• ベストアンサー

1Q84について

今日1Q84を読み終えました。1Q84が訴えること・結論がわかりません。ファンタジーとは思いたくないのですがファンタジーなのでしょうか?空気さなぎやリトルピープルは本当は比喩なのでしょうか? 追伸:おもしろかったし、村上春樹が好きです。ただこのジャンルがSFやファンタジーにしたくはないのですが、いきつくところはそれなのでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • haberi
  • ベストアンサー率40% (171/422)
回答No.1

ファンタジーの要素はあると、言わざるを得ないでしょうね。 ただこの作品がファンタジーに分類されるかどうかは、ファンタジーを どう定義するかという問題なので、私にはちょっと(かなり?)荷が 重いのですが、仮にファンタジーとはファンタジー要素が前面に出ていて、 それを楽しむことが主眼であるものがたりと定義すれば、この作品は 明らかに違うと思います。 じゃあ何なのかと聞かれると非常に困りますが、開き直って言えば 村上春樹さんの作品の本質的な部分を自分の言葉で表現するなり、概念を 明確に捉える能力があるなら、それを自分なりに肉付けして、村上春樹もどきの 小説家、あるいはもっとうまくやれば村上春樹のような作風を持つ新人作家 としてデビューできますから、残念ながらしろうとの凡人としては、ただ この作品をレシヴァとして、なるべく余すところなく受け止めるしかないような 気がします。 ただいつも感じるんですが村上春樹さんの長編は、読み終わったときに、 読み終わったことが残念で、いつまでも読み続けていたかったという気持ちが 残ります。

keiko0106
質問者

お礼

ありがとうございます。 ファンタジーか否かは自らが決めることだとは百も承知ですが、 意見を聞きたくここに出しました。ありがとうございます。 たしかに読み終わった後、もっと、もっと読みたかった、と思いますよね!!

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。

その他の回答 (2)

回答No.3

今日読み終えました。 村上春樹はうまいですね。 比喩には違いないですが、何を比喩しているのか答えは明示しない。 っていうか、作者の中にも答えはないのかも。 色んな人が、何を暗示しているのかを読み取ろうとしますよね。 そこが彼の狙いだと思います。 小説家は問題を提起することが使命だ、といったことを言ってましたから、そうなのでしょう。 何の問題を提起しているのか、すら明示しはしません。 それぞれ、読者が想像できる余地を大幅に作ってくれている、親切な作品だと思いました。 例えば、ふかえりだけでなく、多くの登場人物の考えていることは、色んな意味に捉えられるが真意は分からない、という風に書かれています。 主人公から見た相手の真意が測りきれない感じそのもの、を感じること、それが彼の小説なのだと思います。 個人的には、ファンタジー要素としては、弱い設定だと思いました。 ちょっと無理があるというか、最後に感動に持って来れなかった。 全体的には圧倒的な迫力があるのに、残念な気もしました。 しかしちょっと無責任に見えるぐらいが、彼の持ち味なのでしょう。 私の趣味はさておき(笑)

keiko0106
質問者

お礼

ありがとうございます。 おもしろい作品でした。 最後がわたしも疑問で。 でも続編があるような気もします。 もう一度最初から読んでみます!!

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。
noname#89130
noname#89130
回答No.2

ちょっと江原さんとか美輪さんの世界が入ってる。あっち系の。 ああいう人たちってほんとに存在してる。 それにああいう能力も実際にある。 でも、村上春樹はそっちには持っていかないで、リトルピープルとか、 空気さなぎとか、独特の表現を使ってる。 くちから小人が出てくるなんて、おもしろい。 もし自分が寝てるときにくちから小人が出てきてると想像しただけで 怖いし、面白い。 あまり考えすぎないで、自分が感じたまま読み進めていけばいいんじゃない。(ふかえり風) ほんの読み方なんて人それぞれだし、答えなんてないし、自分ですきに解釈したらいいんじゃない。 わからん。でもほんとにいるのかもね、リトルピープルって。 私の友達で、ちいさいときにスピーカーの穴から小人が出てきたのを、 みたことがあるって言ってる人がいたよ。ずっと前に聞いた。 芸能人では的場浩二が小人に髪の毛をたま結びにされたって、テレビで話してたの覚えてる。

keiko0106
質問者

お礼

ありがとうございます。 そうですね、独特な表現をしていますよね。 小人がいたらおもしろいです。 「誰も知らない小さな国」に出てくるような小人だったらかわいいですが、 1Q84に出てくる小人はちょっとこわいです。。 疑問が残るところもあるので続編が出るのか期待しちゃいます。

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。

関連するQ&A

  • 遅ればせながらの1Q84(ネタばれ少し)

    村上春樹のファンでもなく、ノルウェイの森ぐらいしか読んだことがない者です。 ブームも去ったことだしと思い、遅ればせながら1Q84を読んでみました。 ファンタジーのような、SFのような、ミステリーのような独特な雰囲気で意外と 面白い と思いつつ読んでいましたが、結局最後までいくと、これは何だったのか? という思いです。 いろいろ紆余曲折を経ながら、結局は2人の男女が20年ぶりに再会し、くっつく そんな単純な流れでしかなく、途中の空気さなぎ、リトルピープルや、ふかえりや リーダーや・・・実にさまざまな謎をばらまきちらし、結局まき散らかしただけで終わる。 アメリカTV1ドラマのLOSTを彷彿とさせました。 というのが私の感想ですが、質問としては ・この本を本屋の開店前から行列して買うほどの村上ファンは、この小説の  どこを評価しているのでしょうか? ・村上春樹が、ノーベル賞候補になるのは、どういう点からですか? 1Q84についても、いろいろ感想や解釈を検索してみてみましたが、今一つ すっきりしなかったので、自分で念のためもあり質問させていただきました。

  • 村上春樹「1Q84」のリトルピープルは?

    村上春樹の最新作「1Q84」はこれまでの作品と違い随分と具体的なモチーフを数多く感じることのできる作品でした。さまざまな場面で、彼にしては珍しく社会的なテーマも散見されました。 そんな中で登場するリトルピープル。「世界の終りと~」のやみくろのように実に象徴的な存在です。 皆さんはリトルピープルはどういった存在であるととらえられましたでしょうか。掲示板など覗いてみてもこのあたりのことについてはいまいち言及されていなかったので、投稿してみました。皆さんの説を披露してください。 とは言え、ねじまき鳥の2部のような終わり方をしたbook2ですからどうも続編はありそうな予感です。ですのであくまで現状感じられたことを聞ければなと思います。

  • 村上春樹 終わりとハードボイルド に似た「洋書」

    村上春樹の世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランドを読みました。 非常に気に入ったので他の村上春樹小説も読みましたが「世界の終わり・・・」ほど楽しく読めませんでした。不思議な世界観です。 そこで洋書で「世界の終わり・・・」に似た本を探しています。 出来るだけ長編が良いです。 もちろん宇宙人が出てくるSF物や魔法が使えるファンタジーとは異なりますので、ジャンルがむつかしいですが、おすすめの洋書を教えてください。 返信は夜になってしまいますが、よろしくお願いします。

  • ノルウェーの森 とかねじまき鳥とか ジャンル

    村上春樹の ノルウェーの森 とか ねじまき鳥 とかは、一体なんのジャンルですか? あと、いぬさんとか、ねこさんとか でてくるあの村上春樹の本のジャンルは? えーとタイトルわすれました。 おじいさんが、石とかをあっためてる話です。 カーネルサンダースとかでてきて すっごい意味わからなくって 最後は少年が鳥になったり。。 あれは、ファンタジーだったのでしょうか? それから村上龍の 限りなく透明に近いブルーは なんのジャンルですか? わたし、ジャンルわけするのが すごくむずかしくて よくわからないんです

  • 村上春樹・1Q84・天吾・早起きの農夫のような目

    村上春樹の小説『1Q84』についての質問です。 小説の冒頭で、「天吾」という人物についての身体的な特徴を説明する部分があるのですが。その中で「早起きの農夫のような目をしていた。」という比喩的な一文があります。 その「早起きの農夫のような」とは具体的にどのような「目」だと思いますか? 村上春樹の作品には、慣習的に使用されないような独特な比喩表現が用いられることがありますが、今回の「早起きの農夫のような目」という描写は少し難解すぎました。 「農夫」あるいは「早起きの農夫」という言葉は、この場合「善意」だとか「優しさ」あるいは「実直さ」みたいな肯定的な意味合いをもつであろう点は何となく分ります。 ただ、私には「早起きの農夫のような目」が実際にどんな目なのか想像がつきません。 最初は「早起き」から想像して寝起きだとしたら細い目なんだろうなと思い描いていましたが、「早起きという習慣」と「寝起きという状態」は違うものなので、無理して小さい目をまん丸と見開いたかのような目としてもいいのではないかと思うようになりました。 いずれにせよ「早起きの農夫のような目」が優しさや暖かさを思わせる形であるのは想像できるのですが、それが具体的に細い目なのかまん丸い目なのかが分りませんでした。 慣例的に「早起きの農夫のような~」という表現は使用されていないとは思いますが、あるいは他にこのような表現の例があったら教えていただきたいです。 また、小説を読んで天吾という人物の描写から判断することもできると思いますが、小説を読んでない方の意見もお聞きしたいです。 参考までに以下にその一節を挙げます。 ―天吾は身体が大きく(中学校から大学までずっと柔道部の中心選手だった)、早起きの農夫のような目をしていた。髪を短く刈り、いつも日焼けしたような肌色で、耳はカリフラワーみたいに丸くくしゃくしゃで、文学青年にも数学の教師にも見えなかった。― (村上春樹 『1Q84』BOOK1 p.44 より)

  • 読み終えた瞬間、余韻でぼうっとしてしまうような本を探しています

    タイトルはなんだか大げさになってしまいましたが、これだけは読んでおいたほうが良いという本を教えていただきたいです。 参考までに最近特に読んでいる作家さんは村上春樹、東野圭吾、重松清、乙一、といったところです。 特にジャンルや新旧は問いませんが、日常の中にファンタジーが混じる話は少し苦手です(例えば、東野さんの『秘密』は好きではあるのですが、正直なところ少し引いたところからの感情であった気がします)。 あまり気にしないで、単純に一番お気に入りの作品を教えていただければと思います。 因みに私の今一番のおすすめは村上春樹さんの『ノルウェイの森』です。

  • オススメの本を教えてください

    あまり本を読んだことがなかったのですが、本を読むのに最近ハマりました ドキドキワクワクするSFやホラー小説が好きだと思います ジョーカーゲーム 呪い遊び 村上春樹さんの1Q84 西尾さんの物語シリーズ。などが面白かったです。 オススメの本を教えてください。

  • 見直したってことありますか?

    ある方に勧められた本を読みそれがとても面白かったからでしょうか、それ以来、また読書にはまっている今日この頃ですが、皆様はどうお過ごしでしょうか? (お礼が遅くなりがちです。申し訳ございません。) ちなみに、今、読んでいる小説は、村上春樹さんの【騎士団長殺し】。 私の中では、ノルウェイの森、図書館奇譚(ふしぎな図書館)以来、3作目。 なんとなく村上春樹さんとは合わないなぁと思いつつも、中古本屋で1800円が1360円で売られていたのでつい購入、結構、面白く読ませて頂いてます。 そこで皆様に質問です。 今までは評価していなかったのに、最近、見直したってことありますか? 苦手にしていた村上春樹さんの小説にファンタジー要素を発見し、ちょっと面白さを感じ始めているこの私にどうか教えて下さい。

  • 謎のジャンル…大人向け童話

    皆様、こんばんは! 先日、村上春樹の『ふしぎな図書館』という小説を読みました。 これは、ファンタジーというべきか、それともホラーというべきか、 魅力的な挿絵とともに脳を刺激する、そういった、大人向け童話(大人向け絵本?)と言われる不思議なジャンルの本でした。 でも、ここでふと疑問が。 童話って、子供向けだから童話って言うんだよな…。 それなのに何故、大人向けの童話というジャンルが存在するの? 昔は、子供の近辺にも『死』『殺す』等が当たり前のように存在したが、現在は、それがタブーとなり、本当は怖いグリム童話のように、現代子供向け童話と、大人向け童話にジャンルが分裂したのか? とも考えましたが、過去のものだけでなく、現在もこうして大人向け童話は作られ続けている。 村上春樹の『ふしぎな図書館』に話を戻しますが、 貴重な本を餌にして、子供を図書館の奥に誘い込み捕まえた子供達の脳みそを吸おうとする、狂犬の化身ともいえる老司書。 老司書?の手下である優しい羊男。 そして、捕まった子供達を救おうとして、身を挺して狂犬に噛まれながらも風船?になり主人公を救う美しい小鳥。 更に、捕まった子供は脱出の際に、何故か母からもらった大切な靴を無くしてしまいます。 裸足で家に帰り着くのです。 本当に、意味不明なんです。村上春樹が言いたいことは何でしょうか? 世の中には、こういった怖いリスクが潜んでいるから安易に冒険しちゃいかん!という道徳? それとも、最初から深い意味など無いのか?。 う~ん、わかりません(TT) 『ふしぎな図書館』で、村上春樹が言いたかったことでも、大人向け童話というジャンルの意味についてでも構いません。 想像でも空想でも何でも構いませんので、私に、この謎を解くヒントを与えて頂けないでしょうか。 宜しくお願い致します。

  • 設定が現実世界ではない本を探してます!

    設定が現実世界ではない本を教えてください。 SF、ファンタジーなど、種類は問いませんが、 児童文学に近いもの(?)は、あまり読みません。 想像力を最大限に発揮できるような本が読みたいです。 (分かりにくくて、すみません・・・) 今の私のお気に入りは、 地球の長い午後(ブライアン・w ・オールディス) 新世界より(貴志祐介) 世界の終わりとハードボイルドワンダーランド(村上春樹) などです。 おすすめがありましたら、教えてください。