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養育費をもらっていた場合とそうでない場合の親の世話に関して
父親からの養育費を15年以上ももらっていない者です。 初めの半年間のみ養育費をもらっていたが、それっきりもらっていなく、請求もしていません。 特に何の不自由もなく生活してきました。 請求しない目的としては、母親いわく、私に『借り』を作らせないためとのことでした。 これを踏まえてなのですが、仮に将来、私のところに、身内もいないから助けてほしいなどと言って訪ねてきた場合、私はそれを堂々と拒否することはできるのですか? また養育費をきちんともらっていた場合とそうでない場合、どちらの方が問題が大きくなったときに有利ですか?
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もともと子供が親を扶養する義務というのは小さいものです。(判例) で、ご質問のような状況だと、扶養義務はないとする判決も多いです。 養育費をきちんともらっていたという状況であれば、その義務の程度は多少残りますので、全く知らぬ存ぜぬというわけにもいきません。 とはいえ、先に書いたように根本的に子供が親を扶養する義務は、自らの社会的地位にふさわしい生活をした上での余剰資金程度を援助すればよく、それも生活保護レベル程度で十分というものなので、そんなに心配される必要もありません。 とはいえ多額の教育費を掛けて子供を医学部に入れて、医者にしたケースなどでは、しっかり養育しなさいという判決が降りたこともありますので、やはり子供が養育を必要としている時期にどれだけ親としての責務を果たしたのかというのは、扶養義務の程度を考えるに当たり、非常に大きな要素になっているのは間違いありません。