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基軸となる投信はどれにすべきか?

 月10万円を20年程度積み立てていきたいと思っています。  債権、株、不動産投資、外貨預金、FXなどいろいろ考えてはいますが(外貨預金は既にやっていますが、FXにビバレッジ1~3倍で変更する予定)、投信で毎月いくらか積み立てていきたいと思うようになりました。  20年の期間を考え、ノーロードの投信にまでは辿り着きましたが、その後、どれをえらんでいいのかわからなくなりました(どうしても、数字ばかり見ていると、新興国へ目がいってしまいます・・・。)。  「まず始めるならこれっ!」というお勧めの投信がありましたら、教えてください。  1年前に「さわかみファンド」に魅力を感じましたが、結局、始めず、最近、書き込みなどを読んでいると、以前ほどの評判はないように思っており、躊躇を覚えます。  また、「マネックス資産設計ファンド<育成型>」、「セゾン・バンガード・グローバル・バランスファンド」や「セゾン資産形成の達人ファンド」あたりから始めるというのは、どうなんでしょうか?  結局は、幅広く分散して、どういう組み合わせでいくかが重要になると思ってはいるのですが、いきなり全部始めることもできないので、この質問をしました。よろしくお願いいたします。

みんなの回答

回答No.2

市場が効率的ならば理論的には 求めるリターン(もしくは許容できる最大のリスク)を決めるごとに 一意に最適なアセットアロケーションが決定されます。 まあ現実には、市場は効率的とは限らないし、 理論的に最適なアセットアロケーションを組めるとは限らないので、 近似的にしか正しくないのですが、 求めるリターンもしくは許容できる最大のリスクを決めることと アセットアロケーションを決めることはほぼ同じことです。 基軸となる投資先のひとつを選んでから他の投資先を選ぶという発想は あまり合理的とは言えません。 もちろん理論的には全然合理的ではない投資の仕方をする自由もありますが。 アセットアロケーションを決める通常の手続きは まず許容できる最大のリスクを決め、 そのリスクの範囲内で最大のリターンが得られそうな 目標とするアセットアロケーションを選択します。 そして目標とするアセットアロケーションを目指して 具体的な投資先の商品を決めます。決める順序は 許容できるリスク → アセットアロケーション → 具体的な投資先商品 アセットアロケーションや最適ポートフォリオについては 検索エンジンで調べれば色々な情報が得られます。 ただし欲しいのは未来の予測なので過去のデータを単純に使って 計算を実行するのは少し危険なので要注意です。 しかし実際に計算をやってみればわかることですが、 重要なのは株式と債券の比とそれぞれの海外投資の割合です。 大きめのリスクを許容できるならば株式の割合を増やします。 国内と海外の比をどの程度にするべきかは難しい問題なので 自分で色々調べて決めるしかないと思います。

回答No.1

まず「どの投信を買えば良いのか?」という発想を止めた方が良いです。 長期投資のリターンはほぼ投資先資産クラスの配分の仕方(アセットアロケーション) でほぼ決まってしまいます。 リスクもアセットアロケーションでほぼ決まってしまいます。 投資の定跡は国内株式、国内債券、海外先進国株式、海外先進国債券の 主要4資産クラスに分散投資することです。そのとき重要なのは 1. 株式と債券への投資割合をどの程度にするか。 株式の割合を増やすほどハイリスク・ハイリターンになり、 債券の割合を増やすほどローリスク・ローリターンになる。 2. 株式と債券のそれぞれについて国内と海外先進国への投資割合をどの程度にするか。 国内債券の割合を増やすほどローリスク・ローリターンになる。 国内株式を信用できなければ海外先進国株式の割合を増やす。 主要4資産クラスに関する過去のチャートを http://efantasia.ebank.co.jp/toshin/allocator/ で見ることができます。参考になると思います。 最近の5年は世界的に好景気な時代なのでそこだけ見ていると 誤解してしまうことがわかると思います。 以上の基本を押さえた後に 3. 主要4資産以外に新興国やREITやコモディティなどにどれだけ投資するか について考えればよいと思います。 コモディティは最近のリターンは高いですが、 長期的なインフレの影響を除いたリターンはゼロになる可能性が高いです。 REITは歴史が浅いので過去のデータから将来を予測するのが難しく、 市場が小さいので値動きはかなり激しいようです。 新興国のリスクは非常に高い。 世界の新興国株式市場インデックスは1997年7月から1年かけて60%も下落しています。 値をもとに戻すのは2005年になってからです。 現在の市場規模に合わせて買うなら海外先進国株式への投資額の 4分の1を新興国株式に投資すれば良いと思います。 自分自身でアセットアロケーションを決めてから それに合わせてコストの低いインデックス投信を 組み合わせて買い求めるのが良いでしょう。 (国内債券クラスだけは投信ではなく、 直接個人向け国債変動10年を購入したり、 ネット銀行の1年もの定期預金を利用することがおすすめ。) ネットで買えるインデックス投信のリストを次のサイトで見れます。 http://www.fund-initiative.co.jp/ バランス型投信を購入する場合には目論見書をよく読んで 自分が目指すアセットアロケーションに近いものを選んで下さい。 上の1,2,3を購入を検討しているバランス型ファンドで確認すること。

zeniyazeni
質問者

お礼

 ご意見ありがとうございます。  アセットアロケーションが決まれば,投資先が決まるという論理は,至極ごもっともな意見だと思いました。自分のアセットアロケーションが決まっていないから,投資先が決まらないのは,確かに当たっていると思います。  しかし,アセットアロケーションが先行するのかと疑問に思いました。  まず,一定のリターンを求めて,ある投資先を選択し,それを補完するために(リスクを抑えるためであったり,リターンを補うため),投資先を増やしたり,かえたりしていくのではないのかなと思うのです。その結果が,分散投資となっていくのではないかと・・・。  その一方で,思ったことがあります。  本題とは,別の次元の話になるかもしれませんが,長期投資においてハイリスク・ハイリターンはあり得るのでしょうか?長期投資ともなれば,少なくともある程度のリスクは低減されていくと考えるのは間違いないと思います?すると,長期投資に分散投資が必要なのかとも考えてしまいました。  いろいろ考えていると,理論ばかりが先行して,結局,投資する期間がどんどん失われていくような・・・。  時間があれば,これに対するご意見をお願いいたします。まとまりがなくて申し訳ありません。

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