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なぜ映画の中で道路は濡れているのでしょ?
以前から気になっていたのですが、映画の中で道路が出るシーン、 気を付けて観ていると路面が濡れているケースが多いのですが・・・・ 私の気のせいでしょうか?アメリカ映画が多いような気がします。 濡れた道路には何か特別な気持ちとか、日本人には判らない情緒的な何かががあるのでしょうか?
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恋愛映画で道路が濡れている場合、悲しさや別れなどの演出 SFXで道路が濡れている場合、夜を意味する演出、恐怖感の演出、モンスターより明るい反射だと目立ってしまうので消すため サスペンスやミステリーで道路が濡れている場合、証拠が雨で流れている可能性を作るため、恐怖心を煽るため、道路の濡れ=雨の日=通行人が少なく目撃されにくい状況を作るため、事件が起こりやすい雰囲気の演出 共通した理由 道路の白線やカラー線の反射に観客が気を取られてしまわないようにするため カメラレールやアクション用ワイヤ、立ち位置用のラインなどのマークや機材を見えにくくするため 昼間に撮影した道路を夜に見せる時にも、濡れた道路は塗りつぶしで簡単に作れるため大変有効です。
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- ucok
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まず物理的な見た目が違います。濡れている路面には、つやがあるし、光るし、反射するし、いわゆる「黒光り」とでも申しましょうか。また、物理的な音としても、車が通ればタイヤの音が目立ちますし、足音も場合によっては「コツコツ」でなく「ピタピタ」となります。 雰囲気的には、空が暗ければ「哀愁」が助長され、空が明るければ「雨降って地固まる」感じが助長されますよね。とりたてて日本人に通じにくい描写だと感じたことはないのですが。
お礼
どうもありがとうございます。 いろいろと勉強になりました。 いままでずっと気になっていて、観る時にはその事ばかりに注目するのでその疑問が増大しておりました。技術的な事も情緒的な事も含めての「濡れた道路」ってことなんですね、了解です。 みなさん、どうもありがとうございました。
お礼
なんだかものすごくすっきりしました。 色んな意味合いがあって意図的にやっているんですね、 いままでは、この濡れた道路ばかりに目がいってしまっていたのですが 次からはじっくりと鑑賞できそうです、ありがとうございました。 機材を見えにくくするって意味もあったのかと・・・・・ 気がつかなかったです。 それにしても、素早いアドバイスにびっくりするやら、感謝いたします。 本当にありがとうございました。