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ステップドリルの最適ドライバー

現在、真空管オーディオアンプを製作中です。 その2~3mmのアルミシャシーに16φ以上の丸穴を開けたいのですが、 ステップドリルが一番簡単正確ということがある本に載っています。 そのドリルを使用する際1台購入するとすると、 もっとも適した電動ドリルは、 インパクトドライバー又はドリルドライバーのいずれになるのでしょうか? また、今持っているハンドドリルでは不可能 (経験からしてそのような気がしています)でしょうか? 因みに、あまり使用頻度が無いので、 電動の場合はコード式にしようと思っています。 よろしくお願いします。

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回答No.2

キレイに穴あけをしようと思えば、「ドリルの歯(ビット)」よりも「ドリル本体」にお金をかける必要があります。 ハンドドリルは、お察しの通り、パワーが足りない上に中心軸が安定しないので使えません。もっとも、ネジ穴などはハンドドリルを使った方がキレイに開けられます(電動工具だと勢いがつきすぎる)。 電動ドリルは、より細かく分けると、(1)電動ドリル、(2)振動ドリル、(3)ドリルドライバ、に分類できます。よく似たものに、(4)インパクトドライバ、(5)インパクトレンチ、があります。 (1)は、ドリルの機能しかないものですが、トルクが高く、木工・金工を問わず、大きな穴でも難渋せずに開けられます。ただ、一般的にプロ向けの工具が多いので、きわめて重く、他の用途に転用できないので、素人には持て余すことが多いといえます。回転数可変のものは比較的高価です。 (2)は、電動ドリルに前後の振動を与える機能が付いています。これは、主にコンクリートに穴をあけるためのもので、ふつうオーディオ工作には使いません。 (3)は、ドリルにもなる「電動ドライバ」です。ドリルに比べてパワーがない反面、ドライバとしても使えるので、家庭用のDIYでは重宝します。プロユースでも、下穴開けとネジ締めが1台でできるので、ホームセンターなどで手に入る「電動ドライバ」は、多くがこのタイプです。安いものは回転数固定です。 (4)は、電動ドライバに前後の振動が加わります。これによって締め付けトルクが格段に上がりますが、穴開けの際には振動が邪魔になるので、使えません。 (5)は、自動車のホイールのボルトを締結するのに使う電動レンチです。 これらの工具は、いずれも手持ちで使うので、軸がブレやすいという欠点があります。対象物の抵抗でビットがズレようとするので、ドリルをしっかり持たなければなりませんが、そうすると、今度は対象物が逃げていきます。その結果、穴がキレイに開かなかったり、位置がずれたり、最悪ケガの原因になります。 ドリルの側を強固に固定できるのは、ボール盤です。これは、電動ドリルのお化けのようなものですが、フライホイール効果で低速でも回転が安定するので、非常に滑らかに穴開けができます。もっとも、DIYでは大きすぎる上に出番が限られるので、持て余す可能性が高いでしょう。 ビットの使い方としては、ステップドリルやホールソーで目的のサイズの穴を一発で開けてしまう方法と、6~8mmの下穴を開けてリーマーで広げる方法があります。前者の方が工具にパワーが必要ですが、穴自体はキレイです。 また、電動工具を使わない方法として、シャーシパンチという工具を使うこともできます。これも、比較的キレイな穴開けが可能ですが、対象物の厚さによってはかなりの腕力が必要になります。 個人的には、将来的にボール盤を導入するのでなければ、ドリルドライバで下穴を開けてリーマーとシャーシパンチで頑張った方が良く、大型のドリルとホールソー(やステップドリル)は扱いづらいと思います。 なお、もし電動工具を購入する場合は、できるだけ日本のメーカーの製品を選んだ方が良いと思います。安全・安心が何より大切ですので。

klfsiena
質問者

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早速ご回答いただきまして、ありがとうございます。 用語自体も間違えているようで、お恥ずかしい次第です。 >「ドリルの歯(ビット)」よりも「ドリル本体」にお金をかける必要があります。 >ネジ穴などはハンドドリルを使った方がキレイに開けられます。 その通りだと思います。 >(1)~(5) こういうものは、用途に応じていろいろな工具があり、 それを使えば非常に楽に且つきれいに工作できる筈です。 しかしそれを全部そろえるとなると大変種類が多く、 大掛かりになりしたがって高価になり、置き場所も必要になります。 私はそこまでする気は無いので、 最低限の自作のツールという意味で、汎用性を重視しています。 少し高価でもできるだけ汎用性があり、 可能な範囲での努力でもって、 それなりの精度で加工できる工具を考えています。 今回ステップドリルなるものが、 大変楽にきれいに加工できるとの記事がありましたので、 これが本当であれば、サイズが多様で汎用性が高いものと判断しました。 もともと安くなった電動のドリル又はドライバーの購入は考えていましたので、 そのステップドリル(またはホールソー)を使用するに当たって、 最適な電動工具はどれかを質問させていただいた次第です。 なお、シャーシパンチ・リーマーは今回厚みが最大3mmなので、 ちょっと大変だという気がします。 私のこれまでの経験から操作性および精度をを<推測>すると、 (1)ステップドリルは、ハンドドリルでは到底不可能。 (2)電動では比較的操作は改善されるが完全ではない? (3)電動でホールソーであればさらに改善? (4)ボール盤があればいずれでもほぼ完璧 というところでしょうか? この(2)~(3)あたりの加工の難易度・精度の可能性・ニュアンスに、 確証を持ちたいと思っています。 その上で、(2)でよいのならビットは汎用性の高いステップドリルを選び、 (3)ならホールソーはサイズが限定されるのですがこれを我慢し、 本体は電動のドリル又はドライバーで、 ビットに合う汎用性の高いものを選びたいと思います。 上記のビットおよび本体の選択についてご意見をお伺いしたいので、 引き続きよろしくお願いします。

その他の回答 (5)

  • kenta58e2
  • ベストアンサー率74% (2483/3311)
回答No.6

私は、XLRレセクタプルのジャンクションボックスなどを良く作るので、それこそ2~3mmのアルミ板に16φ~23φの穴開けをちょこちょこやりますが、ちょっと強力目のドリルドライバとホールソーで、特に不便は無いですけどね。 ドリルドライバはホームセンターの安物ですが、ホールソーは、ちょっと奢ってちゃんとした奴買いました。アルミならそれでもきれいに穴開きます。 ステップドリルは、持ってますけど原則使いません。手で空けると、どうしてもブレて穴がゆがむので…まぁ、これは要するに私が下手という事かもですが(^^ゞ、でも私の腕ではホールソーが一番です。下手でもセンターずれないし、一発できれいに穴開くし…

klfsiena
質問者

お礼

ありがとうございました!

klfsiena
質問者

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ご回答ありがとうございます。 >手で空けると、どうしてもブレて穴がゆがむので…。 ステップドリルの場合、私も、<感じだけ>ですけどそんな気がします。 ホールソーの場合、センターがずれないことはかなり有利・効果的だと思います。 センターがずれなければ、よほど軸の垂直が倒れない限り、 開口がゆがむことは少ないと思われます。 結論として、アルミダイキャスト製電動ドリルドライバーとし、 回転数の調整は無くてもOK、 ビットは汎用性には劣るが、ホールソーとしたいと思います。 皆さん本当にありがとうございました。

回答No.5

個人的に、ステップドリルは使ったことがない(半導体アンプしか作らないので、鉄工で大きな穴を開ける必要がない。リーマーとハンドニブラで事足りる)ので、的確なアドバイスではありませんが... ドライバドリルかドリルかに関しては、ネジ締めに時間がかかる(かつ腕がダルくなる)のを厭わないなら、ドリル1台の方が良いと思います(実際問題として、家具を作らなければ電動ドライバはなくても困らないと思います)。理由は、(1)補助ハンドルのある機種があること、(2)チャック能力に優れていること、(3)パワーが大きいこと、です。 個人的には、補助ハンドルは、できれば外したくない機能です。また、ドリルに特化する場合、本体が重い方が良いでしょう(プラスチックよりダイカスト)。いずれも、安定性が増します。プロのように狭い場所で上向きに片手で穴開けをするようなケースは考えにくく、素人は腕力も足りないので、機械に頼った方が良いと思います。 チャックは、3mm径くらいまではハンドドリルでいける(必要ならアタッチメントのピンバイスがある)ので、小さい方より大きい方を重視します(~10mmだとたいていのビットに対応できる)。また、手で回して締めるタイプ(キーレスチャック)より、キー(チャックハンドル)で締めるタイプの方が確実です。 回転数可変は、あれば便利ですが、低回転数ではトルクも小さくなるのがふつうなので、場合によっては除外しても良いと思います。キットの電子工作くらい訳はないでしょうから、必要なら後から作ることで対応できます。 http://www.elekit.co.jp/product/4e542d3134 ホールソーとステップドリル、どちらが優れているのかは分かりません。ホールソーも、油断していると斜めに入って余計な傷がついたりします。ステップドリルは、どのくらい耐久性があるのか分からないので、いささか躊躇します。 あとは、センターポンチと切削油、バリ取りがあれば大丈夫でしょう。油圧工具とか大型の工作機械とかが使えれば、もちろんいうことはありませんが、誰でも彼でも調達できる訳ではありませんので...

klfsiena
質問者

お礼

ありがとうございました!

klfsiena
質問者

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何度もご返事、ありがとうございます。 ディテールとニュアンスが伝わる記述で、 感覚的に(観念的ではなく・・・。これが大事)理解できた気がします。 ドリルかドライバーかについては、大きなチャックのドライバーにしようかと思います。 回転数可変については、 そういえばアンプ調整用に500Wのスライダックを持っていますので、それで代用できますね。 それこそ意図する汎用性 (^-^;) ビットについてはもう少し研究してみます。 ありがとうございました。

  • e_Chikama
  • ベストアンサー率29% (57/192)
回答No.4

再度 #1 です。 丸穴の開け方ですが、私は少々綺麗さは少々落ちますか、下の写真の方法で開けていることも有りますので、参考にしてください。 電気工事屋さんに、配電盤等に丸穴を開ける工具が有ります。  名前は、ノックアウトパンチ(正式名前 ?) で、油圧式の工具です。 12mm程度の下穴(ドリル丸穴)を空け、工具を通し必要な丸穴を開けます。 わりと簡単で、下穴さえ開ければ、5mm程度までなら短時間で開けれます。 私は、工事屋さんで借りたり、下穴を空け現場で拝借しています。 ボール盤は、鉄工所で拝借です。 少々のお礼(菓子)を持参しています。(お金は取らないため) また、溶接はしていません。 アルミアングルとベース板を、埋め込みポルトと板金加工で仕上げています。 写真のご意見有難うございます。 さすがですね、この写真で 211又は845を判断されるとは、相当の経験者と敬服します。   845シングル(トランスドライブ)です。 重量は30キロ強あります、重量がありますとドッシリして、振動が伝わりにく、私としては安定した音質と感じています。

klfsiena
質問者

お礼

ありがとうございました!

klfsiena
質問者

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またまたご意見をいただきまして、ありがとうございます。 参考にさせていただきます。 WEBも覗かせていただきました。 <手段が目的になるのが本当のマニア> を実感しました。

  • 10423163
  • ベストアンサー率45% (219/477)
回答No.3

もしお金をかけたく無ければ、労力をかけましょう。 真空管アンプの自作全盛の頃は、電動ドリル(バッテリー駆動、回転数コントール付)なんてありませんでしたから(あっても高価)、こんな方法でした。 で、その方法は、開けたい円をケガキます。その内側に沿ってどんなドリルでもかまいませんでの、順番に穴(6mmφぐらい)を連続(本来の穴の線に余裕を持って)で開けて行きます。 その小さい穴で一周し中央部分が開いたあと、ギザギザ状態の内側をヤスリで丁寧にケガキ線まじかまでケズリます。決してあせってはいけません。仕上げとして円筒形の棒状のも(開けたい穴径に近いもの)に耐水ペーパーを巻きつけて仕上げて行きます。最初は100番程度から、最終500番(つるつる狙いなら800番以上で仕上げ) とにかく、根気と労力を使いますが決してきれいに仕上げられない訳ではありません。 また、加工時に他の場所を傷つけないように、テープか何かを張って作業してくださいね。 あと、開けたい16φは、16cmφですよね。16mmφなら上記の方法は間違いですのであしからず。

klfsiena
質問者

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ご回答いただきまして、ありがとうございます。 私は、現在5・6台目のAMPを製作中で、 以前はこの通りのやり方で製作していました。 (オーダーしたのもありますが) したがって、ご回答の内容はよくわかります。 やっぱりこれしか無いのでしょうか? 今回、真空管収容防振ケースの厚みが3mmなので、 ちょっとこれは大変かと・・・。 なお、明けたい16φは16mmφです。

  • e_Chikama
  • ベストアンサー率29% (57/192)
回答No.1

金属加工は初めてでしょうか ? 私も、趣味でアンプをシャーシ加工から行っていますが、アルミ板の加工は簡単と思われていますが、相当難しいです。 (特に大きな丸穴) 理由は、やわらかい為、切れるというよりも加工熱で溶ける様です。 > その2~3mmのアルミシャシーに16φ以上の丸穴を開けたいのですが、 大きなまる穴は、電気ドリルの回転速度を変えれる物で、低速回転で行います。 ただし、綺麗に丸穴は難しいです。 (何回か経験が必要です) ホルソーと言うドリルに付ける工具と、ボール盤で機械油を付けて低速で行うと、綺麗に開けれます。 また、インパクトドリルは否可です。 プロとアマチュアの違いは、ケース等の加工及びデザイン力の違いです。  特に、オーディオ関係機器は、見た目のデザインや加工力が無いと、ただ製作しただけの商品で、自己満足の商品になります。 練習のつもりで、色々経験が必要です。 私は、何回も失敗し後悔し、色々な方法で、造り上げたアンプが下の写真です。 デザイン、ケース加工全部自作です。 自慢では有りませんが、アマチュアでも何回か経験するとここまで出来ます。 頑張って下さい。

klfsiena
質問者

補足

早速ご回答いただきまして、ありがとうございます。 アンプは4台ほど自作し、回答No3のやり方で行ってきました。(ハンドドリル) 今回アルミ板(真空管専用サブケース)の厚みが3mmほどあり、 きれいに明けられるというステップドリルなるものがあることを見つけましたので、 電動でできれば少しは楽かと思い質問した次第です。 仰るとおりボール盤があればよいのですが、使用頻度が少ないので、CPが悪いし置き場に困ります。 添付の画像の努力と情熱には感服いたしました。 すばらしいですね。211か845でしょうか? ボール盤は勿論、溶接機などもおありでしょうね。 重いのは音にとっては悪く無いでしょうが、 こうなると、とても一人では動かせないでしょうね。 私も現在はプリプリおよびプリアンプ(各1台)の製作中ですが、 次回は805のモノブロックを考えています。

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