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いのしし退治、これって誰の仕事?
新潟の小学校へいのししが乱入した件で、警察と消防が対処していました。これって本来誰の仕事ですか? レンジャー経験のある自衛隊員でもいれば、よさそうですが。
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質問者が選んだベストアンサー
私も新聞記事を読んだ時点では、ご質問の件が警察や消防の仕事であることに違和感はなかったのですが、改めてご質問を拝見してみると…。 まず、警察は、法律的に、どんな仕事をする組織かといいますと…。 それは「個人の生命、身体…の保護に任じ、その他公共の安全…の維持に当たる」ための組織ということになります(警察法2条1項)。 そして、暴れている動物を捕まえることも、法律は、警察官の仕事であると考えているようです(警察官職務執行法4条は「警察官は、人の生命若しくは身体に危険を及ぼし、又は財産に重大な損害を及ぼす虞のある…狂犬、奔馬の類等の出現…等危険な事態がある場合においては、…危害防止のため通常必要と認められる措置をとることを命じ、又は自らその措置をとることができる。」としています。)。いのししも「奔馬(=暴れ馬)の類」でしょうから、「奔馬等」の「等」に含まれるように思われます。 そういうことから考えると、ご質問のような「いのしし登場」といったケースも、やっぱり、後始末は警察の仕事になるようです。 警察というと、やはり刑事司法警察(捜査をして犯人を捕まえる仕事)や交通警察(交通の取り締まりや交通事故の処理、交通事犯の捜査)が思い浮かびますが、法律的には、こういうことも、警察の仕事になるようです。 次に、消防は、法律的に、どんな仕事をする組織かといいますと…。 それは「火水災又は地震等の災害を防除し、及びこれらの災害による被害を軽減することを任務とする」組織ということになります(消防組織法1条)。 そして、法律は、災害の防除を、基本的に市町村長の役割としています(災害対策基本法5条1項)。それで、実際の事案に際しては、市町村長の執行機関である消防吏員の登場と相成るわけです。 最後の問題は「いのしし登場」が、果たして災害対策基本法にいう「災害」に当たるかどうかですが…。 同法は、同法でいう「災害」の定義として、「暴風、豪雨、豪雪、洪水、高潮、地震、津波、噴火その他の異常な自然現象又は大規模な火事若しくは爆発その他その及ぼす被害の程度においてこれらに類する政令で定める原因により生ずる被害をいう。」と規定しています(2条1号)。先ほども検討しましたとおり、いのしし=「奔馬の類」と考えてよいと思いますので、私は、「その他の異常な自然現象」に当たるのではないかと思います。 そうすると、これも、消防の仕事になり得るといったところでしょうか。
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- talkie(@utilityofa)
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#6の回答者です。 質問者さまは補足をお求めでないかも知れませんが…。 >警察に応援を頼まれて、警察の指揮の下手伝ったと考えるのが自然に思えますが。< 実は…、同感ですね。 「何か法律上の根拠がないか」ということで捜したのが、#6の回答(の後半部分)でした。 実は、消防法上の「救急」の概念よりも、実際の消防の救急隊の活動範囲の方が広いのが実務であったりして…。 もともと、消防は、収奪行政ではないので、むしろ給付行政に近いので、必ずしも法律の根拠どおりということではないようです。 本則の災害救援は消防の仕事ですから、「その一環として」手伝いをしている-質問者さまの印象が、案外、正解ではないか。実感としては、私もそう思います。
お礼
再度のご回答ありがとうございます。
- Ja97KG
- ベストアンサー率26% (222/840)
有害鳥獣駆除の資格を持った猟友会員が対処するのが普通ですが 今回は学校の中だったので発砲は控えたのでしょう しかし最近は狩猟する人が減ったので何かあっても参加者が足りないと 困っているようです。 北海道で自衛隊がトド退治に戦闘機繰り出したのは昭和37年ごろのこと同時に対空機関砲での水平射撃もやったと聞きましたが あとで大騒ぎになってしまいその後実施されていません
お礼
ご回答ありがとうございます。
- opechorse
- ベストアンサー率23% (435/1855)
大規模な被害があれば 自衛隊も災害派遣として出動することもあります ただ、自衛隊の銃弾は パーグ戦争条例等で殺傷力の少ない銃になっていますので 小銃だと厳しいかも知れません 本気でやるなら指揮車+重機関銃かも いままでに1回だけ、漁場にトドが大量発生して F-86Fセイバー戦闘機が銃撃しています
お礼
ご回答ありがとうございます。
- chie65536
- ベストアンサー率41% (2512/6032)
「追い払う」や「捕獲」などの「対処」は警察や消防の仕事。 「駆除」は「有害鳥獣駆除の許可」を受けた者のみの仕事(猟友会など) 有害鳥獣であっても、無許可で駆除した場合は、鳥獣保護法により厳しく罰せられます。
お礼
ご回答ありがとうございます。
- WillDesignWorks
- ベストアンサー率36% (1407/3901)
警察と消防なら網などでなんとか捕まえたんでしょうね。 イノシシが外へ出たのなら行政が猟友会に依頼して有害鳥獣駆除してもらうことになります。 自衛隊員にイノシシは倒せませんよ。彼らの自動小銃は、対人兵器であって、イノシシのような力のある大型獣には豆鉄砲みたいなもので歯が立ちません。大型銃を一発で仕留めるパワーの銃を持ち、山の地形やイノシシの生態を知り、急所を狙えるのは、経験豊富なハンターだけです。 猟友会も高齢化が進んでいるので、あと10~20年も経てば有害鳥獣駆除できる人間はいなくなるでしょう。そうなると日本の山や里は、増えすぎた野生動物に荒らされてめちゃくちゃになると言われています。
お礼
ご回答ありがとうございます。 レンジャー隊員なら、ランボーみたいに素手で獣を取って食べる訓練しているものかと思いました。
- zorro
- ベストアンサー率25% (12261/49027)
市民の生活を守るのは、警察、消防の仕事です。
お礼
ご回答ありがとうございました。
お礼
ご回答ありがとうございます。 警察の仕事に間違いなさそうですね。 消防のその他の自然現象にイノシシを含めるのはいささか無理があるように思えます。警察に応援を頼まれて、警察の指揮の下手伝ったと考えるのが自然に思えますが。