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ホールの謎(サントリーホールとか)
こんにちは。いつもお世話になっています。 常々思っていたのですが、テレビでクラシックのコンサートを見ていたら、たまに円形のホールみたいなのがあります。検索してみましたらサントリーホールでした。私の数少ないコンサート歴では全て箱型というか、よくあるホールタイプですので、何となく違和感があります。ホールの特徴では「臨場感」や「響き」が素晴しいようですが、実際聴きに行かれた方はどうでしたか?また指揮者と向き合う形の席に座られた方(サイトによるとPです)は、指揮者と向き合ったり、楽団員の後姿を見るのは最初違和感がありませんでしたか? http://www.suntory.co.jp/suntoryhall/hallguide/mainhall.html#seat_to それともう1つ海外劇場なんかでボックス席みたいなのがありますが、見にくくないのでしょうか?特に左右とかにあったらイチイチ身を乗り出すみたいな感じがあります。でもあそこは高そうですよね。私は正面前から数列目ぐらいが見やすいし、聴きやすいと思いますが。 ご存知の方(体験された方)宜しくお願いしますm(__)m。
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もう日本のクラシック音楽専用ホールの代名詞とも言うべき「サントリーホール」、本当に素晴らしいコンサートホールです!こんな世界でも有数の施設が日本にあるということに、クラシック音楽ファンとして大変うれしく思います。 このホールの設計には、かの有名な指揮者ヘルベルト・フォン・カラヤン氏が大きく係わったことが知られています。 なぜ、あのようなホールの形をしているのかについては、かの世界二大オーケストラであるベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の拠点、「フィルハーモニー」ホールと構造が同じだからです。 あのようなステージを囲むような客席のホールを「ワインヤード型」と呼び、まるで音楽に包まれているような印象を聴衆に与え、理想的な音響空間が実現できると言われています。 ANo.1の方が挙げられているホールも、まさにこのタイプのものです。 もう一つのホールの形として有名なのは、世界二大オーケストラのもう一方、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の拠点「ムジーク・フェライン」と同じ長方形のホールで、「ジュークボックス型」と呼ばれているものがあります。 この形ホールは、残響(音の余韻)がとても素晴らしいという特徴を持っており、日本でも数多くのホールでこの形を取り入れています。 私個人としては、東京・初台にある「東京オペラシティ」のコンサートホールが、また「サントリー・ホール」に劣らずとても素晴らしく、大変気に入っています。 この他にも「ご紹介したいなあ」と思う素晴らしいホールがたくさんありますが、スペースの関係上、割愛させていただきます。また海外のコンサートホールでは、先に挙げた「フィルハーモニー」ホール、「ムジーク・フェライン」は、私が海外のコンサート・ホールとして真っ先に訪れてみたい場所ですが、最近ではアメリカのロサンゼルス(もしかしたら別の都市だったかも知れませんが)に出来た「ウォルト・ディズニー・コンサートホール」が大変気になります。ホールの外観もすごく特徴があるのですが、ホールの響きも「世界一」と言われています。 あと、ホールで座る場所についてですが、「楽器の演奏者や指揮者の表情などをよく見たい」といった場合は、ステージ後ろ(ご指摘のP席)にあえて座ることもあります。 当然のことながら、S席が一番良い場所になっているのですが、値段も高いですし、ステージから離れた2階、3階席もそれ程聞きづらいとかいうこともないので、(ただし、上の階の席が頭上の近くを覆っている席は別)コンサートにおいて自分が望む目的でいろいろ選択されるのが良いと思います。 (無理にS、A席に座る必要なないと思いますよ。)
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- ASAYOSHI
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ものの本や人の意見に左右されず、自分で経験するのが何事も早道です。どんなに優れたホールでも、すべての場所でいい響きが得られるわけでもないし、そもそも音響の好みというのも人によって千差万別です。 聴く耳を持っていなければ、高い席(≒条件の良い席)を買うだけ無駄ですし、安い席でも満足できる席を地道に開拓し、その分回数を聴いた方がよほど耳は肥えてゆきます。 やや質問の主旨と外れる回答となってしまい恐縮ですが、こちらの質問を読むであろう他の方々のためにひとこと言っておきたくて書かせていただきました。失礼いたしました。
お礼
そうですよね。行ってみたいのですが田舎に住んでいますので、なかなか機会がないんです(T_T)。でも「海外旅行に行くより安いもの」と思えば良いんですが、思い切りがない小心者ですので、せいぜい自分の住んでいる県であった時に楽しんでいます(それもあまりないのですが)。 以前N響のコンサートをあるホールで聴いた時、大変感激してクラシック通の友達に言ったら「あそこ音響悪いよね」と言われて全然分かりませんでした(^_^;)。ただひたすら音楽を楽しんだだけなんですが、やっぱり色んなホールで聴いていたら肥えて来るかもしれません。 貴重なご意見ありがとうございましたm(__)m。
- snzknobu
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音響については、箱型だからいいとかサントリーホールのようなタイプだからいいとか一概には言えないと思います。音響はそれだけで決まるわけじゃないですから。 臨場感も、箱型だから劣るかと言われるとそうでもないですね。 サントリーホールの背後の席はステージが近いし安いので私は好きです。 外国のオペラハウスによくあるいわゆる馬蹄形の席は、確かに左右の端の方の3階4階席となると見難いこともあります。(日本では横須賀なんかがこのタイプ) 全部同じ値段でどこでも好きなところに座っていいと言われたら、私も正面の10列目くらいのところに座ると思いますが、予算などいろいろ都合もありますからね。
お礼
snzknobu様も実際に行かれた事あるんですね。羨ましいです(^o^)。指揮者が振っているのはテレビ以外では見られませんので、何か座ってみたい席です。 そうですよね。値段の事行ったらおしまいなんですが、高いですね(^_^;)。特に海外のバレエ団のチケットなんてすごく高いです。でも実際に見る方が迫力やキレイさが全然違いますし、どうせ田舎なんで滅多に来ないので、来る時は見るようにしています。 ご回答ありがとうございましたm(__)m。
- nayu-nayu
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サントリーホールのような形をしているのは、関東だとサントリーホール、ミューザ川崎、横浜みなとみらいホールでしょうか。 いずれも音響は良いです。 また、指揮者の顔が見える席ですが、決して後ろから聞いているという音はしません。 演奏者の顔が見えないという欠点を除けば、むしろ反響音も聞こえて臨場感があります。 (サントリーホールだとP席として販売されていて値段が安いです) また、テレビで放送される機会は少ないのですが、ミューザ川崎は特に独特の形をしていると思います。 機会があれば行ってみて下さい。
お礼
実際に行かれた方からのコメント大変参考になります。 やはりあの形は反響や臨場感を追及しての形なんですね。調べた時に実際の座席の値段設定が分かりませんでしたので、参考になりました。P席って安いんですね~。折角なら変わった所から眺められるP席に座ってみたいです(しかもお得!)。 四国に住んでいますので、機会があったら是非聴きに行ってみたいです。 ありがとうございましたm(__)m。
お礼
すごく詳しい解説ありがとうございました!あの形てっきりコロッセウムを真似たのかと思っていましたが、やはり残響や音響効果を考えた上での設計なんですね。HPで拝見すると木目調の落ち着いた感じやパイプオルガンの素晴しさがとても素敵でウットリします。ああ~せめて関東に住んでいたらと思ってしまいました。 実はあまり音響の事は分からないのですが、どうせなら素晴しい空間で聞いてみたいです。でも全然違いますが夏に戸外でコンサートをやっているのもいいなぁ~と思います。 行く機会があったら是非P席に座ってみたいです。 ご回答ありがとうございましたm(__)m。