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パート練習について
私はトロンボーンパートのパートリーダーをしています。大会曲に向けてパート練習するのですがうまくできません。特に困っているのはこの3つです。 ①ユニゾンの部分のピッチが合わないし音色も統一されていない ②自分も吹いているとハーモニーがよくわからない ③パート内だと不協和音になるところはどうしたらいいのかわからない 良い練習方法やアドバイスなどありましたらお願いします。
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- dqpq05
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パートの質を上げるには個人の質を上げるのが効果的なのは当然です。これはわかりますよね。なので、パートでの練習の他に、個人個人の質を上げる努力は並行して行いましょう。 パートでいわゆる「合った」状態や「いい響き」といった状態を目指すための練習として、いくつものやりかたやアイデアがあります。 例えば・・・・。 皆が横1列に並ぶのではなく、円を描くように立ちます。そして、みんなが円の外側に向かって吹くんです。 つまり、自分以外のメンバーを見ることが出来ないので、テンポや出だしのタイミングなどを、とにかく耳に頼るしかなくなるわけです。 周りをよく聴くしかない状況を作り出すわけです。 音程の話は、理屈を知っていても、感覚で知っていないと全く意味がありません。 この感覚をつかむために、試しにやってみてください。
- A88No8
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こんにちは (1)ユニゾンの部分のピッチが合わないし音色も統一されていない ユニゾンのピッチは、他の課題でも普段のパート練習の基礎練習時から合わないでしょう? それともユニゾンは基礎練習に入れていないのかな? 素養として、#1さんのアドヴァイスのように各自の頭の中に統一された音階があることが前提です。 その次に頭の中に確立した音階をスライド操作で再現できること。 その他に技術的な問題として、音の大きさがマチマチ(音の大きさが違うのは吹き方が違う証拠)ということもあります。全員が大きい音で全音符にフェルマータを付けたぐらいの長さで音が合うまで毎日吹いてご覧なさい。 音色の問題は、パート練の基礎練習でロングトーンにクレッシェンド/デクレッシェンドを取り入れてますか? pp/p/mf/f/ffで音色変わりますよね。パートとしてこの違いを全員が認識することが第一歩。次に曲中のフレーズは、そのうちどの役割を担うのかみんなで考えることが大事。模範演奏(あれば)を聴くのもいいかも知れません。 全員の気持ちが揃うことが大事です。 (2)自分も吹いているとハーモニーがよくわからない 主に裏方の時のハーモニーだと思います。 ところでハーモニーが合ったときの気持ちよさを知っていますか? 電子オルガンやその他の12平均律の鍵盤楽器(ハーモニートレーナーも12平均律だと同じ)だけの体験では不十分です。 まず、パート譜を検討して和音の構成を読みとりましょう。 その中で完全五度のペアを見つけだし、美しくハモルように練習します。 その後、完全五度の中に位置する三度を加えます。 このとき長調なら13~6セントぐらい低め(スライドを伸ばす)、短調なら逆に高め(スライドを縮める)で吹きます。 チューナを持っていたらメモリをよく見てください。大抵のチューナには、0の位置の上下に▼マークで三度音程が示されています。低い方が長調、高い方が短調の三度です。 このようにトロンボーンは、全員で基本の12平均律の音階が吹けてかつハーモニーによってスライディングで調整する12の半音に各3通りの運指を身につける必要があるのです。 (3)パート内だと不協和音になるところはどうしたらいいのかわからない 長調でも短調でも主和音を見つけだし(2)の方法で合わせた後、不協和音を小さな音で加えて、徐々に大きくして響きを聴いてみてください。 外国の映画の中に協会の壁やステンドグラスが出てくることがあります。もしかすると天使がラッパを吹いている絵に巡り会うかも知れません。 故山本直純(作曲家/指揮者)さんによるとあれは、小さくてトランペットのように見えるけど、実はトロンボーンなんだそうです。 天国で天使がハーモニーを奏でる楽器。それがトロンボーンです。頑張ってくださいね。
- peacementh
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ブラス楽器そのものの知識は薄いのですが、ピッチが合わないのはチューニングや演奏者の脳内チューニングに依存する部分があります。 音色というのはトロンボーンの場合は、曇ったようなフォーッという音やパン!という音、ベリベリベリとかもありますが、こういうのがバラバラなのであれば、息の量なのかはわかりませんがブラス楽器に強い人に聞くよりないですね。 2番目の問題はまだいいでしょう。約5人で一つの和音を共同で作るわけですから、和音の音・・・つまりはコード理論である程度追いつけます。たとえばドミソを大勢でやると、吹いていて一番複雑な気持ちなのはミの人です。言い換えればドやソの音にだまされやすい場所ともいえます。 私自身、主旋律がドのところにハモりがラの位置という曲をカラオケで歌って完全にだまされたことがあります。 このとき完全にだまされていればまだいいのです。中途半端に混乱して謎の音程を出しているのが一番困るのです。これが三番目の不協和音につながっていきます。 ちなみに、パートリーダーとして確認したければそのときは自分も吹かずにして、聞いてみて問題がないのを確認して自分が入ればいいのです。自分が入った瞬間におかしくなったら自分も疑いますが、やっぱり譜面も疑う必要があります。 ラ+ド+ミ+ソ+高いラ~というコードに5番目の人がシを吹いているとたちまち別のコードになってしまいます。ラがいなくなればまた違う形ながらもスマートに聞こえますが、この場合コードを見ないとどれが正解なのかわかりません・・・。 さて、3番目の不協和音についてですが、これはプレイヤーの誰かが楽譜を読めていないのか?狙った音が出せていないのか?チューニングがよっぽど狂っているのか?譜面を書いた人がわざと狙っているのか? と全てのパターンで対処が変わります。 こんなときコンダクター用の譜面でコードを見たりしてついているコードネームから必要な音をピックアップして、パート譜と照らし合わせてみるという方法で厳重にチェックする必要があります。 こうやって考えてみると、曲練習の前に全員でドレミをたどるトレーニングがどれほど重要なのかがよくわかりますね。