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神隠し
人が突然、消えることを「神隠し」といわれて恐れられていたそうですが、これは迷信でしょうか?江戸時代は本当にそんなことがあったのでしょうか?ただの人さらい(誘拐)をそう呼んでいただけなのでしょうか?教えてください。 (時代劇をテレビで見ていて気になったので)
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- ckt
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神隠しと言うと、昔の人が言う迷信のたぐいだと思う現代人がほとんどだと思います。おそらく、今と違って科学捜査にしても未発達ですし、空からの捜索といったことも当然できなかったので、事件・事故に巻き込まれてそのまま見つからなかったというのがほとんどでしょう。 しかし、個人的にはいわゆる超常現象的なものもなかったとは言い切れないと思います。
- pen2san
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情報通信システムが完備されていなかった時代、隣村やまたその向こうの村の情報はほとんど入手出来なかった事と思います。 その様な環境で、自発的に、あるいは反自発的にその集団からいなくなった人がいれば、「天狗にさらわれた。」とか、「神隠しにあった。」とかと言う噂が流れ処理されていたことと想像します。 現代でも、通常常識で考えられる方法以外の方法で逃避や拉致されたりして行方不明となった場合、それがトリックだとしても、周囲の人は超自然的な発想でその事象をとらえる場合があります。 通常では考えられない事象を神のしわざとして処理したのではないでしょうか?
私も答ではないのですが・・・ 世の中、人知を超えた科学では証明出来ない事もあると信じています。(その方が楽しい) だから江戸時代だけに限らず、Hiramatuさんも仰ってる様に現在も『神隠し』があると思います。 (実際考えられないような状況で失踪している報告とかテレビとかでありますよね?) それと神隠しではないですが 近所のお年寄りの中には『狐にばかされた』と今でも真剣に話してくれる方も多いですよ。
- e-honda
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民族学を勉強したのは随分昔のことなのでちょっと正確な年代が思い出せないのですが、『神隠し』という現象は江戸時代以前からあったと言われています。(平安の文献とかにもあった筈…。) 子供などが突然行方不明になり、探しても容易に見つからない時や茫然自失の状態で発見されたとき、それを天狗や迷わし神や隠し神などの超自然的なものにたとえて『神隠し』と言いました。 実際のところ、行方不明者の多くは「駆け落ち」や「家出」もしくは「かどわかし」だったと考えられているのですが、その時代に生きていた人間ではありませんので(笑)どれが正確なのかは分かりません。 最近では行方不明者が、山奥で死体になって発見されるといった物騒な殺人事件が多くなりましたが、一昔前までは誰かが行方不明になると、その多くは天狗にさらわれたとみなされました。そうした事件や体験談が『神隠し』と呼ばれて数多く残されています。 異界の存在を信じていた昔の人々は、突然起こった原因不明の行方不明者の失踪理由を神隠しとして、山の神である天狗を介入させて説明していたのです。ですから、迷信というよりは信仰的要素が強いもののようです。 ちなみに、神隠しにあっても無事に帰ってきたというケースもあります。調べて見ると結構面白いですよ。 関連HP『神隠し』 http://geojweb02.geocities.co.jp/Bookend/4572/kamikakusi.html
答えになっていませんが、今でも「行方不明者」は相当な人数いるみたいですよ。 どんなに探しても、どこに行ってしまったのかわからない。そういう人が現在の日本でもたくさん居るのです。そういう人をまとめて、かつては「神隠し」という言い方をしたのではないかと思います。