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黄巾賊と青竜賊
shigure33の回答
- shigure33
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好きなネタなので長文失礼します。 No.1様とほとんど同じですが少々細かく書いてみましょう。 まず幽州と言う土地ですが…ここで黄巾賊と同規模の反乱が起きるかどうかは難しいですね。 黄巾族と同時期、中山太守の張純や張挙と言う人物が後漢に背きますが…公孫サン(漢字変換不可能)や劉虞に鎮圧されてしまいました。 公孫サンは武力で、劉虞はその人徳をもってです。 ちなみに劉虞は皇族であった東海恭王の末裔に当たります、つまり名族ですね。袁紹と韓馥らから、その人望の厚さを買われて皇帝として即位することを嘆願されるくらいです。 (まぁこの人望の高さ故に公孫サンに殺されてしまう訳ですが、その処刑に多くの庶民が助命を嘆願しています。庶民に人気のあった人物なんですね) そして異民族、烏丸(烏桓)の存在もあります。 この民族は上に書いた張純と連合して青州、徐州、幽州、冀州を荒らし回ったのですが…やはり鎮圧されてしまいます。 さて…以上の事を踏まえた上で、質問者様のあげられた反乱が起こった場合ですが… (1)史実通りとするなら、黄巾賊と同規模と言うのはまず不可能。 反乱と言うのは民衆からの支持が得られなければ大きくなる事は不可能です。 一介の少女が旗揚げしたとして、劉虞の存在が有る以上民衆の支持が集まるとは考えにくいですね。 ⇒旗揚げしたとしても小規模な反乱で収束するでしょう (2)幽州を拠点に蜂起…して? 数十万の勢力を誇った黄巾賊でさえ、主力は豫州・荊州・冀州に別れた広範囲のものでした。まぁそれでも皇甫嵩、朱儁、盧植の率いる正規軍に惨敗しています。主力の鎮圧後も青州の黄巾賊が大規模な反乱を起こしてますが…これも操により鎮圧され、残党は青州兵として吸収されてしまいます。 『黄巾賊と同規模』と言う設定なら、どの辺りに広がったのかがなければ無意味。仮に幽州だけだとすれば、黄巾賊の数分の一程度の規模にしかなりません。 ⇒後の史家からは”黄巾賊の一部”と言う評価しかなされないでしょう。 (3)幽州周辺、数州に跨る大規模なものだとして この場合、各勢力とまともにぶつかります。 幽州では(1)で書いた公孫サンや劉虞と… 青州、徐州、冀州では黄巾賊と… 異民族、烏丸からも敵対視されてしまう… 民衆の支持は得られず、黄巾賊とは敵対。外部勢力からも援助を受けられない…こんな反乱が長続きするとは考えにくいですね。 その上正規軍まで派遣された場合は…まぁ首領の少女の首はまず都で晒し首にでもされてしまうのが関の山かな。 ⇒各個撃破されるか、もしくは正規軍に惨敗して終り。 ●僕の推測(と言うか結論) この青竜賊の存在があろうと無かろうと、後漢政府の統制が弱まっ為に起こった無軌道な反乱、自立、抗争…つまり治安の悪化は防ぎ様がありません。だからこそ地方豪族等は軍閥化していったのですから。 弱体化した政府の正規軍にすら勝てない反乱が地方の有力軍閥にかなう訳もないですね。 制圧されて後の群雄割拠の時代になる事には変わりありません。
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