Mac用フリーフォント、TTとPSの違いはなんですか？

質問

このサイトにあるフリーフォントをMacで使おうと思います。

「Mac TT/PS」となっていて、TTかPSを選ぶようになっているのですが
違いはなんでしょうか。

回答No.1

foitec · ベストアンサー

TTは　TruTypeフォント
PSはPostScriptフォント

です。

TrueTypeフォントとは、1989年にApple社が開発し、同社のMac OS 7.0(当時はSystem 7.0)から搭載しているフォントシステムです。
後にMicrosoft社に技術供与され、Windows 95からはシステム標準のフォントシステムとして広く用いられています。

それまではビットマップフォントと言って大きさごとにフォントがビットマップで作られていたため
その大きさのフォントがないと表示が崩れがたがたなジャギー（モザイクのような）文字になってしまいました。

TrueTypeはOSの機能として実装さるように作られたアウトラインフォントシステムですから、
拡大・縮小してもジャギーが生じず、解像度によらない精細な出力を画面と印刷の両方で同じように得られるようになりました。

PostScriptとは、Adobe Systems社が開発したページ記述言語のことでAppleのMacOSでは漢字Talkと呼ばれていたかなり昔のOSからサポートされていました。

このページ記述言語を使用する際に出力する文字（フォント）もPSフォントが必要で（解像度によりかなり高価）しかしながら高品位の印刷が可能なため、
DTP用のレイアウトソフトがこの形式を採用していました。

暫くはMachintosh (Mあｃ）でなければこの高品位なソフトウエアを利用できなかったため
出版系やデザイン系の業界ではMacintoshを使用していました。

要するに文字を形で保存するのではなく文字の形成を数値で表してどんな大きさにしても基の形を出力装置の最大解像度での精細な出力が可能なのです。

TrueTypeのフォントはこういった高品位・高解像度のソフトウエア上では荒すぎて（もっとも用途が違うので）使用できません。

PSフォント・PSソフトウエアを高品位で出力するにはPS対応のプリンターが必要ですし、フォントも文字種ごとに購入する必要があります。

PSフォントについては↓参照
http://www.morisawa.co.jp/font/about/knowledge/format/postscript.html

お礼

詳しいご解説ありがとうございました。

たいへん参考になりました。
ご説明を拝読したところ、
私の用途ではあまり差が出てこないと思うのですが
実際にダウンロードして、比べてもみようと思います。
（もっと決定的なメリット、デメリットがあるのかなと思っていたので）

ありがとうございました。

回答No.4

harawo

PostScriptフォントをアウトラインで表示、プリントアウトするには、Mac OS 9以前では、ATM（Adobe Time Manager lite）という機能拡張が必要でした。現在のMac OS Xでは、ATMなしに表示できるようになったので、TrueTypeとPostScriptフォントの、実用上の違いはないと考えてかまいません。
これから主流となるフォント形式は、OpenTypeという、TrueTypeとPostScriptフォントを統合したものになります。
もうひとつ、質問の範囲から超えますが、TrueTypeには、Macinotsh用とWindows用がありますが、Mac OS Xは、Windows用のTrueTypeフォントも使えます。（http://support.apple.com/kb/TA22195?viewlocale=ja_JP）

＞ しかし、キー配列はどうすれば開けるのかわかりません。
＞ どこにあるのでしょうか。

引用なさった文書にあるとおり、「補足：「Key Caps（キー配列）」アプリケーションは、Mac OS X のバージョン 10.3 には含まれません。」
それ以降、Mac OS X 10.6にも含まれません。
（その文書の公開日に注意してください。2004年の時点で、最新のMac OS Xは10.3だったので、そのような記述になっています）
10.3以降、「キー配列」に代わって、「キーボードビューア」というアプリケーションが搭載されますが、フォントごとの表示にはならないので、ご要望には、使えるものではありません。

1バイトかなフォントは、JISキーボードのかな入力に対応して、配列しているものが、多いようです。たとえば「み」はNに、「か」はTにと言う具合です。

お礼

ご回答ありがとうございます。

理解いたしました。

かな打ちでたいていのものは打てたのですが、
音引き「ー」や、「ォ」などがどうもどこかにまぎれてしまって
打てないのでしたが、全部のキーをシフトキーで打って発見しました。
（シフトキー＋「ぉ」を打つと「ャ」と出たりするのです）

全部のキーを打ってみてなんとかできました。

ご解説は参考になりました。
これまでウインドウズを使ってきて、TrueTypeのフォントがけっこうあるので
使えることを知りうれしいです。
ありがとうございました。

回答No.3

foitec

No1です。

＞実際にダウンロードして、比べてもみようと思います。

PSフォントはPSの使用できるソフトウエアが無いと意味がありません。
例えば　Adobe Illustrator　とか　が必要です。

出力もPSプリンタで且つプリンタにPSフォントが内蔵しているか
またはPSソフトウエア上でフォントをアウトライン化していないと意味がありません。

お礼

重ねてのアドバイスをありがとうございます。

理解いたしました。

さっき、さっそくたまたまTrueTypeのほうをダウンロードしてみました。

１byte文字ということで半角英数でかな打ちなので
戸惑っています。

readmeを読むと、「アップルメニューの「キー配列」を参照しながらお使いください。」と書いてありました。

よくわからなかったので検索すると、
こういうページがありました。

http://docs.info.apple.com/article.html?artnum=61354-ja

しかし、キー配列はどうすれば開けるのかわかりません。
どこにあるのでしょうか。

再度の質問で恐縮です。

補足

下の補足です。
当方のMacのOSは、OS X 10.6です。

回答No.2

kata1963

TTはTrueType，PSはPostScriptの略です。
いいかげんに説明すると，TrueTypeフォントとはフォント規格のひとつで，PostScriptフォントとはPostScriptと呼ばれるページ記述言語を利用することを前提につくられたフォント群の総称であり，OCF，CID，OTFなどいくつかの種類があります。
最近のフォントであれば，TTフォント，PSフォントともにアウトラインデータを含んでいるので，さまざまなアプリケーションにおいてキレイな画面表示，プリンタ出力等を行うことができます。

お礼

ご回答ありがとうございます。

該当のフリーフォントがいつ頃作成されたものか
また、ご説明の「アウトラインデータ」について
どれだけのデータを持っているのか不明ですが
ダウンロードして比べてみようと思います。

ありがとうございました。