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日教組のやってきたこと
中山成彬元国土交通相が日教組批判を行いましたが、実際のところ日教組は批判されても当然のことをこれまでやってきたのでしょうか?
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実際に、日教組が強い所で成績が低いのかは分かりません。 しかし、日教組が左翼で、自民党の保守派とは意見が対立してきたこと。 また、歴史教育においても、左翼と保守派の対立が展開されてきました。左翼が負ける例もありますが、教科書に左翼史観が相当反映されてきたことも事実です。 少なくとも、日本の歴史の教科書のうち、日中戦争や戦後の中国に関する部分は正確ではなく、伏せている事実も多いのです。日本が悪いことをしたことは事実ですが、正確な論点には議論があります。 たとえば、日中戦争という名称も当時は使われておらず、日華事変と言われていました。日本が中国に派兵したのは、租界地や居留民の保護のためです。(もちろん、植民地や租界の正当性の議論は必要です。)その後、日本と当時の中国国民党政府の戦闘が徐々に激化したため、宣戦布告はいずれからも行われていなかったのです。だから、戦時国際法上の戦争ではなく、戦闘行為のみが行われる事変だというのです。 そして、なぜ、日本と国民政府の戦闘が激化した理由は、肝心なところが分からないのです。少なくとも、これで得をしたのは、中国共産党です。毛沢東自身が、そう認めています。 さらに、欧米にとって、日本の戦争犯罪は道徳的なジレンマがあります。自分だって植民地を多く抱え、中国でも租界を持っていた国が多いのです。唯一アメリカだけが、中国に租界を持たず、その植民地(フィリピン)に対しても将来の独立を示唆していたにすぎません。単に戦勝国としてではなく、裁判によって普遍的な罪を認定できる立場にあるかは、怪しいのです。この点は、チベットやウィグルを支配している、今の中国も同じです。また、中国国民党は、その後台湾を支配し、台湾人を差別したり、弾圧しました。 今のアジアの多くは、まだ民主国家として問題が大きいことも事実です。特に北朝鮮は最悪の部類です。日本の戦後の反省が、理解されないのも、こうした国の政府が、民主化の価値を隠して日本に正当な評価を与えることを避けたことも指摘できます。 そうした歴史上の論点を隠して、日本だけが悪いと言い続けてきたのが日教組です。もちろん、日本は悪くないといまで言う、一部の保守派も正しくはありません。正確には、どこの国も異民族支配や、民主化への弾圧などの罪があるのです。その点は、日教組は反省するべきです。少なくとも、単なる労働組合の枠を超えた活動をしてきたことは、その是非を検討するべきでしょう。
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- usokoku
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日教組のやってきたことは、 国と争って司法の判断をもらって、司法の判断通りに行動する、 が原則です。「争う前」の状態、これは、国民主権の原則で、「その行為が禁止行為である」ことが決まっていないので、自由にできるのです。 この国民主権の原則を理解できない、旧憲法下での天皇支配に無条件従属していた方々との争いは続いていました。 日教組の方は、代用教員(戦後教職員が不足して、ひとつ上の学校を出ているだけで教員をさせていた制度。結核で死ぬのがわかりきっていたから学校にまったく来なくても卒業させて、運良く戦後生きていたから教員やって、教育長までなったなんて人もいます)程度の知識では組合員を続けていられません。かなり高度な知識を要求されます。一方、教育委員長程度でしたらば、代用教員程度の知識で十分やっていられます。 「労働組合の枠を超えての活動」は、少なくとも、1990年頃の判決が出るまでは合法です。判決が出る前の行為を違法とすることは、罪刑法定主義の原則(国民主権の原則のひとつ)に反します。
- azharu
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大なり小なり、中山氏と同じようなイメージを持っている人はいると思いますよ。わたしも、日教組を始め、教職員組合の類は、がん細胞だと思っていますので(笑)。
- 1582
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癌細胞に失礼なレベルの行いの数々 すべての組員とは言わんが……