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カセットデッキのメンテナンスについて
昔はクリーニングテープや専用クリーニング液などを持っていたのですが、最近は殆どカセットテープ自体を再生する機会がないので、そういった部材は持っていません。 最近カセットテープ音源のmp3化を進めて始めることになり、カセットデッキがフル稼働し始めました。 mp3化された音を確認すると気になる事が二つ判明しました。 (1)再生速度が微妙に早くなっている (2)出だしの音の少し前の本来であれば無音部分にあたる箇所に出だしの音がかすかに聞こえる 両方ともヘッドとピンチローラーの清掃だけで治りますか? なお、冒頭で言いました通り、専用のメンテナンス部材がありません。 メチルアルコールとか水道水を市販の綿棒につけての清掃でも問題ありませんか? ご教示宜しくお願いします。
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はじめまして♪ 私も一度挑戦し、ネットオークションで三台もカセットデッキを購入した者です、結局全てをアーカイブする前に諦めてしまったのですけれどね、、、、 さて、再生速度が早いように感じるのは、実際に早い場合もあるのですが、当時の録音がFM等から でしたら、元々そういう音源だった可能性もあります。(当時の放送局向けのレコードは、少しテンポの早くて、1音くらいアップしたテイクの録音が有ったそうです。) LPを買って、テンポやキーが違うと言う違和感があるヒット曲は半分くらいの曲で感じたように記憶しております。 無音部分に聞こえてしまう現象は、磁気テープの特徴です。 ぐるぐると巻いた磁気テープなので、長期間固定されていたら、巻いた上や下にも磁気の影響で、音が転写されてしまいます。 本来の音の前に出て来る音は「プリエコー」と言うそうです。 どちらも 録音時、補完時の影響ですので、パソコンに取り込んでから対応するソフトで、テンポ下げやピッチ下げ、曲の前後の処理が必要です。 また、カセットデッキのメンテですが、基本的には「ヘッド」「プーリー」等の金属部分は無水アルコール(エタノール)、ピンチローラー等のゴム部分は「アルコール系洗剤を薄めて綿棒でゴシゴシ&蒸留水綿棒でゴシゴシ」です。 柑橘系の洗浄成分が入った洗剤等でゴム系はだめですよ~(一時的に奇麗になりますが、硬化してしまいますから) 私の場合ですと、パソコンに取り込んだ現状の音声データを「準オリジナル」としてCD-Rにデータ形式に保存してます。 音声波形編集ソフトまで活用して「当時の音は、、」と思いながら編集し、完成した音をiTunes等に登録しています。
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- imperiaude
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>>(1)再生速度が微妙に早くなっている 調整がずれていると思います。正確に調整するのであれば、調整用の基準テープやオシロスコープ、周波数カウンタなどが必要です。聴感上OKであればということであれば、フタを開けてスピード調整用の半固定VRを僅かに動かすことで対処可能です。基板にシルクスクリーン印刷があれば良いのですが、無い場合もしくは見てもよく分からない場合は手出ししない方が良いです。 (2)出だしの音の少し前の本来であれば無音部分にあたる箇所に出だしの音がかすかに聞こえる テープが長年密着していたことによる転写と思われます。経年劣化の一種ですので、クリーニングでどうなるものではありません。 クリーニングですが、専用のものもまだ売られています。
お礼
ありがとうございます。 オシロスコープはともかく周波数カウンタとかの出番、となると一般ユーザーレベルでは対処不能ですよね?
- A88No8
- ベストアンサー率52% (836/1606)
#3追記です。 消磁器(デマグネタイザー)をお持ちなら、クリーニング後にヘッドやキャプスタンの消磁をされるとよいのですが.. 高音の減衰を防ぐことが出来ます。
補足
ありがとうございます。 昔は洗浄液や消磁器を揃えていたのですが・・・。 消磁は何かで代用は出来ないですよね?
- A88No8
- ベストアンサー率52% (836/1606)
こんにちは (1)再生速度が微妙に早くなっている (2)出だしの音の少し前の本来であれば無音部分にあたる箇所に出だしの音がかすかに聞こえる (1)は、微妙ですが「ピンチローラー」と「キャプスタン」、「ヘッド」とカセットのガイド(汚れていたら)を.. ピンチローラーは、ゴムで、カセット内部のガイドはプラスチックですので消毒用に使われる水分が含まれた刺激性の弱い「エタノール」を使用。ヘッドやキャプスタンは金属か金属が多いのでですので、「無水アルコール」を使い掃除します。 ・エタノール:消毒用アルコール ・無水アルコール:アルコールランプの燃料に使われる (2)は、アナログテープやレコードに見られるエコーです。重なり合ったテープに記録されている磁気が転写されてしまったものなので、機器のクリーニングで軽減されることはありません。軽減するために再生前に早送りして早戻しする「風入れ」をすることがあります。
お礼
ありがとうございます。 思い出しました。再生前に「風入れ」すること(「風入れ」という言葉は初めて知りました)を・・・。 一度試してみます。
Q2に関して これは走行系をクリーニングしても治りません。 テープ上の磁気が、少し前のところに写ったためですから。 私も経験がありますが、このような場合は、PCに取り込み後、音声編集ソフトで編集するのがいいでしょう。
お礼
ありがとうございます。 結局は私もファイル化後、そのような処理をしています。 でも、出来れば再生時に発生しない方がいいですよね。
- URD
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メチルアルコールでは強すぎますので ローラーが劣化します。 イソプロピルアルコールにしておきましょう。お近くの薬局でどうぞ。 市販のカセットデッキ用洗浄液も 成分はこれです
補足
ありがとうございます。 ところでヘッドとピンチローラーの清掃のみでこの二つの症状は改善しますか? 宜しくお願いします。
お礼
ありがとうございます。 仰せのとおり、音源の8割はFMエアチェックですので、言われてみれば元々の音源がそうだったのかもしれません。 初めの頃はフリーウェアのソフトでピッチ調整を行っていたのですが、だんだん面倒になり、現在は妥協しています。どうせ音質はいまひとつなので・・・。