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酸解離定数と反応速度の関係
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#no.2ですが、平衡が右に偏るというのは「アニリンイオンと酢酸イオン」に対して、 「アニリンと酢酸」の方が平衡時の濃度が大きくなるという事です。 このように理解しているならその通りです。
その他の回答 (2)
- nious
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#no1ですが、結局は平衡定数K=Kw/(Ka*Kb)=(Kw/Kb)/Ka だから、 これは酢酸のKaに対する、アニリンイオンのKaとの比になり、 アニリンイオンの方が僅かに酸として強いので、平衡は僅かに右に偏る訳です。
補足
つまり、アニリン塩酸塩の方がプロトンを出す力が強いから、アニリンになると考えてよいのですか?もしそうなら解決しました。誰かが左に偏ると言っていたのでどっちが正しいかわからなくなったので質問させていただきました。
- nious
- ベストアンサー率60% (372/610)
アニリンの塩基としての解離定数をKbとすると、 アニリンイオンの酸としての解離定数はKw/Kb=10^(-4.66)になります。 反応をイオン反応式で書くと次のようになります。 C6H5NH3^+ + CH3COO^- ⇔ C6H5NH2 + CH3COOH この反応の平衡定数は、K=Kw/(Ka*Kb)=10^(-4.66+4.77)=10^(0.1)≒1.3になります。 K>1なのでむしろ僅かに右に偏っている気がしますが。
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