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中3男子、茶髪、校則違反、黒染め、制裁
6日の新聞に、西宮市の中学で、3年の男子が、校則で禁止されている茶髪で登校し、説得しても聞かなかったので、教師が押さえつけてスプレーをかけた。 これに対し、人権侵害と訴えた、とあります。 そこで質問です。 1.校則は破ってもいいののか。(ダメだと思うが) 2.説得して聞かなければ、どうすれば良かったのか。 3.学校は校則破りに対して、説得、休学、退学以外は、打つ手はないのか。 4.校則承知で入学したと仮定し、生徒はそれを無視し、わがままを通す権利があるのか。 以上です。
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公立中学校教師です。 1 中学生が茶髪にしないという校則は、現在の日本においても妥当なものだと私は思いますので、この校則は守らなければならないでしょう。 2 説得してきかない場合、学校側には一定の秩序を守る義務があると思いますので、教室に入れないで別室で授業を受けさせるなどの措置をとって良いと思います。 3 義務教育の公立中学校において、退学という処遇は考えられませんし、実際は「茶髪」程度ですと「出席停止」にもできないのが現状です。「出席停止」は、ほとんどの学校では(報道などから伝わらないかもしれませんが)対処の選択肢にすらなっていません。なぜなら、出席停止にするためには、膨大な労力(しかも神経を使う種類の)が必要になり、校長の積極的な姿勢や周囲の非行を根絶したいという熱意があっても難しいものになっているからです(該当生徒宅の家庭訪問や指導など、対応する専任教師が必要になり、一般生徒の指導に支障が出るなど…。他にもいっぱいありますが…)。 4 公立中学校の場合、学校選択制が導入されている一部の自治体を除き、校則の内容とは全く無関係に区域によって指定された学校に入学するしかないわけですが、学校が決めた校則については、必ず守らせるべきであるという社会的コンセンサスが形成されるべきだと私は考えます。「押さえつけてスプレーをする」―この行為が良いとは私も思いません。しかしこんなことをしたい教師は誰もいません。学校の秩序を守るために仕方なく行った対応だと考えられますし…。自分の子どもを通わせるなら、「人権侵害だから」と言ってそのまま放任し秩序が乱れたままになっている学校より、そういう「人権侵害」をしてでも秩序を守ろうとする学校に通わせたいと私は思います。
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- water-cooled
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1. よい。校則が適法かどうかお互いに信念をもって正面から争えばよい。 2. 出席停止にする。 3. ない。学校が茶髪禁止が正当だと思うなら無理に染めるよりは出席停止でよい。 4. ある。校則が法に反するならば、承知で入学したかどうかにかかわらず校則は無効である。 茶髪禁止が法に反するかどうかはお互いに裁判なり何なりで争えばよい。 私が中学の時は男子は坊主でしたが、なぜその校則が必要かということの説明はありませんでした。どんな校則が妥当なのか議論することは悪いことではないです。
お礼
明快な回答をありがとうございました。 校則の中には、妥当でないものも当然ありますからね。
お礼
現場の目からの、貴重なアドバイスをありがとうございます。 出席停止も、大変な部分もあり、外からは分からないものですね。 色々難しい問題を含んでいることがわかりました。