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インフィールドフライ それとも インフィールドフライではない?

皆さんこんにちは。5年生の野球少年をもつ野球に無知な父親です。 今回も野球ルールに関して質問です。 【質問】 ノーアウトでランナー1塁。バッターはバントを試みました。 ところがバントはピッチャー前へのバントフライ(ややライナー性)になりました。 これをピッチャーが意図的に捕球せずにダブルプレーを試みるというのは可能でしょうか? 以前に誰かから、バントフライはインフィールドフライにならないと聞いたことがありましたので、確認致したく、よろしくお願い致します。 又、バントではなく普通のバッティングでライナーの場合は同じでしょうか? 例えば同じ状況でショートへのライナー、ショートが意図的にグラブにあて落球し、6-4-3のダブルプレー。 これってOKですか?

みんなの回答

回答No.4

ルール上は問題ありません。 インフィールドフライについて説明します。 このルールは、無死または1死、ランナー1・2塁又は満塁の場合に適用されます。 なぜこのようなルールが誕生したのでしょうか。 例えば、無死・ランナー1・2塁でバッターが三塁にフライを打ち上げたとします。 打者走者はフライだと思って全力で走りません。ランナーはフライだと思ってベース横に留まっています。 そんな時、わざと三塁手がフライを落球したらどうなるでしょう。落球した時点ですべてのランナーに進塁義務が生まれます。 しかし慌てて走りだしても絶対に間に合いません。トリプルプレーが成立します。 そんなことがまかり通っては野球はつまらなくなります。しかし打者がフライを打ち上げた時点でアウトを宣告してしまえばランナーに進塁義務は生まれないわけですから、打者がアウトになるだけで済みます。 インフィールドフライの条件に「普通の守備行為で捕球できると審判が判断したもの」とあります。「普通の守備行為」の定義は 明確ではないのですが、「普通の内野手なら誰でも捕球できる場合」と考えていただいて差し支えないと思います。 そのため、鋭いライナー性の打球で一度グラブに収めたもののグラブから飛び出してしまった場合、あるいは内野手の後方に飛び守備範囲の広い選手でなければ補給できなかった場合など「誰でも取れるフライではない」場合には適用されません。 また、バントには適用されないので注意を要します。(阪神の矢野捕手が無死1・2塁からバントフライをフェアゾーンで落とし、5-4-3と転送して三重殺を成立させた例もあります。) 長々と書きましたが、質問者さんの想定された状況ではインフィールドフライは成立しません。ただし、審判員の判断によれば故意落球が宣告される場合があります。もっともこれは審判のサジ加減によるので、なんとも言えませんが・・・。

  • tz500
  • ベストアンサー率16% (7/43)
回答No.3

インフィールドフライでは無いような気がします。一つ目のバント処理は確実にインフィールドは成立しないと思いますし、二つ目のショートライナーも難しいと思います。と言いますのは両方反射的な動作が必要な場合ですので、内野フライのようにある程度余裕のある場合とは明らかに違うという点です。インフィールドフライは『計算されたプレイ』という点がやはり焦点になりますので、二点とも当てはまるとは思いません。最近の審判は後が怖いのか高校野球でもほとんどとりませんよね。

  • dempsey2
  • ベストアンサー率44% (45/102)
回答No.2

おはようございます。 No.1の答えで十分かな、とも思いますがある程度野球をした選手であれば故意落球という判定を防ぐために『小飛球は取るふりをしておいて、触らずインプレーにするもの。』と認識しているはずです。 おそらくプロ野球選手は全員知っているはずです。 また、質問の根本になっているインフィールドフライですが、コレ自体は主審の判断によるもので、ボールが飛球になっている段階で大きな声で「インフィールドフライ(・イフフェアー)」とコールしないと成立しません。 ですから、どう考えてもインフィールドフライだろ?なときでも主審がコールを忘れたていたら前述のインプレーにしておいての多重殺は可能です。 また、イフフェアーというくらいですので、ボールの落下地点がファウルグラウンドだった場合は何事もなく普通のファウルとして打者はアウトにならずで再開です。

回答No.1

インフィールドフライになるのは、無死か一死で走者一・二塁、または満塁の時に限られます。またバントフライとライナーはインフィールドフライにはなりません。ですから無死一塁であればバントであってもなくても、また無死一、二塁や満塁であったとしてもバントフライならインフィールドフライにはなりません。 ただしインフィールドフライとは別に、故意落球という規則があります。これは無死または一死で、走者一塁、一・二塁、一・三塁、満塁の時、「容易に捕球できるはずの飛球またはライナーを、内野手が地面に触れる前に片手または両手で現実にボールに触れて、故意に落とした場合」に適用され、打者だけがアウトになり、審判はタイムをかけ走者を元の塁に戻します。これはバントも含まれます。 ということは、ご質問の場合、ピッチャーが球に触れずに意図的に捕球せずにダブルプレーを試みるというのは可能です。ただライナーの場合は一概には言えないということになります。「容易に捕球できるはず」と審判に判断されれば故意落球となり併殺は狙えないですし、「容易に捕球できるはず」とは判断されなければ、併殺になる可能性が生じることになります。例えばセンターへ抜けそうな難しいライナーを横っ飛びで取ろうとしてグラブに当てて落とした、となると故意落球にはならないでしょうね。その後併殺が成立したかどうかは関係ありません。以上野球規則2.40と6.05(l)を参照いたしました。 1980年頃だったと思いますが、当時阪急のエース山田久志投手が無死一塁(一・二塁だったかも)で、小フライになったバントをグラブに当てて落として併殺を狙ったのを見た記憶があります。この時は故意落球の規則が適用され打者だけがアウト、走者は元の塁に戻され、山田投手の狙い通りにはなりませんでした。一方2006年、楽天対阪神戦で楽天無死一・二塁の場面で打者沖原がバントしたのが小飛球になり、矢野捕手はこれを手に当てないでわざと落球し、なんと三重殺を完成させました。バントなのでインフィールドフライにならず、手に当てずに落としたので故意落球にもならず、三重殺は成立しました。山田投手も矢野捕手も故意落球の規則は熟知していたと思いますが、山田投手はうっかりグラブに当ててしまったのだと思います。

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質問者

お礼

大変ご丁寧なご回答ありがとうございました。 良く分かりました。野球って本当に深いですね。 早速教わったことを息子に伝授致します。 (しかしながら実際の試合で彼が瞬時にこの事を思い出しプレーに反映できるかな....?) 今後ともどうぞ宜しくお願い致します。

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