- ベストアンサー
関数の微分について
- 関数の微分について説明します。x>0の場合、sin x > x - x^3/6を証明します。
- f(x) = sin x - (x - x^3/6)として、f'(x) = cos x - 1 + x^2/2、f''(x) = -sin x + x、f'''(x) = -cos x + 1となります。
- f''(x) > 0、f'(x) > 0、f(x) > 0となるので、sin x > x - x^3/6が成り立ちます。他の方法や間違いがあれば指摘してください。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
>f'''(x) >=0となる。 >従って、f''(x) は増加関数なので、 増加関数ではなくて、単調増加関数としかいえませんね。 >f''(0) = 0よりx>0において、f''(x) > 0となる。 これはこの場合は成り立っているかも知れないが、常に成り立つとは限らないので「×」。「f''(0) = 0」だけから「x>0において、f''(x) > 0となる。」と結論付けるのはよくない。 たとえば f''(x)=0 (0<=x<=1), f''(x)=(x-1)^2 (x>=1) の場合、f'''(x)>=0が成り立っているが、x>0 で f''(x) > 0とはいえない。 ここをクリアしないと、 f''(x)>=0は言えても f''(x)>0とはいえないことになる。 そうだと、以下も等号の問題が以下も同じなので、同じ問題が波及して行きます。 >f''(x) >0 より、f'(x)は増加関数となり、f'(0)=0からf'(x) > 0となる。 >f'(x) >0 より、f(x)は増加関数となり、f(0)=0からf(x) > 0となる。 つまり、x>0で 単調増加関数、f'(x)>=0, f(x)>=0は言えても 増加関数、f'(x)>0, f(x)>0とはいえないことになります。 そうすると >f(x) = sinx - (x-x^3/6) >0となり、 f(x) = sinx - (x-x^3/6) >=0としかいえません。 なので >sin x > x - x^3/6となる ではなく sin x >= x - x^3/6 としかいえません。 したがって、x>0では、等号が成り立たないことに言及して、増加関数になることを示しておかない解答としては不十分になるかと思います。 そのあたりを検討しなおして見てください。