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高校化学 アミロースに関して
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分子内にヒドロキシル基などの親水基を多く持つと、ヒドロキシル基同士による分子内水素結合も するようになります。 そして、分子内水素結合をしたヒドロキシル基は、(既に水素結合をしているために)水分子とは 水素結合をしにくくなり、水溶性がかえって低下してしまう場合があります。 (例えばポリビニルアルコールは、ある程度の分子量までは水溶性のポリマーですが、あまり大きく なると難溶性になる、など) また、同じ分子量の場合では、枝分かれが少ないもの(→アミロース)の方が自由度が大きい (=伸びた状態にも、丸まった状態にもなれる)分、分子内水素結合を作りにくいのに対し、 枝分かれが多いもの(→アミロペクチン)だとヒドロキシル基同士が近くにあることが多くなる分、 分子内水素結合を作りやすくなるため、水溶性が低下することになったと思います。 (分子内で配列が整いやすい(=結晶状態になりやすい)ものの場合は、さらに溶解性は低下します)
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- htms42
- ベストアンサー率47% (1120/2361)
親水基を持っているのに水に溶けないのは? 分子が大きすぎるから水がたくさんくっついてくるだけで溶けるというところまで行かないのだと考えればいいでしょう。普通の意味での溶けるというのはバラバラになって水の中に分散するということです。 蕨もちとか、片栗粉を熱湯で溶いたものとかは分子1つでコロイドのサイズになっています。チンダル現象を示します。分子コロイドといいます。でも同じブドウ糖で出来ていてもセルロースは水に溶けません。分子と分子の絡み合いが強いのでしょう。よくファイバードリンクと宣伝されているものがありますがかなり小さくばらしているのだと思います。 アミロペクチンは直鎖のアミロースと違って枝分かれが多いです。アミロペクチンの分子量は数百万と書かれていますのでアミロースの10倍以上ある事になります。枝分かれと分子量、これが溶けない理由でしょう。
- dipearl
- ベストアンサー率38% (226/582)
溶けますよ。わらびもちは透明ですよね。溶けるから透明になるんですよ。冷水では分子量が大きすぎますが。
補足
早速の回答をありがとうございます。 すみません,良く見たらアミノペクチンでした…。申し訳ない。 (投稿しなおしたほうが良いでしょうか。)
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