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法学部・法科院出身の方へ‐法律独学者に助言するとすれば?

私は法学部出身ではありません。 公務員試験対策でかなり法律を勉強しましたが、 就職してからも、法律の研究を個人的にしようと考えています。 法律が好きなので、試験対策のための勉強ではなく、 仕事や実生活に役立つ勉強をずっと続けていきたいと思います。 特に判例や学説の研究をするのが好きです。 そこで今後の参考とするため、 法学部や法科大学院出身の方へ質問します。 【1】 六法の中で、あなたが好きな法律を教えてください。 憲法、民法、行政法、商法、刑法、労働法の中から、 好きな法律の上位三位を選んでください。 【2】 独学で法律を学ぶことの危険性は何だと思いますか? 【3】 独学では知識こそ身についても、 “リーガルマインド”は身につかないと 指摘する人がいます。 (リーガルマインドって何だ?w) これについてあなたはどう思いますか? 【4】 あなたが法律を勉強していて一番喜びを感じたのは、 一体どのような瞬間ですか? 【5】 あなたが最も気に入っている六法全書を教えてください。 【6】 私は文系の大学出身ですが、 思考メカニズムはかなり理系に近いとよく指摘されます。 理系型思考を生かした法律の勉強法はあると思いますか? ちなみに今は、判例や学説の概念を、 図式化しながら理解する勉強法が好きです。 以上です。ご協力ありがとうございました。

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noname#98446
noname#98446
回答No.1

【1】刑法 憲法 行政法 【2】技術論的解釈や、耳学問的な結果の是非にのみ陥り、「正しい答えは自分自身で見つけ出す」という学問の基本や、「全ての人にその人なりの法律的な正しさというものがあり得る」、という相対的な考え方を身につけることが困難で、思い込みに走りがち。または、逆に学説の対立点をマニアックに覚えることに満足し、自分の考えを築き上げることが難しい。 と言っても、法学部出身者のほとんどに上記の事は当てはまりますが。 【3】そんなことはないと思う。例えば、各法律の学説の対立にそれなりに習熟し、この人の説ならこれはこうだ。というような判断ができれば良いのではないか。ただ、妥当な結論であるかどうかの調整と、その調整後の文脈の調整は行わなくてはならないから、そういった調整は独学では難しいと言えるかもしれない。そこら辺で、調整を行わず、断定的なってに思い込みに走ってしまうことが「リーガルマインドの欠如」と呼ばれる。ただ、別に法曹になるのでなければ、好きな基本書を読み込んで、そのあたりの調整の仕方を学んでいけばよいと思う。 【4】試験に合格したときや、学部試験や、力を入れたレポートで良い評価をもらったとき(爆、と言っても20年以上前の話ですが)。と言っては元も子もないので、次点として、 優秀な書籍に巡り会えたとき。一般的には、ロールズ、井上達夫、和仁陽、山口厚、井田良、のような優秀な学者の書いた書籍は、それぞれ賛否両論はあるもののいつ読んでも楽しい。 【5】模範六法。判例も付いているし、それなりにコンパクト。これ以上細かい法律が知りたいのなら、専門の六法を入手すれば良いだけと思う。 【6】私は理系ではないので、よく分からないのですが(笑)、パワポ、マインドマップ等を使っての図式化(図式化はやっているんですね)や、データベース出来る要素を分類、整理して、それをWebやVBA(Office)等のインターフェースを使って柔軟に表現してみる。というようなことではどうでしょうか?

fuss_min
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。 なかなか役に立ちます。 私も憲法と行政法や刑法が好きです。

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  • localtombi
  • ベストアンサー率24% (2911/11790)
回答No.2

1.民法、労働法、商法ですね。 労働法はゼミでしたが、そこの先生が盛んに、“君達が社会に出て会社に入ったら、労働者に対して理不尽な扱いをする場面に少なからず出会うだろう。その時に、この法律の意味がよく分かると思います”と言ってました。 当時は、何となく聞いてましたが、昨今の派遣の問題を見るにつけ、改めて先生の言った言葉を実感しています。 2.3.大学の時分に、“判例・通説では○○だが、学説は○○だ”とよく言われたことがあります。 判例通説と学説が一致する事案ならばいいのですが、時として不一致の場合、また、時流に照らし合わせて解釈が微妙に変わってくるとか、肌で感じる部分というのはやはり、前線の方の意見なりを聞かないといけないかなー、とも思います。 特に裁判員制度が始まって、司法の現場はある意味過渡期かもしれません。 法律の運用自体は変わりませんが、市民の判断&法律の解釈が入った判決が判例となることで、どうなっていくのか。 危惧はないか?正しい判決が行われるか? 個人的に思うのは、被告が、“たかが一般人のくせに、その判決を安々と受け入れてたまるか”という意識(被告、被告弁護士双方に)が出てきて、上級審に控訴する例が増えるのでは?と思います。 そういう機運というか、現場の空気というかは独学ではなかなか分からない部分だと思います。 従来の事案に対して裁判員制度があったとしたら、量刑が変わってしまうこともあるんでしょうか? 法律の運用はある意味厳格でマニュアルのようなものです。その限界から今回の制度が導入されたんですが、裁判員の意識というか市民感覚が入ることで、運用がどの程度フレキシブルになるのか、どうなのか、というのは机上では難しいと思います。 たとえそういう本が出ても、タイムラグは必ず発生します。 4.残念ながら、法律から全く離れた分野ですので、今は喜びなど感じる機会がありません。 5.有斐閣の六法ということしか覚えていません。 6.この辺は、私は素人ですので無責任なことは言えませんので・・・

fuss_min
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。 >特に裁判員制度が始まって、司法の現場はある意味過渡期かもしれません。 私もそう思います。

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