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占いするのに必要な条件

よく占いをするのに生年月日などを使うと思うのですが 占いとは24時間もの幅があって平気なものなのでしょうか? 同じ日に生まれた人の運勢が似ているよりも 全く違う日違う時間に生まれた人と運勢が似るほうがよっぽどありえそうな気がするのですがどうなんでしょうか? もう一つ質問なのですが占いは客観的なものですか? よろしくお願いします。

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noname#4720
noname#4720
回答No.6

>しかしながら事故や事件に関して言えば・・・・逆宝くじのようなものですね。  ある人自身に起こる事故や事件、ある人の財産や不動産に対して起こる事件、夫婦間の離婚騒動、転職・転勤、ご両親の不幸なども、それらを生じるある一定のパターンが存在しており、事前には分からないというものではありません。  それらを避けることができるかというと、避けることができるものもあるけれども避けられないものもあります。  私が前回お話しした、ある日時に発生した事象にも独自の『命盤』があるという趣旨の発言をもう少し詳しく述べます。  ある集団の中で主導的役割を果たしている人物の運勢傾向と、その人物が率いている集団が辿る運勢傾向は、ほぼ同期します。  ですから、例えば、ある家族が引越しをしたとします。その家族の構成員の生年月日時などはわかりません。しかし、そのような状況下でも、その家族の引越しが完了した日時の『命盤』を作成することによって、その家族で主導的役割を果たしている人のおおよその性格・家庭環境・運勢傾向などが分かります。  上棟式・開館式などのその建物にとっての重要なイベントが発生した日時によって、その建物に住む家族あるいはその建物で働く集団のおおよその性格傾向と運勢傾向が分かります。  そういうことです。 >問題は受け取る側にあるのだと思いました。(胡散臭さを感じる原因)  そうとも限りませんよ。『タロット』『易』『八卦』などによって占断することを商売にする人の中には、「占いで未来のことなんか分かるものか!」と思いながら商売にしている人もいるようですから。  胡散臭さを本人自身が十分に認識していながらやっている場合もあるわけです。  しかし、そういう人たちは絶対にこの世の中から消え去るべきかというと、私はそうは思いません。前々回にも申し上げたように、必ずしも正確に出すことだけが人々の幸せにつながるとは限らないのです。そのような胡散臭いことを占う本人自身が認識している人たちの言葉でも、それによって救われる人がいればそれはそれで良いと私は思うのです。 >また、同時に資格などはないのだから誰を信じていいのか分かりませんね  その通りだと思います。 >占いをしたことないというか占い師に運勢を見てもらったことがないので >よく分からないのですが実際的に言って >しっかりと勉強した上で占いしている人というのは >どのように区別すべきものなのでしょうか?  まず人に頼るばかりで自ら考えることをせずに観てもらっている間は、本当に信頼できる人に観てもらえる確率というのは、それこそ宝くじに当たるようなものだと思います。  自ら学んで一つ一つ検証し、この人、もしくは、この理論は信頼できると思うものを見つけていく以外無いと思います。No3のj_shimaさんのように。  ただ、自ら学ぶにしても、この世界は単に知識を詰め込めば分かるというものではなく、この世界に対する「縁」の有無も重要な要素です。  No2の回答の中に、初学者がおそらく疑問に思うこと、あるいは、疑問にも思わずに本に書いてあることや人から言われたことを訳も分からずそのまま使っている可能性の高いことを基本から分かり易く解説しておいたつもりですが、学べば学ぶほど迷路に入って行ってしまうことが多いのもこの世界です。この世界に「縁」の無い人や、「縁」はあってもまだ生じていない人は、途中で挫折することが多いものと思います。  weaselさんの場合、このような場で質問をなさっていることから考えても、「占い」の世界に興味はおありなのだと思いますが、いまだ「縁」は生じていないように思われます。とりあえず強い興味や必要性を感じていないのであれば、「占い」に関しては忘れてしまってはいかがです?  強い興味や必要性を感じ、「縁」もあったのであれば、その時こそ本物に出会うことができると思いますよ。

weasel
質問者

お礼

何度もお付き合いいただきありがとうございました。 今までそんなことはありえないという 状態で切り捨ててきたことを少しくらいは踏み込んで 考えられたような気がします。

その他の回答 (6)

  • hybrid_3x
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回答No.7

誤解されているような気もして、どこから説明すればよいか多少戸惑いますね(^^;) 一卵性双生児の話はわかりやすい一例としてあげてものです。言われる通り特殊なケースです。 何を言いたいかといいますと、出生時間によって人の運命は決まってくる確率が高くなるということです。 人格を形成するものは教育との指摘がありますが、そうですね、教育は人格を形成する後天的なものと言えるかもしれません。人格は幾層から成り立ち、核の部分は深層意識にあると言えましょうか。人間には先天的な気質と大なり小なりの偏向性が存在します。実際、占術の中には深層領域の人格を解明することに重点を置いたものもあります。教育は後天的に作用するものと言えましょうか。 運命によっては充分な教育やしつけを受けられない場合もあります。先天的に純粋な傾向を有していても、環境が歪めてしまう運命傾向を持つ人もあります。人格と無関係な不幸な事象を引き起こすケースもあります。人格者と言われる方が人身事故を起こしてしまい、その後の人生が暗転してしまうケースなど。果たして人格が運命そのものになるのか、経験上、この点には懐疑的です。運命とは徳・不徳の総体だと思っています。人格は主な要素であっても、それ以上に徳・不徳が重要と言えましょうか。 人間の一生とは実に不可思議なものです。けれどもこういった傾向が占術で分かる場合があるわけです。 ところで >生まれた日時という些細な条件で(コンマ0まで一緒だとしても) >全てが決まるほど人間は単純なものなのでしょうか? とありますが、占術で何もかもわかるというのはあり得ません。占術には様々な体系や方法があり、それぞれの占術で人間の持つ一面を知りうることができるものだと思います。言われる通り人間は単純な存在ではありません。しかしながら、その人の人となり運命となりが分かる部分もあるわけですね。 それから「同じ起伏」というのは、運勢の強弱、幸・不幸の起伏のことです。起こりうる事象、選択する内容は異なっても、起伏傾向は同じになるとは、これをいいます。 ところで私は、占いを絶対視する訳でもなく、さりとて目くじらを立てて否定する向きもありません。科学的に証明されない術であっても、それなりに有効性があることは占術に身を置いた者ならばわかる世界と言えます。 占いに懐疑的な見方をされているのかもしれませんが、具体的な事例として私が占ったある方の占断があります。ご参考ください。 http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=384524

weasel
質問者

お礼

深層部分にあるまたは先天的な気質がわかるのなら 下手な人に占ってもらったらとんでもない事になりますね。(信頼が置けるようになってから占ってもらう事柄なんですね) 理由がわからずとも結果がわかるというのは ありえることだと納得できます。 それを実行する事でなんの不利益もこうむらないのに 実行しないのはただの馬鹿ですよね。 自分で勉強、経験しなければ分からない事ですね。 再びお付き合いいただきありがとうございました。

noname#4720
noname#4720
回答No.5

>天体と人の運命のかかわりについて >理由は判然としないが相関関係があるというものがあるのか >それとも理由は判明しているのかどちらなのでしょうか?  現在のところ、「理由は判然としないが相関関係がある」という回答になるものと思います。相関関係が科学的に立証されているわけではありません。  何年か前に、月と犯罪や交通事故との相関関係について研究した結果を本にまとめたアメリカの心理学者がいたと思います。また、確か日本のあるタクシー会社で、月の満ち欠けと交通事故の起き易い日とが関係しあっていることに着目し、月のカレンダーを自社の乗務員に配布し、交通事故に要注意の日というものを知らせて事故防止に役立てているといったニュースを見たことがあります。  他にも様々に研究している科学者のかたもおられるかもしれませんが、現在のところ「関係があるようだ」という程度で、科学的理論的にそれらが立証され、広く認知されているというわけではありません。  しかし、理論的科学的根拠があろうと無かろうと、現実に当たっていることは間違いがありません。  しかし、だからといって全ての人が真の占星術を知るべきだとは私は思いません。  前回も少しお話ししたように、全ての人が幸福な家庭に生まれ幸福な生涯を過ごせるというわけではありません。  知りたくない未来、他人に知られたくない過去というものが、人にはある場合があります。真の占星術に関しては、一部の心有る人のみが知っているだけにしておいた方が、世の中は平和であるように私は思うのです。 >占った結果は変えられるものなのですか?  これの説明は、占星術に関して全く予備知識がない方に、どのように説明すれば分かり易く説明できるのか大変悩むところです。  まず基本的に、出生年月日時をもとに作成した『ホロスコープ』『命盤(「紫微斗数」)』『命式(「四柱推命」)』(以後、便宜的にこれらを総称して『命盤』と称して説明していくことにします)などは一生変わらないと考えて下さい。  ですから例えば、どのような家・両親・兄弟姉妹・容姿などの先天的なものについては、当然ですが変えることはできません。   ( ちなみに、「容貌」の美醜についても出生年月日時によってかなりの確度で    判断できます。     この容貌の美醜が、美男美女の夫婦の子供が必ずしも美男美女に生まれる    わけではなく、美男美女の両親が必ずしも美男美女であるわけではないこと    からも、これが単に遺伝によって片付けられるものではないことはお分かりに    なるものと思います。     もっとも、現在では「容貌」に関しては美容整形の技術が発達しているため、    変えることができる部類に入るのかもしれません。しかし、美容整形により    大変身した場合、その人の『命盤』が根本的に変化しているのかどうかに    ついては、それらの人のデータを私は現在までのところ見た事が無いので、    知る術がありません。)  そして、ある日時に誕生した人や、ある日時に発生した事象(例えば、上棟式・開館式・結婚・転居・事故・テロ事件など)は、それぞれ独自の『命盤』を持っているとお考え下さい。  この『命盤』を構成している星々(西洋占星術では実星、東洋占星術では虚星)は、それぞれ『命盤』の中で独自の性質・強さを持ち、生きて活動していると考えれば理解し易いと思います。  これらの星々は、全てがたった一つの方向を示しているということはほとんどありません。強弱の別はあるものの、複数の方向性、場合によっては正反対の方向性を示している星々の集まりによって構成されているのが普通です。  そして、これらの星々の強弱や影響力の度合いを計りながら、その人の性格や運勢傾向などを知るのが占星術なのです。  そして、ある人の『命盤』内の諸星は、その人の『命盤』内の諸星に対するのと同様に、他の人の『命盤』内の諸星に対しても、影響力に強弱の差はあるにせよ、大なり小なり何らかの影響力を及ぼすと考えられています。  そのため、例えば、夫婦縁を移ろい易くする働きを有する星を『命盤』に持っている人であっても、それを打ち消す働きを有する星を『命盤』に持っている人と結婚したような場合には、夫婦縁を安定させることができると考えられているのです。  これは、性格や好み、社会活動の範囲や程度などの点においても同様のことが言えます。関わり合う人や物からの影響によって、それらの人や物などとの関わり合う機会や時間が多くなればなるほど、元々持っていたある傾向が強まったり弱まったりして、表面上現れる性格や運勢傾向に最終的に変化を生じさせると考えられているのです。  以上のお話からお分かりかと思いますが、元々持って生まれたものに変化はありません。しかし、他からの影響で変化することはあります。  ただこの場合、その変化は、変化したまま一生変わらずに固定された状態にあるわけではなく、その人に変化をもたらした他からの影響が無くなれば、その人が本来持っていた元の姿に戻っていくことになると考えられています。 >変えられるならば占った結果を違う結果になった場合 >天体の方が動かないといけないような気がするのですが。  この質問については、上記の説明でお分かりになるのではないかと思います。

weasel
質問者

お礼

何度もお付き合いいただきありがとうございましす。 確かにいろいろな因子を持っていると考えた方が 自然ですね。 しかしながら事故や事件に関して言えば ほとんどの場合回避される事がない限り あとから分かるという事と同義ですよね。 いろいろな因子を含んでいるならば あとから探せば見つからない方が不思議ですよね。 というか回避することはほとんど無理ですよね。 これまでに起こった事件事故よりも遥かに多くの 事件事故が起こる因子を持ったことがあるのでしょうから。 逆宝くじのようなものですね。 占いを信じる事が出来ないというのは これからもかわらない気がしますが 占いというものが胡散臭いものでもないというのを感じました 問題は受け取る側にあるのだと思いました。(胡散臭さを感じる原因) また、同時に資格などはないのだから 誰を信じていいのか分かりませんね。 占いをしたことないというか占い師に運勢を見てもらったことがないので よく分からないのですが実際的に言って しっかりと勉強した上で占いしている人というのは どのように区別すべきものなのでしょうか? 回答ありがとうございました。

  • hybrid_3x
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回答No.4

No2でzatsunennさんが詳しく説明されていますのでそちらを参照されれば間違いないと思いますが、私も占術・占星術・運命学は出生時間を重要視すると思いますね。 実例として、一卵性双生児のケースが挙げられます。一卵性双生児の場合は、人生における選択のタイミングや選択傾向までもが異常なほど酷似しています。これは遺伝子の同一性だけでは説明がつかないと思いますね。人間は、両親や家系からの遺伝情報のほか、出生時に何らかのエネルギーを受けているかもしれず、占いはそのメカニズムの一端をベースに解明しているのかもしれません。これは想像ですが。 けれども同日同時刻に生まれた人は、確率的にいって起こる現象や選択する事象が異なっても、運命上「同じ起伏」をたどると言えますね。

weasel
質問者

お礼

全く会った事もない双子が 同じ名前の女性と結婚し同じ銘柄のタバコを吸い 同じ名前の犬を飼っているというのは聞いた事がありますが これに対して論理的な回答は私にはないのですが 例外なのではないかと思えるのですが。 なぜなら平凡なケースは私たちが知悉するような 状況にならないからです。 異常なケースであるからこそ広く知りわたっているのだと思えるのですが。 人格=運命といって差し支えないと思うのですが 人格を形成するのには遺伝的なものも 有るのでしょうが(勉強したわけではないがそう聞くので) それ以上に大事なものは教育でしょう。 親から教育されれば自分の子供にも同じように教育するのではないでしょうか? 教育という名の遺伝といえるのではないでしょうか? 横道にそれましたが 質問をしておいて大変失礼なのですが 何を持って運命上「同じ起伏」をたどると言えると 断言できるのでしょうか? 回答の内容に対してはそういうこともあるかなとは思えるのですが 断定的な回答をされるているので 信じてはいけない気がしてしまいました。(何も客観的な情報がないので) すみません。 生まれた日時という些細な条件で(コンマ0まで一緒だとしても) 全てが決まるほど人間は単純なものなのでしょうか? 失礼なお礼になってしまいましたが 回答ありがとうございました。

  • j_shima
  • ベストアンサー率63% (7/11)
回答No.3

私は、出生時間が不明な場合は、出生時間の影響が大きいハウスやアセンダント、MCなどは使わず占っています。2の回答者の方がおっしゃるように、時刻を仮定するのには不安を感じるからです。また動きが速い月などの天体も時刻不明の時はあまり使用しなくなります。私が計算に弱く、眼が強度の乱視ということもありまして、天体位置の度数などについては、大雑把に計算しており、一度以下については切り捨てています。(特殊な場合を除いてですが) 結局は時刻の影響が少ない技法を多用しているのが現状です。 占いは客観的なものというより、一つの技芸だと思っています。 ただ先生から教えられた事でも、実際に当たっていないと思ったら、その方法は自然と使わなくなりますし、よく当たるなあと思える方法は多用するようになりました。

weasel
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 占いは一つの技芸だと思うということは 人に影響を与えることの出来る技術という意味ですか? 当たらない方法を消去していけば 徐々に当たるようになるというのはなんとなく有り得るかななんて思えました。

noname#4720
noname#4720
回答No.2

 少し長くなりましたが、今回のご質問に関し、次のような順番でご説明していきたいと思います。   1. 占いの種類とその特徴   2. 学びさえすれば誰でもある程度判断できるもの     2-1. 実在の天体の運行とは無関係に判断するもの       2-1-1. 「人」に関するもの       2-1-2. 人以外の「物」に関するもの     2-2. 実在の天体の運行を多かれ少なかれ考慮して判断するもの   3. 人の運命を直接観るためのもの     3-1. 西洋系占星術(『ホロスコ―プ』『アストロロジー』)     3-2. 中国系占星術(『紫微斗数』『四柱推命』『算命学』など)   4. 今回のご質問に対する回答     4-1. 占いとは24時間もの幅があって平気なものなのでしょうか?     4-2. 同じ日に生まれた人の運勢が似ているよりも、全く違う日違う        時間に生まれた人と運勢が似るほうがよっぽどありえそうな気が        するのですがどうなんでしょうか?     4-3. もう一つ質問なのですが占いは客観的なものですか? 1. 占いの種類とその特徴  『占い』と一言で言っても、その種類は多種多様です。そして、その使用目的も多種多様です。  それら『占い』を大きく分類すると、   A. 霊能力など個人の能力に頼るもの   B. 学びさえすれば誰でもある程度判断できるもの   C. 上記A.B.の中間的な性質を持つもの の3つに分けることができると考えられます。  上記のA.については、個人の能力に応じて判断できる範囲や種類・判断できる期間などが異なります。上記のC.に含まれるものとして、『易』や『タロット』が考えられます。  このうちAとCに分類されるものについて、私はあまり詳しくないので、多少は詳しい上記のB.「学びさえすれば誰でもある程度判断できるもの」についてここではご説明致します。 2. 学びさえすれば誰でもある程度判断できるもの  この「学びさえすれば誰でもある程度判断できるもの」の中にも、   ・ 実在の天体の運行とは無関係に判断するもの   ・ 実在の天体の運行を多かれ少なかれ考慮して判断するもの の2種類あります。  これらについて、以下順番にご説明いたします。   2-1. 実在の天体の運行とは無関係に判断するもの  これをさらに分類すると、『人相』『手相』などの「人」に関するものと、『地理風水』などの人以外の「物」に関するものに分かれます。     2-1-1. 「人」に関するもの  『人相』『手相』等、その人を直接観察して判断するものを総称して『観相(学)』と言ったりします。  人の細胞は日々生まれ変わっています。指紋などのように死ぬまで変わらないものを用いて判断する場合を除き、『人相』『手相』などは日々変化し、通常3年も経てば多かれ少なかれ変化していると考えられています。     2-1-2. 人以外の「物」に関するもの  地形・地質・気候・風・人工造物などの周囲の自然環境や人工の造形物などが、その地にどのような影響を及ぼすかを考察し、その地に住まう人などに対し、良いエネルギーを取り込んで行こうと考えるのが『地理風水』で、昔の中国の都や日本の京都(平安京)、沖縄の首里城などはこの理論に基づいて建設されています。  後述する『陽宅風水』や『隠宅風水』は、この『地理風水』を基礎としています。   2-2. 実在の天体の運行を多かれ少なかれ考慮して判断するもの  これをさらに分類すると、   ・ 『ホロスコープ』『四柱推命』『紫微斗数』など人の運命を直接    観るためのもの   ・ 『陽宅風水(家相)』『隠宅風水(墓相)』『奇門遁甲(方位術)』    など人以外のものがその人にどのような影響を及ぼすかを観る    ためのもの   ・ 『六壬神課』など、人が判断したことの行く末を観るためのもの   ・ ある時点で発生した事象の行く末を判断するためのもの の大きく4つに分かれると考えられます。  ここでは、上記の「人の運命を直接観るためのもの」について、さらに詳しく見ていくことにします。 3. 人の運命を直接観るためのもの  「人の運命を観るためのもの」の中には、西洋占星術の『ホロスコープ』『アストロロジー』、中国起源の『紫微斗数』『四柱推命』『算命学』など一般的に占星術と呼ばれるものがあります。   3-1. 西洋系占星術(『ホロスコ―プ』『アストロロジー』)  『ホロスコープ』『アストロロジー』は、実在の10個の惑星が、人の出生時に12宮のどの位置にあったかを元にして判断します。中国系の占星術のように実際には存在しない虚星を用いるようなことはしません。  このどちらも「出生時刻」が判らないと判断できません。  また、一口に「出生時刻」と言いましても、各国その標準としている時刻はバラバラです。世界時(力学時)0時はグリニッジ時刻0時ですが、日本の標準時は兵庫県明石市(東経135°)を基準にしており、日本の0時は世界時(力学時)9時です。  従って、判断するためには、出生時刻のデータと共に出生地点の緯度・経度のデータも必要となります。  中には、「出生時刻が判らない場合には、正午に生まれたものとして判断すれば良い」主張している専門家のかたもおられます。しかし、出生時刻が異なれば当然判断結果も大幅に異なってきます。「出生時刻が判らない場合には、正午に生まれたものとして判断すれば良い」とする考え方は、私にはあまりに突飛で無責任な意見のように思われます。   3-2. 中国系占星術(『紫微斗数』『四柱推命』『算命学』など)  中国系占星術の中でも、出生年月日のみから判断する『算命学』や、出生時刻を考慮しない一部の『四柱推命』、そして、それらの影響を強く受けて、おそらく2,30年ほど前に成立したと考えられる『O学占術』や『六星占術』については、確度や精度の点で他の占術に比べ数段劣ると考えられるため、ここでの説明は除外します。  西洋占星術では、天の赤道と太陽の黄道とが交わる点(春分点:黄経0°)を太陽が通過した時点から月が変わり、以後太陽が黄経で30°ずれるごとに新たな月が始まると考えます。(2003年の春分点は、日本標準時2003年3月21日10時00分)  それに対し中国系占星術では、太陽が春分点(黄経0°)を通過した時点は、黄道を24に区分した24節気中の「春分」の初めとして2月のちょうど中間に位置する時点とみなすか(『四柱推命』など)、2月の中に含まれるある時点に過ぎないものとします(『紫微斗数』など)。  そして、これらのいずれも、判断する地点(出生地など)における日の出時刻や新月の時刻をもとに、判断の基礎となる出生日時を決めていきます。そのため、通常は日本標準時で母子手帳などに記載されている出生時刻を、出生地点ごとに時刻補正する必要が出てきます。  西洋占星術と同様、時刻が異なれば当然結果も大幅に異なることになります。 4. 今回のご質問に対する回答   4-1. 占いとは24時間もの幅があって平気なものなのでしょうか?  一部の西洋占星術の専門家や、『算命学』『O学占術』『六星占術』一部の『四柱推命』の専門家の方たちは平気なようです。   4-2. 同じ日に生まれた人の運勢が似ているよりも、全く違う日違う      時間に生まれた人と運勢が似るほうがよっぽどありえそうな気が      するのですがどうなんでしょうか?  同じ日であっても、ある一定の時間帯に生まれた人の場合、運勢が非常に似通う場合もありますし、異なる日であっても運勢が非常に似通う場合もあります。  というよりも、私の数少ない経験から言えば、「出生」はその人にとって最大の決定的重大な人生のイベントの一つに過ぎず、その人の運命は「出生」よりもむしろ「受胎」の時に、そのほとんどが決まっていると私は考えています。  なぜならば、特に帝王切開や鉗子分娩など自然分娩以外の方法で誕生なさった方の場合、時折、母子手帳などに記録されている出生時刻を出生地ごとに時刻補正したのちの出生時刻で判断した結果には当てはまらず、他の時刻(場合によっては他の日)の生まれと考えると、性格や身体的特徴・人生の大きなイベントなどの全てにピッタリと適合する人がいるのです。  また、よく「同じ日の同じ時刻に生まれた人は全て同じ人生を歩むのか?」といった疑問を投げかける人がいます。  しかし、占術を学べば学ぶほど、人は意味も無く誕生するわけではないと強く感じるようになります。  例え時刻補正後の出生時刻が同じ人がこの世にいたとしても、それは同じ境遇や同じ運命を持っているからこそその時刻に生まれて来たのです。  例えば、裕福な家・家庭的に恵まれている家に生まれる子は、やはりそれなりの日時に、貧しく家庭的にも恵まれない家に生まれる子は、やはりそれなりの日時にしか生まれません。  敬宮愛子内親王が2001年にご誕生になられましたが、その出生日時を正確に予測できたのは私だけではないはずです。『四柱推命』を多少なりとも知っている者であれば、2001年11月か12月に生まれると聞いただけで、天皇家という特殊性から考えて、生まれてくるのはあの日時で、しかも内親王と、正確に予測できたものと思います。  また、家族の誰かの出生時刻まで正確に分かっている場合、他の家族の出生日までは分かっていても出生時刻までは分からないというようなことがあったとしても、『紫微斗数』という占術を用いれば、他の家族の出生時刻も1時間単位で正確に出すことができます。   4-3. もう一つ質問なのですが占いは客観的なものですか?  上述の内容からお分かりと思いますが、出生時刻のデータまで用いる占術による結果は、非常に客観的かつ具体的で詳細です。他方、出生時刻のデータまでは用いない占術による判断結果は、非常に漠然・抽象的なものであることが多いです。  このように書くと、出生時刻とそれを補正するための出生地点のデータまで用いて判断する占術は、全ての点で優れているように思われるかも知れません。しかし、そうとばかりは言えないのです。  第一に、これらの占術は正確にその結果を出そうとすると、ハンパでなく非常に時間がかかります。ですから、最近私は占術を用いての回答はしないことにしています。  第二に、全ての人が幸福な順風満帆な人生を歩むことができるわけではありません。人によっては正確に自分のことを知らない方が幸せということもあります。  そういう場合、むしろ自分について詳細に正確に知るよりも、出生時刻のデータまでは用いない占術によって、漠然・抽象的な結果だけ聞いていたほうが幸せなことも多いのです。  ですから、占術は諸刃の剣なのです。

weasel
質問者

お礼

占いをなめていました。 詳細なデータに基づいて同じ経過をたどれば 同じような結果が出るはずですよね。 #1のかたの回答に対して抱いた疑問は解決したような気がします。 天体と人の運命のかかわりについて 理由は判然としないが相関関係があるというものがあるのか それとも理由は判明しているのかどちらなのでしょうか? 占った結果は変えられるものなのですか? 変えられるならば占った結果を違う結果になった場合 天体の方が動かないといけないような気がするのですが。 自分自身を見つめるという意味で言えば 当たろうが当たるまいが関係ないのかもしれませんね。 >例えば、裕福な家・家庭的に恵まれている家に生まれる子は、やはりそれなりの日時に、貧しく家庭的にも恵まれない家に生まれる子は、・・・・・・ 意思以上に自らの人生に影響を与える事が 信じられないと思います。 というか自分の意志でどうにもならないものに対して 占ってもらうべきなんですね。 いつ生まれるかというのはそういうことなのだといわれれば 理由がわからなくとも結果はわかるということは 他にもあるのだから納得できるような気がしてきました。 当たるも八卦当たらぬも八卦 ということわざ(格言?)があるのは 占う側の技術不足から出たのか それとも人間のことなんか早々分かるものではないという事なのでしょうか? 回答ありがとうございました。

  • jun95
  • ベストアンサー率26% (519/1946)
回答No.1

生まれた正確な時刻が分かる人は、実際にはかなり少ないものです。たとえば、西洋占星術では、ハウス占いだと、アセンダントが分からないと占えないですよね。アスペクト占いでも、動きの速い天体だと時刻によってかなりずれますね。このように、出生時間が分からないとき、簡単な方法で占えないかと研究もされてきました。とくに、占いが必要とされる知り合ったばかりの相手の出生時刻まで分かるのはまれなことです。 また、気学などの九星術の基本となる数霊は、生年月日だけで占うものですし、四柱推命の基礎となった算命も生年月日のみを用います。 そして、タロットや易だと、一般に生年月日は使われません。 1.占いというのは、メソポタミアや古代中国などの太古からあるものですが、何かの決断をするとき使われるようになってきました。結婚や不動産の購入をはじめ、何かの決断をしないといけないとき、より幸福な結果が得られるようにと占いが脈々と現代まで重要な地位をもって生き続けています。 性格占いにしても、運勢にしても、それを知ることによって、困難な人生をどう生きるかに役立てば、それは、科学的なものでないとしても有用なのです。逆に、いくら科学的にはっきりしていることでも、たとえば、自分の身長だとか、家族構成だとか、幼いときの家庭環境などの影響が分かっていたとしても、それが、未来の幸福に役立たないとするなら、どんなに正確でも役にたたないのです。 もし、出生時間による運命の違いを勉強されたいのなら、西洋占星術のように、その占いの起源から出生時間が必要とされたものを研究されるといいかもしれません。 2.たとえば、政治活動家などは、映画でも演劇でさえも、政治とかかわらないものはないと主張したりします。これは、マルクス主義者などに多いのですが、占いもよく似ていて、占いを完全に信じる人にとっては、目に見える今のすべての事象も客観的なものと言えると思います。これは、ベテランの占い師であれば、全く別々の人に占ってもらっても同じ結果がでるからです。しかし、占いの根本義は、イメージのような多様体ですから、それを解釈する必要があり、解釈主体である占い師に依存するという意味で主観的なものとも言えましょう。

weasel
質問者

お礼

やっぱり正確にわからなければならないんですね。 ベテランの占い師が占えば同じ結果が出るというのは 驚きました。 アドバイスありがとうございました。

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