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フィードフォワード制御と予測制御の違い

フィードフォワード制御と予測制御の違いについて教えて下さい。 液体供給設備についての説明で、「時間経過とともに温度が低下する傾向を予測し(フィードフォワード)、ヒータで加熱する制御を行う…」という文章があるのですが、これを書いた当人は「フィードフォワード制御ではない。予測制御だ。」と言い張ります。 面会した時に確認すればよかったのですが聞き逃し、また当人とは諸事情により現在連絡がとれません。 不勉強なためどのような資料で調べればよいかもわからず困っております。 どうぞよろしくお願い致します。

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  • mtaka2
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回答No.1

フィードフォワード制御と予測制御は全然別物です。 例えば、ヒータを使った温度制御であれば、 ・フィードバック制御 制御対象の温度を計測し、目標温度との違いを元に、ヒータの加熱量を決定する方法。 「計測している温度」自体が「それまでの制御の結果」ですから、 制御の結果をまた制御に戻すため「フィードバック」と呼びます。 「対象温度が下がってきたので加熱を強くする」といった感じで、一歩出遅れるため、反応が遅くなります。 ・フィードフォワード制御 外気温など「制御の結果とは無関係な情報」を元に、ヒータの加熱量を決めます。 「対象温度は下がってないけど、外気温が下がってきたので加熱を強くする」といった感じで、先回りして操作するので、反応が速くできます。 その代わり、制御が難しい ・予想制御 これはフィードバックやフィードフォワードとは別の概念です。 フィードバック制御でもフィードフォワード制御でも、 計測した情報を元に制御を決定するわけですが、 その時、現状だけなく将来的な傾向まで「予測」するかどうかの話。 たとえば、外気温がどんどん下がってきた結果の状況なら、今後も下がると予測してあらかじめ加熱を増やすとか、 同じ外気温でも、外気温が上がってきた結果なら、今後も上がると予測して加熱量は減らすとか。 フィードフォワードの方が(自身の制御を加えていない生の情報が得られるため)予測制御しやすいですが、 フィードバックでも予測制御できないわけではありません。

goronosuke
質問者

お礼

わかりやすい例をあげていただき理解の助けになりました。 どうもありがとうございました!

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