MMAのバルク重合で反応溶液を60℃で加熱した意味

このQ&Aのポイント
  • MMAのバルク重合において、反応溶液を60℃で加熱する理由は半減期に関連しています。
  • 60℃の温度は、反応速度を制御するために選ばれています。
  • この温度では、反応が適切な速度で進行し、望ましい重合生成物であるPMMMAが生成されます。
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MMAのバルク重合で、反応溶液を60℃で加熱した意味

ラジカル重合でMMAのバルク重合をしたんですが、 MMA→(AIBN/△)→PMMA 実験操作で、 (1)4本の試験管にAIBNを0.02g量り取り各々MMAを5ml加える。 (2)これをウォーターバス中で60℃に保つ。 (3)10分後、50mlのメタノール中に激しくかき混ぜながらゆっくりと注ぐと、PMMAの沈澱が生じる。 (4)・・・ ここで、どうして(2)では、60℃に保つのですか?? 聞く話によると、「半減期」が意味してるって言うんですけど、 調べても意味がさっぱりです。 よくわかりません。 どうか教えてください。 (いいサイトがあったらそれも・・・) よろしくお願いします。

  • 化学
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noname#160321
noname#160321
回答No.1

>半減期」が意味してるって言うんですけど、調べても意味がさっぱりです。 調べ方が悪い、前回AIBNについてwikiを引用したでしょ。 読まなかったでしょ。 読んだら60℃における半減期書いてあったはず。 熱による一次反応なので、反応速度式は、AIBNの濃度を[C]として、 v=-d[C]/dt=k[C] になるから、[C]=[C]_0e^-kt、[C]_0はAIBNの初濃度。 半減期は[C]=(1/2)[C]_0となる時間t(1/2) t(1/2)毎に濃度は半減します、だから「半減期」。 60℃にしたのは実験時間内にうまく収まり、かつラジカル濃度が都合の良い範囲になるから。

0124ponta
質問者

お礼

見ました。 参考になりました。 どうもありがとうございました。

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