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中2男、毛筆習字の上達法
こんばんは。中学2年男子です。今まで習字を習ったことはありませんが、鉛筆では上手な字が書けます。しかし、毛筆習字(楷書、行書)を書くと、すごく下手になってしまいます。自分では、始筆と終筆(つまり、筆遣い)がうまくないのです。習字を習っていないので、筆遣いが下手くそなのはわかりますが、どうにかして、上手になる方法はありませんか?もし、ご存知でしたら、教えてください。あとサイトも教えてくださるとありがたいです。 もう1つ。夏休みとか、冬休みに、習字のコンクールが学校でありますが、習字を習っていない人(=下手)な人は、どんなにがんばっても入賞することは不可能ですか? ご回答お願いします。
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>鉛筆では上手な字が書けます。 鉛筆では上手な字が書けるということは、文字のバランスなどは取れてるのでしょうね。 >毛筆習字(楷書、行書)を書くと、すごく下手になってしまいます。 なぜ、上手く書けないのか、その理由として、 ・普段書いている鉛筆の字より大きく書こうとすると下手になってしまう。 ・空間に文字を浮かべる能力が鍛えられてない。 ・筆で書くことに自信がない(腕を使って書くと上手く書けなくなる などが考えられます。 上手く書くためのポイントとして、 ・お手本を用意する。 これ鉄則ですね。人の字を学ばずして自分の字は上達しません。上手い人の字を真似して上手になりましょう。 なるべく自分が書く字と同じ大きさの手本がいいです。 教科書でもいいですし、字の上手い先生に書いてもらうのでもいいですし、パソコンのフォント(楷書体、行書体)を拡大して印刷して使うのでも構いません。 ・お手本、半紙ともに十字に折り目をつける。 文字のバランスを知るためです。 2文字を書くのであれば十字で、5文字、6文字となったらもう少し細かく折ればより一文字一文字のバランスを知ることが出来ます。 ・お手本をそばにおいて書いてみる。 まずは1枚書いてみましょう。 「全体的にこれくらいの大きさで…」とか、「まぁ手本見たところこんな感じだよな…」など。あまり手本をじっくり見ないで書いてみましょう。 ・部分部分をじっくり分析 手本と自分が書いた字を細かいところまで見比べて見ましょう。 勝手ながら、添付画像に思いつきの字を載せます。それにそって 説明させていただきます。 ポイントは、 ・偏とつくりの空き具合 くっつきすぎてもバランスが悪いし、離れすぎててもいけませんね。 ・点、線などの始筆の角度 私は学校では時計にたとえて「○時の方角で」と教わりました。 添付の下の絵ではおよそ10時の方角ですね。 折れの角度も大切ですね。 ・線の長さ、幅、線と線の間隔 「晴」という字ですと、縦画は太く、横画は細いですね。 つくりの「青」の上の部分も、同じ長さの線はありませんね。 「晴」という字を3つに分けてみて、それぞれの横線の間隔を見てみてください。それぞれ均等になってますよね。 字によっては均等になっていほうがきれいに見える字などもあります。こまかいところまで観察してください。 ・文字と文字のバランス 漢字と仮名交じりの字は漢字と仮名は同じ大きさで書いては見栄えがよくなりません。漢字は大きく、仮名はやや小さめにとめりはりをつけて書いたほうがよりきれいに見えます。 ・中心の確認 偏とつくりの関係の漢字について、半分より左が偏の領域、右がつくりの領域なんてルールじゃないですよね。 「海」であれば、「毋」という字の左下が半分より左にはみ出てたりするし、 「晴」であれば、右上横画3本線の2本は半分より左に出てるかと思います。 あとは・・・はね、はらいの長さ、角度なども大切ですね。 書いては見比べ、また書いては見比べ・・・・ひたすら分析してください。 たまに、手本と重ねて、光などにすかして見て、「ここがこんな風にずれてるのか・・・」と見比べるのもいいと思います。 楷書のは「トン、スーッ、トン」です。 「一」という字も楷書の書道にしてみれば、ただの1画じゃないです。3ステップあるんです。 最初に「トン」と筆をおきます。始筆です。そこから「スーッ」と横棒を書きます。そして終筆「トン」です。そのときに、小さな三角を作るように、上に小さな山を作る気持ちで止めるのがコツです。 ときかく楷書は一つ一つしっかり書きます。 とにかく字を部分部分、分析する能力が優れていれば習って無くても上達すると思います。 「永字八法」という言葉があります。「永」という字には書道の要点(止め、折れ、はね、はらいなど)がすべて詰まった字で、その字が上手く書けるようになれば、他の字も上手く書けるようになるといわれてます。 ウィキペディアに詳しい事が載ってますので参考URLからどうぞ。 右はらいは難しいですね。 上手く書くコツとして、筆先は11時寄りの方角で、筆は立てて、筆の腹から筆先へ浮かせながらはらうのがコツですかね。 行書は、線が柔らかいですよね。 「一文字書く!」と決めたら勢いで、流れで書いていかないとダメですね。 行書は漢字一文字、ホントは1本の線でつながってるんです。それに強弱が付いて、こういう字に見えるんだと思えばいいんです。(朱墨のお手本に上から細い筆で流れを書いておくのもいいと思います。) よくわからなければ、筆を墨につける前に(乾いたパサパサの状態で)お手本の上からなぞってみるといいです。 あと、腕だけを動かして書くより、腕を固定して、体で書くようにしたほうがいいと教わりました。 それと、筆を半紙の上においてるときに、お手本を見てはダメです。 線に迷いが表れます。 長くなってすみません。書道を語るとキリがありません(苦笑 小5から初めて、現在7年目です。 上手く説明できない上、偉そうにすみません。私は以上の事を気にして練習に励んでます。理解していただけると幸いです。 >習字を習っていない人(=下手)な人は、どんなにがんばっても入賞することは不可能ですか? そんなことはまったくありません! 習字を習ってないからといって審査から切り捨てるようなことはありません。 努力しだいで入賞できますよ。
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- h-okaachan
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下手くそだからって「入賞」はしないと決め付けない!! 確か初めて賞をとったときはまだ未熟だったと思います。 ちょっとしたコツとしたら 「思いっきり書いてみること」ですかね。 見本ばかり見てしまうとなかなかうまくできないと思います。 …あと言うとしたら「扁(へん)を小さめに旁(つくり)を大きく書く」ことです。
お礼
ご回答ありがとうございます。入賞するようにがんばります!
- kagumini
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うちの娘も習字は、していませんが、時々は、賞なんかも取れているので、頑張ってください。 クラスでは、習っている子が、少ないからだと思いますが、去年は、コンクールで、賞も取ったりしましたので。(先生がた、どこ見てんの?と言いたいのですが。) そこで、うちの娘が上手にごまかしていると思うところを紹介します。 (1)筆の入りは、ななめ45度(カッコよく) (2)筆を止めるときにもななめ45度(しっかりと) (3)全般的に右上がりに書く (4)手本は、半紙と同じ大きさ物を使用(手本に線を引いたりすると形がわかりやすい) (5)あまり考えずにさっと書く 私が、勧めるのは、新聞紙に何本も線を書いたりして、筆運びになれる方法。テレビ見ながらできていいと思うから、娘にやれと、言ってら、「いやだ。」と。一言でした。 しっかり先生に習うことが、やっぱ1番。1週間に1度習うだけでも1年で、絶対見違えます。 でも、中2で、忙しいのは、うちの娘を見ていてもわかるので、少しでも上達ができればと、思っているのであれば、試してみてください。
お礼
ご回答ありがとうございます。忙しいので、自分だけでがんばります!
やはり書道教室などではじめは習う方がよいと思いますが、私は一点一画が終わったときに筆の穂先がはじめのようにまっすぐそろっているように筆を動かすことが基本だろうと思っています。そのためには始筆の時から毛の弾力を利用しないとうまくいかないと思います。また途中ゆるめすぎるとそのあとうまく穂がまとまらなくなります。また終筆の際にはある程度筆の角度を変えないとまっすぐそろいません。また墨は最後までたっぷりしている方がよいように思います。これは独学の素人の意見です。
お礼
ご回答ありがとうございました。独学でがんばります。
お礼
長文ありがとうございました。これからは、これを参考にして、がんばります。御礼遅くなりすみません。