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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:論文数とImpact Factorはどっちが重要?)

論文数とImpact Factor、どちらが重要?

ctrpivの回答

  • ctrpiv
  • ベストアンサー率51% (66/127)
回答No.4

自分は教授ではないので、教授人事に直接関わったこともありませんが、「だいたい当たらずとも遠からずだろう」と思う回答を。 まず(1)について。これは大学によって違うし、同じ大学でも分野によって違うし、もっと極端に言うと公募ごとに違うので、答えることは不可能です。質問者さんは、多分、大学側が明確な点数計算表みたいなのを準備した上で公募していると思っていると思いますが、おそらくそうではありません。若い人が助教に応募する場合は研究業績の点数化で決まりますが、教授はいろんな能力を複合的に求められるし、大学教員や民間の研究者など、応募者のバックグラウンドが雑多な場合、募集時点できっちり点数なんか決められないわけです。 むしろ、「大学側は応募者の中から目ぼしい人をフィーリングで決めて、その人を採用できるような点数配分を後から考える」と思っておく方が、現実により近い気がします。だから、大学として欲しい人がIF付き論文をたくさん持っていればIF付きの点数はIF無しの3倍にしようとなるし、目ぼしい人の論文数が少なければ、1stで10本あればそれ以上は論文数はカウントしない、とか、そういうことを応募者の業績を見てから後から決めるんじゃないかと思います。 でもそれを言えば始まらないので、やはり今から準備する上で気をつけたいなら、バランスだと思います。IF付きで英文の1stも持っているし、1stやIFや英文に限らず全体的な論文数も持っているし、教科書や総説も書いている、というようなバランスが大切でしょうね。論文に関して確実に2点言えることは: ・公募書類に「IF付きとIF無しを分けて書くように」と指示がある場合は、必ずIF付き論文はIF無し論文より高評価になると思います。指示が無い場合はIF付きが高評価される場合もあれば、されない場合もある(どう評価しても大学側の自由)だと思います。 ・教授の場合、大学院生-出来れば博士後期課程の院生をフルで指導ができること(すなわちDマル合資格を取れるだけの業績をすでに持っていること)が重要だと思いますので、自分の業績が行きたい大学院のDマル合規定をクリアーしていることは非常に重要な要素になると思います。Dマル合規定をネットで公表している大学もあるので、自分の分野のだいたいの相場を知っておくと良いですよ。例えば過去5年以内に英文の査読付き論文を5本以上出していて、そのうち1stが2本以上だとか、大学や分野によって様々だと思います。これをクリアーしていない人は、大学側としては教授として採用したくないと思います。 その他、論文数などは、教授の場合はいくらでもあればあるほど良いというより、むしろ足きりに近い感じになるんじゃないでしょうか?「これだけあったらまあいいや」みたいな感じで。 (2)は1割変えて・・・というのはまずいと思いますね。ラクな方法とか姑息な方法とか、いろいろあるでしょうが、教授人事の場合は論文数は評価の中のあくまで1つでしょうし、正攻法で地道にしっかり「ある程度書く」ことを目指されるべきだと思います。社内外との共同研究をできるだけ増やして、連名での論文の絶対数を稼ぐ程度は、可能ならする方が良いかもしれません。 教授に求められるのは大きく分けて研究・教育・管理運営の3つの業績で、細かくは外部獲得資金とか、学会の委員で貢献してるとか、賞とか、特許とか、いろいろ見られます。民間の研究者の方でつらいのは、教育業績がつみにくいことで、講習会の講師なんかは教育業績にカウントされないので、やはりどこかの大学の非常勤講師か、研究所が近隣の大学の院生を受け入れて大学院生の論文指導はしておく方が良いんじゃないでしょうか。大学との共同研究などで競争的研究資金の獲得もあった方が良いと思います。研究所の人で教育業績が無いと、教育業績のある人と比べて研究業績がずば抜けている必要があると思います。 後は、、、コネの助言は必要無いとのこと断られているのに書くのも悪いですが、点数が応募した後から決められる以上、やはりコネというか、質問者さん自身に対する評判が一番大事かな、、、と思います。

siva1523
質問者

お礼

どうもありがとうございます。 要は、大学からめぼしい人に見られるよう、評判が必要ですし、論文数もメジャー論文誌もあった方がいいということですね。 なお、コネの話は、企業ですと時間が解決することが多いので、おいおいなわけです。 つまり、企業では、委託研究や共同研究、外部ファンドの応募者等は、部長とかが行うので、研究内容の中心人物であっても、若造は名前は残らないのです。講師や委員も、企業に依頼があり、それなりの年齢、役職の人が指名される感じですね。 逆に言うと、40、50歳と年齢を重ねると、研究しなくても外部資金獲得や委員、コネは出来てきますが、雑用が増えるため筆頭論文が出なくなります。 ということで、今は論文で成果を残す時期ですので、今後は数よりはメジャー論文誌を狙いたいなと。

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