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公開市場操作の実際

通貨当局がとる金融政策のうちに、市中に流通する通貨量を 日銀が国債を売り買いして調整するという手法がありますよね。 最近ではサブプライム問題の対策としてFRBがウン百億円を供給したとか耳にしました。 ところで、例えば日銀が「1兆円分を市場に流してやる!」と売りオペを企てたとしますと、確実に1兆円を供給できているのでしょうか? 某経済学辞典によると「中央銀行が市場から流動性と適格性をもった優良債権を買い入れ、または販売することによって、金融市場に資金を供給したり、引き上げたりし、それによる金融緩和または引締と債券価格の上昇または下落をつうじて、市場金利に影響を与える政策」 とあります。 債権のやりとりを通して目標の実現を目指すということなのですが、これに則ると、特に売りオペの場合に債権の買い手が見つからないような場合が出てきやしないでしょうか? もしや強制的に実現させるような法的根拠があったりするのでしょうか。そうすると当局の介入は強力なものになっていると・・・ これが気になり始めてから早1年の月日が経とうとしています。どなたかこの悶々とした日常に終止符を打たせてください(_ _)

みんなの回答

  • s_nak
  • ベストアンサー率55% (269/487)
回答No.2

量的緩和の議論が活発にされていた時、よく話題になりました。 札割れについて、2001年3月以降、8-9割に達した事もあります。 詳細は、小宮隆太郎など編(2002)「金融政策論議の争点」日本経済新聞社 の第四章、白川方明の論文をご参照ください。

CaurlOskay
質問者

お礼

大学の図書館に置いてあるみたいなので、あたってみます。 ご回答ありがとうございました!

  • hirosi3
  • ベストアンサー率50% (72/143)
回答No.1

●時には「札割れ」もある●  日銀が行う公開市場操作で予定した額に達しないことを「札割れ」と言います。最近では2007年9月28日に起こりました。  サブプライムローン問題で日本の銀行が資金を多く必要とするだろうと日銀は判断したのですが、実際はそれほど銀行は困っていなかったようです。  公開市場操作に関しては過去に解答を書いたので、そちらを読んでください。多分、それで理解出来ると思います。  http://okwave.jp/qa3172843.html  http://okwave.jp/qa3265805.html

CaurlOskay
質問者

お礼

なるほど、供給過多になれば入札されないのですね。 適格な回答をありがとうございました。

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