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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:こんな内容の漫画、知っている人いませんか?)

謎の漫画のタイトルを探しています!

このQ&Aのポイント
  • 中学生の主人公が、特異な体質を持つ男子生徒と出会い、過去や未来を自由に見ることができる。
  • 男子生徒が未来を見た結果、突然死してしまい主人公は地球の未来がどうなってしまうのか心配になる。
  • 記憶に残る物語ですが、漫画のタイトルも作者も思い出せないので、教えていただけると助かります。

質問者が選んだベストアンサー

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  • DPE
  • ベストアンサー率85% (666/776)
回答No.1

ところどころが違うのですが、楠 桂 先生の短編「ノストラダムスはつぶやいた」ではないでしょうか。 この作品は、「たとえばこんな幽霊奇談」(集英社:りぼんマスコットコミックス、1988 年刊行)の巻末に収録されています。 奥付によれば、昭和 59 年の「りぼんオリジナル59年初夏の号」に掲載された作品だそうです。 ↓ このような内容の物語です。 *************************************************** 達也と晃(あきら)は友人同士でした。 晃は転校生ではありませんし、ふてぶてしい嫌なヤツという描写もありませんが、時々変なことを言う変わり者だったようです。 晃には昔から予知能力らしきものがあったのですが、それは「悪い予感が当たる」程度の弱い能力でした。 未来を知りたいという思いが、肉体から精神を分離して精神だけを任意の時間や場所に飛ばす”精神飛行(サイコ・フライト)”という超能力を開花させ、実際に未来を見に行けるようになったのだと、達也に告げます。 (↑過去に行かないのは、あくまでも予知から発展した能力であり、晃自身も未来を覗くことにしか関心がないからです) ことの始まりは授業が休講になるという程度の予知だったので、達也はただの冗談だと思っていました。 しかし、下校時に事故が起こることまで正確に言い当てたところから、その能力が本物であると信じざるをえなくなります。 この精神飛行能力には実は、重大な欠点がありました。 それは、精神が未来に行って何らかのショックを受けると、そのショックの一部が、現在に置いてきた肉体に傷になって伝わるというものです。 ある日、女子と談笑していた時に、ふとしたことからノストラダムスの大予言の話が出て、晃は冗談まじりに「見てみたいな」と呟きます。 そして授業が始まり、教師から指名された晃ですが、まるで反応がありません。(←ここで、教師が「バカにしているのか」と激怒するシーンがあります。ここの印象が、ふてぶてしい態度・居眠りといった記憶につながったのではないでしょうか?) 上の空の晃の様子を見た達也は、退屈な授業の暇つぶしに、晃が精神飛行能力で未来を見に行ったことを悟ります。 何とかごまかそうとした瞬間、晃の体は絶叫とともに突然炎に包まれ、瞬く間に黒こげになって燃え尽きてしまいます。 ノストラダムスの予言を確かめるために未来に行き、そこでショックを受けた結果が、それもほんの一部でさえもがこの炎なのだとしたら、地球の未来とは・・・? 「1999年7月におきたできごと…そのほんの一部のショックが…伝わってこうなっちまったのか?晃はひと足はやく1999年を体験しちまったんだ。1999年 地球は---」という結びの達也のモノローグと、このシーンの心理描写のコマが、とても衝撃的です。 *************************************************** 世紀末の終末論やノストラダムスの大予言は、つつがなく 21 世紀を迎えてからはすっかり廃れましたが、1980 ~ 90 年代では漫画などでしばしば取り上げられていたネタですね。 この頃の楠先生の絵は、こういった不気味な世界観によく合う画風でした。 コミックスは入手困難かと思いますが、文庫版などで復刻されているかもしれません。

kuma-ktkss
質問者

お礼

お礼が遅くなりすみません。 回答をいただいてからすぐに古本屋を探してみたのですが、目当ての本はみつかりませんでした。 それなのでAmazonで注文し、今日、その本が配達されてきました。 さっそく読んでみたら、まさしく私が探していた話でした! 長年記憶の隅でモヤモヤしていたものが、スッキリしました。 本当にありがとうございました。

kuma-ktkss
質問者

補足

回答いただきありがとうございます。 題名を見た瞬間、「あぁ、そういえばこんな題名だったかも!」と思いました。 読んだ当時、ラストがあまりにも衝撃的だったのがかなり印象に強いので、 恐らくDPEさまが回答してくださった話で間違いないとは思います。 ただもう21年も前に発売されたコミックに載っているようですので、 古本屋を巡ってでも探してみたいと思います。 のちほど改めて、お礼いたします。 本当にありがとうございました。

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