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「音楽が好きの人」と「井上陽水が好きの人」の「の」は文法的に正しい?
Parismadamの回答
はじめまして。 ご質問1: <「音楽が好きの人」と「井上陽水が好きの人」の「の」は両方文法的に正しいのでしょうか。> どちらも正しくありません。 ご質問2: <ニュアンス的にはどのように違うのでしょうか。> どちらも 「音楽が好きな人」 「井上陽水が好きな人」 が正しい語法です。 1.「好きな」は『名詞「好き」+断定の助動詞「だ」の連体形「な」』の連語です。 2.ご質問文のように、「音楽が好き」という表現もありますが、「好き」は動詞ではなく、これは「好きだ」の断定の助動詞が省略された形なのです。 これに名詞が後続する場合は、断定の助動詞をつけて連体形にします。 例: 「音楽が好きな人」 3.なお、「井上陽水が好きな人」には以下の2通りの意味があります。 (1)井上陽水という人物が好きな人 (2)井上陽水の音楽が好きな人 後者は「井上陽水」がその音楽という意味を代表して言葉として使われており、これは「換喩」と呼ばれる比喩表現の一種になります。 例: 「緑を大切に」 この緑とは、色のことではなく、木や花など、植物全般を指して使われている換喩です。 ご質問3: <「音楽が好きの人」と「井上陽水が好きの人」> 1.「~が好き」とい文では、格助詞の「の」は伴いません。 2.「の」は名詞+「の」+「名詞」の接続になりますから、「好き」が動詞化して感じられるこの表現では、語感が「の」にそぐわないのです。 3.「の」を使うのであれば、前半を「音楽好き」「井上陽水好き」という名詞句にすれば、「の」にうまく接続できます。 例: 「音楽好きの人」 「井上陽水好きの人」 4.またこれらの名詞句の表現も口語では、「の」が「な」に用いられることもあります。 例: 「音楽好きな人」 「遊び好きな人」 これらは、「音楽好きだ」という、名詞+断定の助動詞の連体形「音楽好きな」の用法と考えられます。 以上ご参考までに。
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