- ベストアンサー
Ag+イオン I-イオン Br-イオン Cl-イオンの光反応
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
> このような反応はAg+とI-イオン(またはBr-Cl-)が共存する時にのみおこるのですか?例えば他のカチオンイオンがI-とかと共存してたら起こらないのですか? 共存というより,AgI なり AgBr の結晶を作っていないとおこりません. そもそも,AgI や AgBr,AgCl の水に対する溶解度は大変に低いので,水溶液状態でこれらが単独のイオンとして存在するという状況は現実的にほとんど意味がありません. この反応は,たとえば NaI や NaCl ではおこりません.Ag 化合物ならではでしょう. とはいえ,Ag 以外ではおこらないのかといえば,おこるものもあります.たとえば FeCl3 の固体などは光分解して FeCl2 と Cl2 を生じることがおこります.ただしその感度は AgCl の比ではなく小さく,通常検出するのは大変に困難でしょう. このような反応は,光に対する感度の点では陽イオン側が,実際に反応するときには陰イオン側が何であるかがかなり重要な要素になります.ハロゲン化物イオンは,酸化されて遊離ハロゲンを生じやすいというところがひとつのポイントでしょう.
その他の回答 (2)
- c80s3xxx
- ベストアンサー率49% (1631/3289)
> 1)Ag+イオン I-イオンは光(日光)と反応するらしいのですがどんな反応が起こるのですか? イオン単独の話ではなく,AgI としてなら反応します. その場合は,AgI → Ag + (1/2)I2 この反応は,初期の写真法であるダゲレオタイプで利用されています.大変に感度が低く,撮影に何時間もかかります.そうやってもこの反応だけでは目に見えるほどには反応がおこらず,目に見えるような像にならないため,水銀蒸気で現像するという過程が必要になります. 2) についても,AgCl,AgBr という意味でならどちらも反応します. ただし,AgCl では反応は紫外線でないとおこらないので,紫外線の少ない通常の光の下では相当の時間がかかります.しかし,太陽光にしばらくさらすとかすれば,十分に検出できる程度に反応するはずです.反応は AgI のときと同じです.
相手がなければ反応しません。
関連するQ&A
- Agのイオン価数について
酸化還元反応を勉強しています。 硝酸銀水溶液に銅片を入れた変化のイオン式で、 2Ag + Cu → 2Ag + Cu2+ と教科書や参考書ではなっていますが、なぜ銀は2Agとなるのでしょうか? Ag2+では駄目なのでしょうか?
- ベストアンサー
- 化学
- ジアンミン銀(I)イオンの反応
塩化銀にアンモニア水を加えるとジアンミン銀(I)イオンと塩化物イオンが生じます。その後に白色沈殿が出来るまで硝酸を加えます。 そのときの反応式はどういったものになるんですか? 詳しく教えてください。
- ベストアンサー
- 化学
- AgとCuのイオン化傾向
イオン化列で,「CuはAgよりイオンになりやすい」と学習するのですが,これはおかしいのでは? だって,周期表では,CuはAgよりも上にあります。Agの方が最外殻も大きく,しかも1価(電子1個を出すだけでよい)であることを考えると,Agの方がCuよりも陽イオンになりやすいのではないかと思います。 標準電極電位というものがイオン化列の元になっているそうですが,どうして,Cuの方がイオン化列で前にでてくるのか,高校生にわかりやすく説明して頂けないでしょうか?
- ベストアンサー
- 化学
- Ag、Cd、Baの陽イオンの分析
Ag、Cd、Baの陽イオンの分析 化学の実験でこれらのイオンが含まれている試料溶液の分析を行ったのですが 反応式が分かりません><; 自分なりに調べてみたのですが、僅かにしか分かりませんでした; お答え頂けると助かります><; Agイオンの分析 1.試料溶液5mlを試験管にとり、3NのHClを2~3ml加えて酸性にし、AgClとして沈殿させる ・Ag^+ + HCl → AgCl↓ + H^+ 2.この沈殿を濾過し、少量の水で3~4回洗う 3.濾過したら、5mlの2NのNH4OHを加えてAgClを溶かし、濾過する ・AgCl + NH4OH → (AgCl + NH3aq.) → [Ag(NH3)2]^+ + Cl^- 4.濾液に3NのHNO3を2~3ml加え僅かに酸性にして白色の塩化銀を沈殿させる ・[Ag(NH3)2]^+ + Cl^- + HNO3 → AgCl↓ + NH4NO3 + NH3↑ Cdイオンの分析 5.試料溶液を弱酸性にし温めてNa2S溶液を加えCdSとして沈殿させる ・Cd^2+ + Na2S → CdS + Na^+ 6.この沈殿に2NのHNO3を加え温める 7.次に2NのNH4OHを過剰に(10ml)加えると、Cd(NH3)4SO4として溶ける 8.この溶液にNa2Sを加える Baイオンの分析 9.試料溶液に2N(NH4)2CO3を5~10ml加え2~3分熱して炭酸塩として沈殿させる 10.確認反応として沈殿を5NのCH3COOH約10mlで溶かし、水30mlで薄める 11.1NのK2CrO4を3ml加えて黄色のBaCrO4を沈殿させてBaの存在を確認する 書いてある反応式は自分なりに出したものです。 間違っていればご指摘をお願いします。 他にも「~番の操作のところではこういう反応が起こってるよ~」と言って 頂けると助かります。
- 締切済み
- 化学
- Ag+とI-の反応についてです。
(1)0,01mol/lのAg+3滴に水3滴を加える。その後、1mol/lのNH4Iを1滴ずつ加え、何滴で溶けるかを調べよ。 (2)次に、これに水を1滴ずつ加え、沈澱が生じたら6mol/lのNH3を加えて溶けるかどうかを調べよ。 化学実験で上記の内容を行い、始めNH4Iを加えたときは黄色沈澱が生じました。これはAgIだと思ってその時は安心していたのですが…、あとから確認してみると問題は"何滴加えたら溶けるか"でしたし、(2)のほうの最後の結果は"溶けない"と出てしまいました。[Ag(NH3)2]+が生じて溶けるはず…と思っていたのですが。。。 本来の結果(実験の過程)はどのようになるのでしょうか?どうか回答をお願いします。
- 締切済み
- 化学
補足
c80s3xxxさん 詳しい回答ありがとうございます。 このような反応はAg+とI-イオン(またはBr-Cl-)が共存する時にのみおこるのですか?例えば他のカチオンイオンがI-とかと共存してたら起こらないのですか? 知識がなくてもうしわけありません。おねがいします。