃料を大量に使う、価格が安い。(エンジン構造その物の特性にもよります) バス(主に日本の場合)。 デーゼルエンジンが多いので、主に軽油を燃料とする。 大勢の人を乗せて走る為に、大きなトルクを出しやすいディーゼルエンジンを使用している。(天然ガスのエンジンも有ります、環境に優しい事と価格が安いため) エンジンがディーゼルなので燃料は軽油。(価格もガソリンよりも割安) 普通の自動車。(含むバイク) ガソリンエンジンが多い。 小型で高出力が出しやすい、エンジンの振動や騒音が少ないので一般家庭向きの使用に適している。 (一部ディーゼルエンジンの普通車も有ります、最近では環境問題の面で見直されて来ている) タクシー。 LPG車(プロパンガス)。 利益を出すために価格の安いプロパンガスを使用する。 インフラの整備(ガス、スタンド)が貧弱なので一般乗用車向けには普及していない。 最近はガソリンと電気を併用して走るハイブリッドも有りますよね。

hiwhr34
質問者

お礼

皆さん、丁寧な回答ありがとうございました。 勉強になりました。

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