デジタルとアナログ(TV)の違い
デジタルとアナログの違いについて学びました。
それをもとに、テレビについて考えてみたのですが、以下のような理解で正しいでしょうか?
レポートの類ではなく、個人的な趣味で勉強したものです。
間違いをご指摘いただければ、幸いです。
よろしくお願いします!
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電流電圧を筆として、映像や音を表現することが出来ます。テレビやラジオが、それです。
テレビを例にとります。
電圧の強さには、それぞれの色が対応しています。例えば0vから40vまであるとしよう。25vの電圧がかかれば、その25vに対応した色が表現されるようになっています。
テレビにはブラウン管という穴が蜂の巣のように、びっしりと敷き詰められています。
それぞれのブラウン管にそれぞれの信号が送られることによって、あの、テレビ画面に一つの絵が表現されるのです。
これが、アナログテレビの仕組みです。
ではデジタルの場合は?
デジタルといえば、0と1しかありません。「二つの数字の連続(例えば010010)」と「色(赤)」が対応しています。アナログテレビのブラウン管にあたるものが、デジタルテレビにもあります。そしてアナログの場合と同様に、電圧の大きさという信号が送られてきます。デジタルテレビも、この信号を判断するのです。
デジタルテレビの場合、0v~20vを、まとめて0と判断してしまいます。
21~40vだったら“1”と判断します。
つまり、送られてくる電気信号が「強いのか弱いのか」によって、ざっくりと分けるのです。
なぜ、このようなことをしたのか?
それは、電気信号を遠く離れた場所に「正しく」送るのは難しいという問題を解決するためです。
3vという電気信号を送ったにもかかわらず、「ノイズ」があったために、7vとして表現されてしまうかもしれません。しかもこのような「ノイズ」は日常茶飯事です。アナログ電波は、いつもいつも、ノイズにおびえていなければならないのです。
デジタルは、その問題を克服しました。
例えば3vという電気信号を送って、それがノイズによって7vと変わってしまったとしても、大丈夫ですよね。20vよりも、大きいか小さいかで判断するのがデジタルです。だから7vだろうが、3vだろうが、“0”として判断されるのです。これによって、「表現したい内容」により忠実な映像を再生することが可能になりました。