さすがにもう解決しているでしょうか。でも一応。
自動切断が有効になっていたりしないですよね。モデムのプロパティで自動切断を使用するようになっていたり、ダイヤルアップネットワークの設定で切断するまでの待ち時間が有効になっていると、データが流れなくなったときに回線が自動的に切られます。テレホタイムだと、有料時間帯に比べて調べ物時にダレた調べ方になり、いつのまにか切断予定時間を過ぎてしまうこともあります。
回線分配器に、質の悪いものを使っていないでしょうか。自分の友人もこれのおかげで繋がらないし切れやすい、おまけに遅いという三重苦を味わっていたようでした。それが分配器を交換したところ、速度も速くなり大変満足していました。先取り型の分配器は、単純分配型に比べ複雑な作りになっているので、粗悪品はパフォーマンスの低下につながります。
FAXを通っているときも回線が不安定になりやすいですね。ネゴシエーション(発信音からデータ通信音に変わり、ユーザ名等を確認するまで過程)時から音が大きくなったり小さくなったり、それと同時にFAXが誤作動したり。そのときは30分通信して受信バイト数が100kbytes程度という有様でした。面倒でも、分配器を通すかパソコンのあとにFAXを繋げたほうがいいです。
ノイズの件ですが、モデムのモニタ音を常時ONにして接続音に異常がないか調べてみるのもいいですね。当方もそうしていましたが、回線品質が悪いのか時々「ピーギャピーギャ」とネゴシエーションをやり直したりすることもありました。誘導雷のような強いノイズのときは、「ギュウゥゥゥゥ」と音が小さくなってそのまま切れてしまいました。また、プロバイダ側から無転送による自動切断をされた場合は、「ギャーピーーーー(プツッ)」というようになります(alpha-netの場合)。切断に至る前の音を聞いてみるとよいでしょう。設定方法は、Win95ではモデムのプロパティの詳細タブ(だったかな?)に追加コマンドというテキスト入力欄があったと思うので、そこに
AT L3 M2
と入力してください。Lの数値はうるさかったら減らしてください。M2は常時ONの設定なので変えてはいけません。Win2000ならモデムのプロパティ->詳細タブの追加の初期化コマンドという欄に入力します。
プロバイダが無通信でなく切断してしまうことがあるのかわかりませんが、もしそうならもう手はないですね。alpha-netは値段の割に速くて(テレホタイムでも6000bytes/sをほとんど切らない)いいですよ。ただし、テレホ人の本格稼働時間(23:30~01:00)にはよくビジーになりますが。人数を限定して品質を保っているのでしょうか。まあ、ご参考まで。
最後に、marchさんの揚げ足を取るわけではありませんが、モデムのプロパティの「最高速度」の項目、これはモデムの接続速度に関係なくポートの最高速度(多くは115200)または回線速度の2倍以上を選択してください。理由は、モデムのハードウェア圧縮(モデムの詳細設定欄にある「圧縮を有効にする」チェックボックス)が有効になっている場合、モデムまでは56000bpsで流れてきますが、モデムからPCへはモデムが圧縮データを伸張したものが流れてくるため、57600ではすぐにバッファオーバフローを起こしてしまい、パフォーマンスが大きく低下(あふれ分は破棄されるため。時にシステム凍結もある)します。フロー制御が有効ならばオーバフローはほとんどおきませんが、受信バッファが空になるまで受信を停止し、結果本当に「57600」bpsまでの通信になってしまいます。ちなみに圧縮をかけるとパフォーマンスは1.5~2倍程度になります。
もうひとつ、ダイヤルアップネットワークのサーバの設定(かな?)にある「ソフトウェア圧縮を使う」と、先程の「モデムによる圧縮」は同時に有効にすると圧縮に圧縮を重ねるためパフォーマンスが落ちます。通常はモデムによる圧縮(対応している場合)、CPUに自信があれば(Pentium166程度)高圧縮率のソフトウェア圧縮を選ぶが吉でしょう。
補足
それはどうやってかくにんするのですか?