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フーコーは歴史家か哲学者か?
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質問者が選んだベストアンサー
はじめまして。 フランスでは「哲学者」と分類されています。 ご参考までに。
その他の回答 (4)
フーコーは単に歴史的叙述に終始するのではなくて、哲学的な見解を披瀝しています。科学的諸形態が社会、政治、歴史の文脈においてどのように発生してきたかということについて掘り下げ、権力と制度と知の関係の具体的なあり方を「狂気の歴史」から「監獄の誕生」にいたるまでに記述しています。
お礼
自問自答も虚しいですね。
補足
キース・ウィンドシャトル (Keith Windschuttle)という人が、 フーコーの「歴史」と称するものはいい加減であり、実際の歴史とは全然対応していない。実際の歴史と並べてみると、フーコー流の「知」の考古学や系譜学はでたらめ。 http://cruel.org/other/foucault.html と言っていますがどうなんでしょう? 歴史家としてはデタラメということでしょうか。
- Parismadam
- ベストアンサー率65% (2756/4211)
No.3です。補足質問にお答えします。 ご質問: <ところで、どんな人:経験者の経験者って何の経験者なんでしょうかね。> フランスの大学院でフランス哲学を選択科目として習得した(もちろんフランス語で)、という意味です。特にMichel Foucaultはレポートのテーマに選んだほど、お気に入りの哲学者です。 ただ、哲学が専門ではありませんから、「専門家」とカテゴリーしておりません。 ちなみに、フーコーは「哲学者」の他に、「作家」とも呼ばれるときもあります。その著書の中で歴史的アプローチは試みていますが、歴史的分析はしていませんので、「歴史家」とは呼ばれていないようですね。 ご参考までに。(フーコーも好きだった、今バカンス中の南仏より回答しています。太陽が好きだったフーコーは、南仏の太陽に飽き足らなかったのか、その後カリフォルニアに移住しています)
お礼
当方のようなド素人が軽々と偉大な哲学者の名を口にしてはいけませんね。 どうもたいへん失礼いたしました。 ご勘弁ください。
補足
カリフォルニアはほんとにいいところですね。 私も知人をたよって2ヶ月間ほどサンタアニタ競馬場に通っていたことがあります。 できるなら永住したいぐらいですね。
- Diogenesis
- ベストアンサー率49% (859/1722)
ってゆーか, 考古学者じゃなかったの?
お礼
それと自身を構造主義者ではないと言っているようなんですが、そこらへんのこともご存知でしたらお教えください。
補足
フーコーは自分のことを日曜歴史家と呼んでいたようですね。
ご質問の目的が分からないのですが、答えによって変わるものはどういうものなのでしょうか。よろしかったら教えてください。
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補足
はじめまして。 御尤もだと思います。 ところで、どんな人:経験者の経験者って何の経験者なんでしょうかね。