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教授・准教授が書く学術論文の文字数・枚数について
興味なのですが、学士論文、修士論文、博士論文の量は順に文字数が増えることは存じております。 (また博士論文はほとんど1冊の本になるとか....) 質問なのですが、教授・准教授がその大学内で執筆する、年に1,2本の学術論文はいったいどの程度の量を書かれているのでしょうか。 学術誌に出されるものは、ある程度削ったものとお伺いしております。 文系理系で差があるのかわかりませんが、もし限定が必要であれば、 「法学」の分野においてです。よろしくお願いいたします。
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>ちなみに、大学紀要の場合は「最低」量というのは決まっていないのでしょうか? 紀要だけでなく学会誌の場合でも,「最低」の規定はみたことがないですね。知っている実例としては,「見開き2ページ」が最低です。「こんな発見をしたぞ!」というだけの,前書きも分析も考察もない内容でした(たしか「資料」か「速報」という記事分類じゃなかったかと思います)。 なお,文系の紀要論文でも,ふつうの学会誌論文とおなじくらいの長さというものも,ざらにあります。個人的にも,いちど学会誌の長さで書くことになれてしまうと,それよりも短く/長く書くことのほうが面倒です。 さらに,あなたの質問文には,「学問的なレベルが上がるほど長くなる」という認識がみえるのですが,そうではありません。たぶん最長が博士論文でしょうが,これは既発表の雑誌論文を重ねてまとめたものです。そのあとに書く単発の論文は,長さだけでいうと短いです。文系ではそれらを著書にまとめることもあります(いきなり著書にすることもあります)が,理系では「鮮度が落ちた干物」を束ねてもしょうがないので,ふつうは著書にはしません。
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分野や学会によって異なりますが,学術雑誌論文の場合には「刷り上がり何ページ以内」という制限があります。ある雑誌では原著論文は16ページ以内で,超過すればページ・チャージがかかります。また,だからといって,1本の論文を分割して投稿(「○○の研究その1」,「同その2」など)してはいけないことになっています。 大学紀要の場合は,この制限ページが緩く,原稿があまり集まらない場合もありますので,1本で50ページなどというものもあります。ただし,これは文系(ぼくは人文系しか知りません)にかぎったはなしで,古文書などを延々と掲載することを主目的としていることもあります。また,数年にわたって分割して発表してもいいことが多いでしょう。
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passersby2さん ご回答ありがとうございます。 ちなみに、大学紀要の場合は「最低」量というのは決まっていないのでしょうか?
お礼
業界人にしかわからない、貴重な情報を教えて頂きありがとうございました