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ウォール・チーグラー反応
ウォール・チーグラー反応でアルケンのアリル位や芳香族化合物のベンジル位が臭素化されますが、アリル位やベンジル位になぜ臭素が2つ入らないのでしょうか?臭素が嵩高いからでしょうか?
- gontan2008
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No2です。 ご存知かと思いますが、 NBSのN-Brの解裂は、ラジカル解裂ではありませんので。
- SirSurai
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ANo.3で回答したものです。 すみません。1.5eqのNBSでも二置換体は得られないんでしたね。
- SirSurai
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副生成物として二置換体も得られると思うのですが・・・。 もしかして基質が過剰に入ってるみたいなことはありませんか? なんらかの置換反応で、副生成物として多置換が得られる場合には、 基質を過剰に入れて多置換体の生成量を抑えるという手法は結構使えたものですから・・・。
結合解離エネルギーDH*(kJ/mol)を比較してみると、次のようです。 CH2=CHCH2-H 356 C6H5CH2-H 326 CH3-Br 293 このことから類推すると、 C-H結合よりC-Br結合は容易に解離しやすい。 このことから、2つ目のBrが反応するためのC-H結合の解離によるラジカル生成よりC-Br結合の解離の方が容易であるからである。
臭素はソフトなラジカルなのでその可能性もあります。 が、普通NBSの量をコントロールしているのではないかと思うのです。 自信無し。
お礼
ご回答ありがとうございます。でもNBSの量がある程度過剰(1.5eq)に入っていても、2つは入らないみたいなんですよね。
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