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「男女どちらにも属さない姿」にしか興味がないのです
よく性的表現のカテゴリに同性愛や「ふたなり」は見かけるのですが、両性具有の反対で「男性器・女性器共に有していない」というのは見たことがありません。 というのも、幼少の頃から男女どっちつかず、どちらの特徴も持たない、性器は穴1つだけの可愛らしい絵柄にしか興味が持てないものでして… (ロリ・ショタなんてのがありますが男!女!と断言されるとダメなんですね。笑) なぜ同じ意味なのに「ふたなり」はあって「どっちもない」は見かけないんでしょうか。 後者のカテゴリは相当に一般的ではないのでしょうか?
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大真面目にお答えします。生物には、有性生物と無性生物が存在します。無性生物の典型が細菌などの単細胞生物ですね。オスもメスもなく、単純に分裂したりして数を増やします。 一方、ちょいと構造が複雑な生物になってくると有性生物になります。有性生物と一口でいっても必ずしもオス、メスと分かれているわけではありません。ナメクジのように両方の性器を持っている生物もいます。ナメクジをオスかメスかを明確に分けることは出来ませんが、性器を両方とも持っているので無性生物ではないわけです。 さて、ヒトの場合ですがいうまでもなく有性生物です。そして、ヒトの基本はメスです。放っておけば、ヒトはメスに生まれます。胎生のときに男性ホルモンのシャワーを浴びると本来女性器になるものが男性器になるわけです。いわゆる両性具有はこの胎生のときになんらかの問題が発生してどっちつかずになってしまったものを指します。実際には「ほとんど男」から「ほとんど女」まで色々あります。 かように、ヒトがヒトである限り「オスでもなければメスでもない」というのはありえないわけです。これは別にヒトに限らず、カエルだろうが虫だろうがサルだろうが同じことです。 と、ここまで書いて今気付いたのですが、ナニを取っちゃった男性は、性器を持っていないのですから、外見上はオスでもなければメスでもないといえますね。もっとも、DNAレベルでははっきりオスなのですが、それをいったら子宮と卵巣を摘出した女性もオスでもなければメスでもなくなってしまって、なんだかナイーブな問題に発展しそうなのでこのへんでやめておきます。
お礼
丁寧なお答え、ありがとうございます。 そうですね、基本がメスならふたなりもあれど、無性は生物学的にはありえないですもんね。 二次元の成人マンガ・ゲームや大人向けイラストの世界でも、現実に存在しない性は確かに表現しずらいかも!!笑