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アッテネータと音質

イヤホンとアッテネータについて質問です。 最近買ったイヤホン、結構気に入っているのですが、インピーダンスが低くIPodではホワイトノイズが聞こえてしまいます。 そこでアッテネータを使ってノイズを軽減しようと思っているのですが、アッテネータによって音質などが低下してしまう事はあるのでしょうか。 また、今購入を考えているのはオーテクの音量補正プラグなのですが他にイヤホン用のアッテネータがありましたら教えてください。 以上よろしくお願いします。

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回答No.2

>> アッテネータによって音質などが低下してしまう事はあるのでしょうか。 // 厳密にいえば、音質は低下します。理由は、おおむね以下の通りです。 (1) アッテネータを通すとノイズが減るというのは、要するに、ノイズの正体である微小な信号がアッテネータで熱に変換されて消える、ということです。そうすると、「ノイズではない微小な信号」も、熱に変換されて消えてしまいますから、音質が低下するといえます。 (2) また、イヤフォンの側から見たアンプ(iPod)の出力インピーダンスが大幅にあがるので、電磁制動が悪くなります(ただし、イヤフォンの場合は電磁制動をあまり考えなくても問題ない)。 (3) アンプ(iPod)から見たイヤフォンのインピーダンスが上がるので、同じ音量を得るために、より大きな出力が必要です(上記(1)と同じ現象を別の側面から見たものです)。端的にいえば、イヤフォンが32オーム、抵抗器が32オームなら、同じ音量を得るために倍のボリュームにする必要があります。 このことは、電源電圧の低いポータブル機にとっては致命的です(なので、イヤフォンのインピーダンスは16~32オームくらいが多いのです)。ただ、iPodは他社製品に比べて最大出力が大きいとされていますから、通常はあまり問題ないかもしれません。 (4) 一般に、アッテネータには抵抗器が使われますが、抵抗器は、一部の特殊なものをのぞいてインダクタンスを持ちます。そのため、高域がほんのわずかながら減衰します(これも、ほとんど気にするほどではありませんが)。 (5) 途中に接点が増えるので、接触抵抗によるロスが増えます。 ただし、それらを措いてもなおアッテネータを使う価値がある、と考える人も少なくありません。たとえば、「iPod アッテネータ」などのキーワードで検索すると、かなりの自作記事が発見できます。 また、海外でも、イヤフォンにアッテネータを併用する例がかなり見られます(国内の作例で、海外の作例を参考にしているものも見受けられます)。 したがって、それらの自作記事を参考に、アッテネータを自作されるのがいちばん良いでしょう。

jamnuko
質問者

お礼

自作するほど知識がないので、結局買いました(汗) 丁寧な回答ありがとうございました。

その他の回答 (1)

回答No.1

基本的にイヤホンについているボリュームは音質を劣化させます。 これはあくまでも、使いやすさ、便利さを優先させたもので できれば、本体側で音量は調整するものです。 インピーダンスによって、ノイズが増減することはありません。 イヤホンは30Ω前後が多いと思います。 インピーダンスが低いと本体側に負担がかかりますので 相当強力な電源じゃないと良い音がしません。 インピーダンスを少し高めにすると、本体側は楽になるので 良い音が得られ易いのです。それに、イヤホンのボイスコイルに 巻かれている線は相当細いので、インピーダンスを下げることは できません。 便利さを取るか?音質を取るか?どちらかです。

jamnuko
質問者

お礼

どっちもなんて欲張りですよね… ありがとうございました。

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