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W3C Markup Validation Serviceの意味と日本語版について

現在、Dreamweaver CS4と(X)HTML+CSSの勉強をしている者です。 書籍などで調べても分からない事が3つありますので質問させてください。 1. 大手のサイトで W3C Markup Validation Service でエラーが出るのはなぜですか? 色々な書籍やサイトを拝見していると、コーディングしたページはW3C Markup Validation Service や Another HTML-lint gateway で正しい文法になっているかチェックすべきと書いてあります。 特に、W3C Markup Validation Service で「successfully」が出るようコーディングする事が重要なようですが、試しに Google や Yahoo!、Apple などのトップページをチェックするとエラーが出ます。 これはどういう事でしょうか? W3C Markup Validation Service でエラーが出るのは ・さほど重要ではない ・IE6 のバグなどに対応するためハックを施したので、多少のエラーが出るのは仕方がない ・本当はエラーでない箇所がエラーとして表示されている などいろいろな理由が考えられると思うのですが、皆様はどうお考えですか? 2. Dreamweaver のバリデータでOKであれば、W3C Markup Validation Service でエラーが出たとしても気にする必要は無いのでしょうか? 3. W3C CSS Validation Service は日本語版を見つけたのですが、W3C Markup Validation Service の日本語版は無いのでしょうか? どなたかが独自に翻訳されたバージョンなどでも構いませんので、もしご存知でしたら教えて頂けると幸いです。

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  • think49
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回答No.2

#1です。 > 「successfully」なページの方が検索エンジンで上位に表示されやすいかと思ったのですが、大企業のサイトでエラーがあるという事はそこまで重要でもないのでしょうか。 勿論、HTMLは正しい方が望ましいですが、よほど不正な記述ではない限り、大きく順位を落とすことはありません。 文法を一定の水準に保てれば、あとはコンテンツ、リンクの質の方が重要になってくるので、必要なリソースをそちらに割り振っているのだと思います。 リソースは有限ですからね…。 リターンの大きいところにリソースを費やす方が効率がいいわけで、合理的な判断だと思います。 参考までに、大企業と思われるサイトの私感を書いておきます。 (私はProxomitronというソフトでHTMLをフィルタリングしているので、その観点から) - Yahoo Japan div多用で階層が深い。質より量。 各々のdiv毎に修正要員がいて、それぞれが他の部署と連携を取らずに自由に修正しているような感じ。 そのためかHTMLに統一性がない。ページ全体のポリシーが見えない。フィルタリングしづらい。 - Google 最先端のスピードハッカー。 トラフィック削減のために改行コードを削除、という涙ぐましい努力が垣間見える…。 HTMLはstrictではなく、とにかく短いコードでクロスブラウザなHTMLを目指しているのだと思われる。 内部テストのためか時々HTMLが変わるが、大きな変動はないためフィルタリングはしやすい部類。 - ニコニコ動画 さすが永久ベータ版。HTML構成はこれでもかというぐらいに大きく変わる。 「主要ブラウザで動けばいい」「納期を出来るだけ短く」というスタンスだと思われる。 外部CSSはほとんど使わない。class名が論理構造を表していない。(DRY的に物理構造を表した名前?) style属性をよく使う。フィルタリングのしやすさは推して知るべし。もう見るのも嫌。 という印象です。 おそらく、「HTMLより上位に重視すべきポリシーがあれば、多少の文法エラーは許容する」(限度はありますが)というスタンスなのではないでしょうか。 ただ、「文法を知った上で」エラーを許容しているのかどうか、という違いは有ると思います。 Googleは技術者集団ですから「HTMLに熟知していて文法エラーが出るとわかっていながらあえて、スピードを重視している」と見られます。 ニコニコ動画は「HTMLはよく知らないが、動画が最大の売りでそれさえ前面に出ればそれでいい」と考えられます。(HTMLにしろCSSにしろ、どう考えても管理しづらいので) 全体の効率でみれば前者の方が好ましいのですが、後者の考え方も理解できます。 質問者さんも文法に拘らず、一つのポリシーを持ってHTML作成に臨むと見えてくるものがあるのではないか、と思います。 # HTMLを知ってみる、という点でHTML-lintで100点を目指すのはお勧めです。 # 大体、エラーの出る場所は決まっているので、何度か100点を維持すれば自ずと注意すべき箇所がわかってきます。 # そこから自分のポリシーを見つめ直してみるのもいいのではないか、と思います。

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質問者

お礼

さらに詳しい情報をありがとうございます。 Google は確かに改行ありませんし、画像が1枚にまとまっていたりと軽くする努力が見られますね。 Yahoo! は、確かにコンテンツによって作りが違うようですね。 最近、Yahoo! ニュースだけ読み込み速くなりましたし…… Proxomitron は、私も昔広告を消すのに使っていましたが、#1 さんは Proxomitron を使ってHTMLの分析をなさっていらっしゃるのでしょうか? とりあえず、まずはHTML-lintで100点を目指してみます。 アドバイスありがとうございます。

その他の回答 (2)

  • abril
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回答No.3

ご質問にはANo.1-2様が大変細かい考察をされて的確なご回答をされていらっしゃいますので、蛇足ですが。 > 「Another HTML-lint gateway」で100点を取るのはとても労力がかかりそうですね…… いえそうでもないです。あれは単純に、マークアップが宣言されたDOCTYPEに準拠した(X)HTML文書に相応しいものになっているか、と、機種依存文字等不正なテキストの記述がないか、しかチェックしていないので100点を取る事に大した苦労はしません。 100点を取れないのは「わかっててやっている」Flash等の埋め込み部分の記述と、URLなどの記載で変数が入っていてそれが意味不明と指摘される時ぐらいでしょうか(前者についてはエラーを出さない記述もあるんですが、諸般の事情により今のところそれを採用できないので妥協しています)。 とにかく、No.1様も言及されています通り、Another HTML-lint gatewayはチェックが細かいです。W3C Markup Validation Serviceが無視するエラーも指摘される事が多いです。Another HTML-lint gatewayに怒られてはクリア…を繰り返しているとかなり鍛えられると思われます。 No.2様の「# HTMLを知ってみる、という点でHTML-lintで100点を目指すのはお勧めです。」以下のご意見には全く同意するところですので、「とりあえず、まずはHTML-lintで100点を目指して」頑張る事は無駄にはならないと思います。

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質問者

お礼

ありがとうございます。 確かに、「Another HTML-lint gateway」は指摘が細かいですね。 まずは100点を目指してみます。

  • think49
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回答No.1

> 1. 大手のサイトで W3C Markup Validation Service でエラーが出るのはなぜですか? - 実際に使われるブラウザで問題なく動作すればよい だと思っています。 言い換えれば「100%の質を目指す必要はない」ということですね。 実際、「W3C Markup Validation Service」「Another HTML-lint gateway」で100点を維持するのに多くの労力を必要とします。 大企業にも納期はあるでしょうから、HTMLに求められる質も妥協しているのではないでしょうか? > 2. Dreamweaver のバリデータでOKであれば、W3C Markup Validation Service でエラーが出たとしても気にする必要は無いのでしょうか? 「W3C Markup Validation Service」は随時更新されていて、今ではHTML5にも対応しているそうです。 一応公式なのでW3C Markup Validation Serviceでチェックする意味はあるかな、と思います。 > 3. W3C CSS Validation Service は日本語版を見つけたのですが、W3C Markup Validation Service の日本語版は無いのでしょうか? 私も探したことがありますが、日本語版は公式にも非公式にも見つかりませんでした。 HTML文法チェッカーとしては - W3C Markup Validation Service - Another HTML-lint gateway - HTML Tidy の3つがあって、「W3C Markup Validation Service」だけは日本語訳がないようです。 経験上「Another HTML-lint gateway」でエラーがなければ「W3C Markup Validation Service」もエラーが0かほとんどない場合が大半です。 なので、私は「Another HTML-lint gateway」で100点にした上で「W3C Markup Validation Service」でチェックをかける、という手順を踏んでいます。 チェックにはFirefoxの拡張「Html Validator」を活用しています。 Html Validator :: Firefox Add-ons https://addons.mozilla.org/ja/firefox/addon/249

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質問者

お礼

詳しいご回答ありがとうございます。 「successfully」なページの方が検索エンジンで上位に表示されやすいかと思ったのですが、大企業のサイトでエラーがあるという事はそこまで重要でもないのでしょうか。 確かに、「Another HTML-lint gateway」で100点を取るのはとても労力がかかりそうですね……

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