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民事再生後の履行義務について

取引相手先が、民事再生を行い90%カットで成立残りを10年にて分割支払いで決定、その会社は、存続営業中、しかし、決定額の9割カットの分割金3年間は支払われたのですが、その後は支払いが無く、これは、民事再生を利用しただけで、実質全額カットに近い行為では?教えてください!民事再生決定後に履行はしなくても法律的におとがめは、無いのですか?

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  • buttonhole
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回答No.1

 相手方が任意で払わなければ、強制執行をするしかありません。再生債権者表は確定判決と同一の効力を有しますので(民事再生法第180条第2項)、強制執行に必要な債務名義になります。  一定の要件を満たす場合は、裁判所に対して再生計画の取消しを求めることができます。 (再生計画の取消し) 第百八十九条  再生計画認可の決定が確定した場合において、次の各号のいずれかに該当する事由があるときは、裁判所は、再生債権者の申立てにより、再生計画取消しの決定をすることができる。 一  再生計画が不正の方法により成立したこと。 二  再生債務者等が再生計画の履行を怠ったこと。 三  再生債務者が第四十一条第一項若しくは第四十二条第一項の規定に違反し、又は第五十四条第二項に規定する監督委員の同意を得ないで同項の行為をしたこと。 2  前項第一号に掲げる事由を理由とする同項の申立ては、再生債権者が再生計画認可の決定に対する即時抗告により同号の事由を主張したとき、若しくはこれを知りながら主張しなかったとき、再生債権者が同号に該当する事由があることを知った時から一月を経過したとき、又は再生計画認可の決定が確定した時から二年を経過したときは、することができない。 3  第一項第二号に掲げる事由を理由とする同項の申立ては、再生計画の定めによって認められた権利の全部(履行された部分を除く。)について裁判所が評価した額の十分の一以上に当たる権利を有する再生債権者であって、その有する履行期限が到来した当該権利の全部又は一部について履行を受けていないものに限り、することができる。 4  裁判所は、再生計画取消しの決定をしたときは、直ちに、その裁判書を第一項の申立てをした者及び再生債務者等に送達し、かつ、その主文及び理由の要旨を公告しなければならない。 5  第一項の申立てについての裁判に対しては、即時抗告をすることができる。 6  第四項の決定は、確定しなければその効力を生じない。 7  第四項の決定が確定した場合には、再生計画によって変更された再生債権は、原状に復する。ただし、再生債権者が再生計画によって得た権利に影響を及ぼさない。 8  第百八十五条の規定は第四項の決定が確定した場合について、前条第四項の規定は再生手続終了前に第四項の決定が確定した場合について準用する。

460usagi
質問者

お礼

早々のご回答を頂きましてありがとうございました。如何したら良いか迷っておりましたので心強く今後に対応できると思います。