インディーズとメジャーのメリット・デメリット

質問

シンガーソングライターを目指しているのですが、インディーズとメジャーの違い、
それぞれのメリット・デメリットなどを教えていただけないでしょうか。

回答No.1

TAC-TAB · ベストアンサー

メジャーとインディーズは基本的には同業者ですが、住み分けから言うとメジャーの隙間を埋めているのがインディーズです。
アーティスト側からのメリット＆デメリットは
メジャーは、入念なプロモーションを仕掛け、アーティストの売り出し、・売り込みにおカネを掛けてくれる。インディーズは、そのあたりは心細いので、アーティスト自らがプロモーション活動をしなければならない。
プロモーションが派手な分、当たる確立が高く、当たれば爆発的に売れる。
メジャーは、音楽事務所との付き合いが基本なので、アーティストは事務所からの給料制で、大ヒットしてもハズレでも収入に大きくは影響しない。インディーズなら個人レベルでのリリースなので、ヒット・ハズレが収入に直接に関係する。
メジャーでデビューすると、アーティスト個人の志向や時間が思うままにならない。事務所の指示どおり、また、プロデューサーの意向に従って動かなければならない。インディーズだとその辺は自由奔放にできる。
メジャーは儲けが確実なアーティストはあと押しするが、そうでもなければCDのリリースはしない。インディーズは、「まずはリリース」というスタンスなので、新人に対して門戸が広い。門戸は広いが、取扱販売店数が少ないのでどうしても販売力は劣る。
というところでしょうか？
メジャーレーベルのほうが、カッコもいいし、マスコミへの露出度も高いのですが、自由を奪われるのがイヤなアーティストは、あえてインディーズの世界に住んでいます。
そのような人たちはたいていコプロデュースで、自分達の個性・主張を表に出している。
現実は、メジャーデビューは事務所のオーディションで採用してもらい、おカネを掛けて磨き上げてやっと果たせるのですから、デビューしたくてもなかなか誰にでもできるというものではありません。ピンでシンガーソングライターを目指しかつメジャーからのCDリリースを希望するならば、ふつうはインディーズからだと思います。インディーズで実績があればメジャーに移籍の可能性もあります。
また、出場者公募のコンテスト形式のオーディションにエントリーして本選に残れば、メジャーのスカウトも会場に見に来ているので、実力と光る個性さえあれば入賞しなくても声が掛かる可能性があります。例えば
http://www.musician-grandprix.net/2007/contestshusi.html

お礼

丁寧で詳しい回答をしてくださり、ありがとうございます。

今まではインディーズという選択肢がなく、メジャーの方にデモテープを送っていましたが、
“歌手”ではなく“シンガーソングライター”でやっていくなら、個性を尊重できそうな
インディーズの方が良さそうですね。
儲けたいというより、自分の好きな音楽をやっていきたいと思っているので…。
TAC-TABさんの回答、とても参考になりました。

回答No.3

todoroki

＞いずれはメジャーに…と思いますが、規制が厳しいようですね。
＞規制される言葉などを知っていて新しく曲を作るのなら、限られた中で作れますが、

　・・・・規制の意味がわかっていないんでしょうか。
言葉に関しての規制というのはいわゆる放送禁止用語、一般人が耳にして不快に思う言葉を使うなということで
「キチガイ」とか「めくら」は使わないでくれと言われる程度でしょう。
普通に詞を書いていて問題になることはないはずです。
題材がよっぽど反社会的なものなんでしょうか？
もしそういう過激な詞を書いているのなら、そりゃデモテープではねられて当然ですし
インディーズでリリースしても、限られたコアなファンしかつかないので成功はおぼつかないでしょう。
適当な理由をつけてメジャーに相手にされなかったという事実から目を背けるのはやめましょう。

お礼

送ったことのあるデモテープにはそのような歌詞は入っていません。
最初は普通にポップなものを作っていましたので…。
ただ、最近作るのは反社会的なものや危ういものが増えてきているというだけです。
なので、相手にされなかったという事実から目を背けてなどいません。
デモを送ったところから連絡が来ないのを何かの所為にしたりしているつもりはないのですが…。
私自身、デモテープを作っていくうちに、以前の自分になかったものを見つけられているような
気がしているのですが、きっと甘いんですね。

回答No.2

todoroki

インディーズは個性を尊重、自由がある、それは単なる奇麗事ですね。
実力のあるアーティストで、自由を奪われるのが嫌でメジャー移籍を断り続けている人っているのでしょうか？

　メジャーでリリースする以上、絶対売れることが求められます。
今は未完成だけど長い目で育てていこう、こんなことはできません。
売れてなんぼ、でないと会社がつぶれてしまいいます。
ですから絶対に売れるとめどのついたアーティストしか契約しません。
何百と送られてくるデモテープを聞いて、原石を見つけるなんて悠長なことをしている暇がありません。

　その点、インディーズはこまわりがききます。
有望なアーティストが一人いればそれでレーベルが作れますし
その人のためだけに動くスタッフ数人で十分ですし
失敗してつぶれても被害はそう大きくありません。
だから冒険ができます。
新人を発掘して育て上げるという楽しみもあるでしょう。
成功して規模が大きくなったら冒険できなくなって守りに入るレーベルもあると思いますが
メジャーとの大きな違いはそこに尽きると思います。

　で、インディーズで活動して話題になったら
今度はメジャーレーベルが誘いをかけてきます。うちからデビューしませんかと。
ある程度実績があるアーティストの方がリスクが少ないですからね。
メジャーでデビューしたからといって成功するとは限らないんですが
インディーズで活動していても先が見えているので、たいていは成功を夢見て移籍してしまいます。
たとえば「浪速の○○」と呼ばれることで満足してしまうアーティストは少ないと思います。
ぶっちゃけて言うと、インディーズで成功したくらいでは生活できないですから。
インディーズはメジャーへの足がかりくらいの認識のアーティストが圧倒的に多いと思います。

お礼

回答してくださり、ありがとうございます。

メジャーでは、原石を見つけるのではなく、即戦力で確実に売れるアーティストとの契約になるんですね。
インディーズは、失敗しても被害が少ないというところから冒険ができるんですかぁ。
いずれはメジャーに…と思いますが、規制が厳しいようですね。
規制される言葉などを知っていて新しく曲を作るのなら、限られた中で作れますが、
ストックがたくさんあり、言葉や表現にこだわりが強いとなると難しいのかな…。