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解決済み

指輪物語のメタファー

  • 暇なときにでも
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お礼率 83% (40/48)

 子どもの頃にはじめて「指輪物語」を読んだあとに見た解説文から「指輪戦争」=第二次世界大戦、「ひとつの指輪」=「核爆弾」という説はそうかもなぁと感じていました(個人的感想です。作者は否定していましたけれど、作品は発表されてからは読者のものと思いますので)。
 で、はじめて「指輪~」を読んだ方はどう思われましたか? 暗喩なんてないと思われました? 発表されている評論家の意見はいりません。あくまで個人的にどう思ったかのご意見お願いします。
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質問者が選んだベストアンサー

  • 回答No.3
レベル11

ベストアンサー率 46% (134/290)

私も、「指輪=原爆」というような捉え方は、確かに的を射ていると思いましたが、トールキンにはそういう意図はなかったのだろうと思います。少なくとも、「指輪物語」を原爆投下に抗議するために書いたということはないはずですし。
トールキンの物語は普遍的なものごとを描いているために、現実の出来事が逆に「指輪物語」に似てしまっているんじゃないかと、私は思うのですが。
最近では、白の勢力が結集して闇の勢力と戦うことをアメリカがイラクを攻撃しようとしている行為と重ね合わせたりする解釈(?)もあるそうで、戦争には反対の私としては「そんなことに指輪物語を持ち出さないで!」という思いがあります。きっとトールキンはそういう風に自分の作品が扱われるのがいやで、「暗喩はない」と言っていたのではないでしょうか。
あと、評論家の意見はいらないということですが、ひとつだけ。映画のDVDの特典映像でトールキンについて語られている部分がありましたが、そこで「トールキンが暗喩を嫌ったのは、自分の物語から様々な解釈がされることを望んだからだ」というような話があって、ああ、なるほど、と思いました。
トールキンはきっと、指輪を捨てる物語の中に、色々なことを暗示したかったのではないかと思いました。だから、その中のひとつに原爆や第二次世界大戦のことも含まれていたかもしれませんが、それだけ、ということではないのだと思いますし、「原爆や第二次世界大戦のことだ」と固定されて思われてしまうことは嫌だったのじゃないかと思います。
お礼コメント
farnorth

お礼率 83% (40/48)

 回答ありがとうございます。DVD買おっかなぁ(笑)
 アメリカとイラクって喩えも(びっくりしましたが)、そう感じる人がいればアリかもしれませんね。
 そういえば、「指輪~」は古典SFとかにありがちな、種族のメンタリティの相違による戦争でないってのが、子どもの自分には理解しにくかったですね。その後ガンダムを見てから、戦争観って変わりましたけど(笑)
 トールキンがわが子などのために作ったとされるほかの物語(例えば「ホビットの冒険」など)とは「指輪~」はあきらかに作風が違うなぁ、と思っちゃったのです。
投稿日時 - 2003-02-08 19:41:09

その他の回答 (全2件)

  • 回答No.1
レベル12

ベストアンサー率 18% (123/660)

もっと人間の内的葛藤かと思いました。
あそこに登場するさまざまな人物が、実は一人の人の中のさまざまな心の一部で、易きに流れてしまいがちな自分を、良心や誠実さといった心の部分(フロドの仲間たちに表されるもの)で克服し、正しく生きていくってことかなぁと思ったのです。
指輪はそのために捨てなければならないもの(簡単に捨てられず、見る者を魅了する)だと思いました。

う~ん、私って内向的?!
お礼コメント
farnorth

お礼率 83% (40/48)

なるほど、そういう読み方もありますか。子どもの頃には単純にボロミアっていやなヤツだなぁ、などと思いましたが、心の葛藤を理解すると、いまはそうは思いませんものねぇ。
投稿日時 - 2003-02-03 17:44:47


  • 回答No.2
レベル12

ベストアンサー率 45% (209/457)

初めて指輪を読んだのは二十代半ばでしたが、その感想は「馳男さんかっこえ~、白のガンダルフかっこえ~」というものでした。

本を読んで感じることは人それぞれ自由だと思うので、隠喩だととらえるのもアリだと思います。しかし個人的感覚から言えば、ちょっと勿体ない気がします。
指輪戦争を第二次世界大戦と関わらせることによって、意味がだいぶ限定されてしまうのではないかと思うのですよね。指輪は多分人が文字を読んでいく限り、ずっと生きながらえる物語だと思います。もし何百年か経った時、その普遍性より個別的なもの(この場合第二次世界大戦)がクローズアップされていたら……んー。紫式部が源氏物語を書いて、モデル探しがされたりしていますよね。わたしなどは「いいじゃん、モデルが誰でも」といってしまいます。お話としては面白いのですけれど、大事なところはモデルではないと思うし。作者が第二次世界大戦を生きた人である以上、なんらかの影響はあるものと思いますが、あまり隠喩の方にとらわれてもどうかな、と。

読み終わったとき、「トールキン、すげーなー」と思いました。世界の創造者だもの。作家は大なり小なり世界を創造する者ではありますが規模が違う。まあ小さいささやかな世界だからそれが名作ではない、ということは全くないと思いますが、でも大きな世界は大きいことだけでも「すごい」と思うようなことがありますよね。奈良の大仏とか?

ひょっとしたら質問の要旨とずれているだろうか、と危惧しつつ。まあ画面のにぎやかしということでお許し下さい。
では失礼しますm(__)m。
お礼コメント
farnorth

お礼率 83% (40/48)

 回答ありがとうございます。
 私もはじめは単純に、独自の世界が構成されてて、「すげーなー」と感じたのを思い出しました(笑)
 先入観というか、いろんな評論を目にして、最初の感動がブレてきたよ~な気がしていたもので(汗)
投稿日時 - 2003-02-08 19:22:30
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