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安くてもよい低山(2000メートル前後)の服装
この前800メートルくらいの山に登った初心者です。 これからの季節(雪山はまだ考えていませんが) 服装を色々買い揃えなくてはいけないと考えると お財布がカラッポになりかねません(笑) 安くて登山服の代わりになるものを知りたいです。 購入したものは モンベルのアンダーウェア数々。 ミズノのベルデックのレインウェア自分用 オンヨネのレインウェア夫用 登山用ズボン ↑の4つは頑張って買いました。 あと安いものは ダイエーで小さく折りたためられるウィンドブレイカー 一着2900円のもの。 あと中間着だのジャケットなど 安くても平気なものはありますか? 乱文ですみませんが よろしくお願いします。
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登山歴約30年の者です。 登山のウエアはアンダー(ベースレイヤー)、ミドラー(ミドルレイヤー)そしてアウター(シェル)の3層の重ね着が基本です。 つまるところ、「身体を濡らさない」という目的のために果たす役割がそれぞれのレイヤーで違うわけです。 すなわち、アンダーは身体から出る汗を素早くウエアの表側に放出することですから、単なる速乾性だけでなく「吸汗発散性」が重要な性能になります。 アウターは内側から発散されてくる水蒸気を表面に放出しながら、ウエアの外から来る水(雨や雪)を遮断するという「防水透湿性」が重要な機能になります。 そしてミドラーは「保温性」が果たすべき主な機能になります。 アンダーも保温性を大きく左右するのですが、ベースレイヤーは行動中に着替えたりすることはまずありませんので(不可能な場合も多い)、いわば「ベースの暖かさ」を決めることになります。なので不必要な厚手のアンダーを着ると、行動中に大汗をかいたりして逆効果になったりします。 ミドラーの機能としてもうひとつ重要なのは、「アンダーからアウターに放出される水蒸気の邪魔をしないこと」です。綿のシャツなどを着ると、シャツが保水してしまうため、どんなに高機能のアウターを着ていても効果は半減です。 という基本を前提で考えると、質問者さんはアンダーはモンベルを購入されているようですし、アウターはミズノとオンヨネを持っておられると言うことで、問題ないと思います。ゴアテックスのアウターは当面は必要ないでしょう。 ウインドブレーカーも別にあっても良いのですが、防風の機能はアウター(つまりレインウエア)で代用できるので、別になくても支障ありません。荷物を軽量化したい場合は邪魔になるでしょう。 で、問題のミドラー(中間着)ですが、アンダーとアウターの仕事の邪魔さえしなければ、登山用でなくてはならないということはありません。もちろん登山用は機能性をきちんと考えて作られているので、それがベストなのですが、他のものでも代用は可能です。 「アウターとアンダーの邪魔をしない」というのは、要するに「綿製品はNG」ということです。 なので必然的に化繊製品の中から選ぶことになります。もちろんウールでも良いのですが、「登山用でないウール」を買うくらいなら、「登山用の化繊」を買った方が良いですから。 保温性については、「性能」ではなく「仕様」なので、登る山の気象条件に沿ってどの程度の保温性が必要かを考慮の上、選択することになります。 とりあえず行動着として、薄手のシャツが必要ですね。 これはスポーツ用品店でポリエステル系のジャージが良いのでは。パンツも登山用の製品に手が出ないのであれば、ジャージが良いと思います。ジャージの上下で山に登るのは、あまり格好良いとは言えないかもしれませんが、まあ背に腹は替えられないですし。 もうひとつ、荒天時の保温力の向上のためのウエアが必要です。晴天時には着ないけれど、荒れた時にジャージを脱いでorジャージの上から着るウエアです。 これは普通は薄手のフリースが無難でしょう。別にユニクロでもかまいません。 ただ、登山用ウエアの「性能」というのは、先ほど述べたとおり「保温性」ではなく(保温性は「仕様」)、軽量性とコンパクト性なのです。 同じ暖かさなら、高価な製品の方が軽くコンパクトになるのは概ね間違いありません。値付けの割にたいしたことないメーカーもありますが。 なので「普段はザックの中で眠っていることが多いウエア」がユニクロだったりすると、やたら嵩張って重かったりします。まあ最初は仕方ないので、少しずつ買いそろえていくと良いでしょう。 「薄手フリース」は、どこかでモンベルの取扱店があれば、「シャミースジャケット」を手に取ってみてください。これがまともな登山用の薄手フリースとしてはボトムクラスになります。これの重さや嵩、着心地を憶えておいて、ユニクロなどでフリースを選ぶ時の判断基準にすると良いでしょう。 このジャンルのベストはパタゴニアのR2ジャケットでしょうね。これもどこかで一度、手に取ってみてください。 なお、薄手フリースといってもバリエーションが多いのですが、基本的には裏地にライニングなどがないプレーンなものが良いです。 ライニング付きだと防風性は向上するのですが、少し蒸れやすくなります。とにかく防風性はアウターで実現する、と考えた方が最初は良いでしょう。その方が体温調節の幅が広くなります。 表地がナイロンやポリエステル系の防風性がある生地で、裏にフリース地などを貼り合わせてあるウエアが登山用には多くあります。これは中間着の機能を持ちながら防風性というアウターの機能を一部持たせたもので、「ソフトシェル」と呼ばれています。 代表的なのはモンベルのライトシェルジャケットでしょう。これも使い勝手は非常に良いので1着持っていても損はありません。この場合はジャージの替わりに、ということになります。(ただしこの構成にするとフリースの使い方が少し難しくなるけど) でも、とりあえず「基本」すなわち、アウターとミドラー、インナーをきちんと機能を理解して使うことが先でしょうね。 登山のウエアの基本が理解できれば、ソフトシェルの便利さも判ってくるでしょうし、効率の良い使い方ができるようになると思います。何も判らないままソフトシェルを買っても、単に荷物が増えるだけになるでしょうから。
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今時期ならその程度で十分ですよ。 秋に向けてだとジャスコのフリースでもいいし。 ジャケットもさほどこだわることもないでしょう。 秋頃はレインウエアがウインドブレーカーの代わりになるから不要でしたね。 モンベルのストームクルーザークラスになると低い雪山までの ジャケット・パンツがわりになるので、そのうち入手しましょう。 私のイチオシは表が風を通さない素材、裏地がフリースで 若干の保温機能があるものなのですが、これがなかなかうってなくて、 アウトドアメーカーのものを買うと20000円くらいします。 が、これは夏でも冬でもどこにでももっていける逸品でお勧めです。 これもそのうち。。どうぞ。 とりあえず、近所にモンベルアウトレットを探して、 掘り出し物をみつけるのも、楽しいかと思います。 http://webshop.montbell.jp/outlet/
お礼
>裏地がフリースで若干の保温機能があるもの そこらへんのお店を回って探してみます~ モンベルアウトレットは見ましたが好みの色が見つかりませんでした~
- sosdada
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4000メートル経験者(ボルネオのキナバル)です。 もう、それで十分です。 あとは着方ですな。雨に降られて風が吹いたら、アンダーシャツの替わりにしまむらで買った薄手のセーターを着て、その上に山シャツを着るという工夫と、すばやい判断の方が重要です。 綿100パーセントは、濡れると重くなり、体を動かしにくくなり、乾きにくいので体温を奪います。ポリエステル混がお勧め。
お礼
4000メートルの経験者の方からの返答で 恐縮です。。 着方とすばやい判断ですね。経験を積まないと。 しまむら!!忘れてました~見に行ってきます。
- draft4
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ユニクロでいいよ
お礼
こんど見に行ってきます。 綿物はやめておきます。
- nemoax006
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ゴアテックスの上下のジャンバー、最近は安くなって3、4万で買えます。寒くて低体温症で動けなることはまず無いでしょう。装備をケチって死んだら本末転倒です。
お礼
コアテックスのマークが付いてるだけで なんであんなに高いんでしょう・・・ 3、4万でも私には高いです汗
お礼
中間着はなるべく薄く動きやすい物がよいのですね。 綿100%のは買わないように注意します。 ユニクロとモンベルは見た目とか作り、素材などソックリだなと 思いますが、軽量性とコンパクト性がまったく違うのですね。 今度お店に見に行って比べてみようと思います。