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ピアノの調律師の必要性とは?
- ピアノの調律師の必要性について考えてみましょう。調律師は、チューナーでできる作業ではなく、人間の耳ではなかなか正確に行うことができません。
- ピアノの調律師は、特殊な技術が必要です。ただ音を聞いてねじまわすだけではありません。ピアノの内部構造や音の調和を理解し、それに基づいて調整する必要があります。
- ピアノを正確に調律することで、美しい音色と音程を実現することができます。耳では感じ取りにくい微妙な調整が必要であり、それを専門的に行うことができるのが調律師の役割です。
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質問者が選んだベストアンサー
こんにちは。何度もすみません。補足です。 確かに多数の一般向け調律に関してはご指摘の通りだと思います。当方以前楽器店に勤めていたころ、経験の浅い調律師がチューナーを持って一般家庭を回っているという話は聞いたことがあります。また、電子ピアノの調律方式もしかりです。 ただ、ある程度上級演奏者(例えば講師や演奏家)に関してはチューナーでの対応は不可能になります。これは前述した通りです。あと、他の方が書いている通りメンテナンス(整音・整調・修理など)が大切な役割です。
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- terra5
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チューニングだけを考えてもチューナーでできるほど単純ではありません。 電気的に合成する単純な音なら正確に測定もできますが、 生のピアノの音はそうはいきません。 また、時間により音程は変化しますし,弾く強さでも変化します。 音程を変えるにしても、調節ねじを何も考えずに回すだけでは、直ぐに音程が狂ってしまいます。 また、nac1208さんが書いているようなこともあります。 単に正確な音程では適切な音程にはなりません。 結局は人間が聞いて納得できる音が目的ですから、 例え正確にチューニングできても、それだけでは意味はありません。 それと、shota_TKさんの回答にある通り,調律師はピアノのメンテナンス技術者でもあります。 こちらを参考に。 日本ピアノ調律師協会 http://www.jpta.org/
- 参考URL:
- http://www.jpta.org/
お礼
回答ありがとうございます。 メンテナンス技術者、と言う意味では納得が出来ました。確かにピアノ(に限らず)には必要ですね。 ですが、音程調律に関してはやはり一般人でも可能ではないのでしょうか。奏者の要求に応えようとすればこれは専門的で調律師に任せねばならないとおもいます。ですが、一般家庭のピアノならばやはりマニュアルがあれば尚可能であると思うのですが。 個人個人で感じ方も変わってくると思います。だとすれば完全に万人に合わせる事は不可能ですから最適化することになるでしょう。統計的に得られる振動数分布などを元にして作った最適化マニュアルがあれば、あとはチューナーを眺めてその音程にヒットさせればいいと思います。
- faithfully
- ベストアンサー率43% (39/89)
こんにちは。 チューナーを使えば周波数的には極めて正確なチューニングができますが、ピアノだけに限りませんが、調律はそれだけではだめのようです。いい感じがでないんですね。 ジャズのピアニストも若干音をずらすといい雰囲気になると言ってました。 調律をちょっとだけずらすと、うねりがでてきますよね。これが気持ちいいわけです。 ですから、調律師の方はその辺りの技術も必要なのではないでしょうか。 調律師の方のことは実際にあまり知りませんが、ミュージシャンの人は、自分なりの調律をもっていて、その人その人でわずかに調律が違います。 ですから、調律師さんの仕事も機械まかせだけではないと思います。 参考にならなければすみません。
お礼
回答ありがとうございます。 > 調律をちょっとだけずらすと、うねりがでてきますよね。これが気持ちいいわけです。 曲ごとに変えたりしているわけなのでしょうか? > ミュージシャンの人は、自分なりの調律をもっていて、その人その人でわずかに調律が違います。 奏者の要求に応える、という話になってくるのでしょうか。だとすると人間がやらないと難しいですね。
- nac1208
- ベストアンサー率50% (1/2)
奏者が弾いていて気持ちが良いように調律師は調律します。具体的には、人間の耳の特性に沿い、低い音は高めに、高い音は低めに調律するわけです。よろしければ「平均律」というものを勉強されたほうが良いかもしれません。チューナーのみで調律したピアノを聴くと気持ち悪いです。調律師の仕事は他にも、演奏者の個性に沿い、「もっと明るく」とか「キータッチを重く」とかに合わせることも必要となりますので、結構大変みたいです。
お礼
回答ありがとうございます。 当方、物理を多少嗜んでおり純正律も平均律も理解しております。 従って、チューナーで役不足であればもっと高分解能のスペクトルアナライザでもあれば、マニュアルに従って完璧にできると思います。 > 具体的には、人間の耳の特性に沿い、低い音は高めに、高い音は低めに調律するわけです。 これは知りませんでした。 演奏会に臨んでの調律なら曲調に合わせて、ということもあるのでしょうか?一般のピアノだと色んな曲を弾くわけですから完全に平均化してないとまずいと思うのですが。ならばチューナーで完全に振動数調整すればなんの問題も思うのですが。
- shota_TK
- ベストアンサー率43% (967/2200)
チューニングだけなら、それでもいいと思います。調律士の人は、そのほかにもハンマーやバネの異常なども一応チェックしてると思います。あと、クリーニングもやってくれますよね。実際にあれだけの数をチューニングするのは大変ですよ。根気が必要です。 高級ピアノの調律になると、話がちょっと違うようです。 下記をご参照下さい。 なお、ピアノ調律士は、それだけで生計を立てているケースは少ないそうです。大変な商売なんですね。
お礼
なるほど、オーバーホールと考えればいいのでしょうか。確かにそれだと一般人には困難な作業ですね。 URL参考になりました。ありがとうございました。
お礼
> 何度もすみません。 とんでもありません。ご回答感謝します 皆さんに教えていただいたとおり、メンテが重要だということが理解できました。また奏者の注文に応えるとなるとやはり専門の技術、ということになりますね。 回答ありがとうございました