宇宙が始まる前には何があったのか？

質問

宇宙には時間的な始まりや終わりはあるのですか？あるとしたら宇宙が始まる前、終わった後には何があるですか？
また、空間的には宇宙は有限なのですか？それとも無限なのですか？

回答No.6

fujic-1990

質問者さんは、

(1)「無から有は生じない」という命題をどう思いますか？ 「真」だと思う人なら、何かがあったのです。現在、あるのですから、以前もあったということになる。

　で、「偽」だと思う人なら、以後、例えば質量保存の法則とかは口にしないでもらいたい (^_^;＼(^O^ )ペチッ!

　(2)今銀河などは拡散して、その動きを撮影して逆回ししたとすると、この空間の１点に全銀河が集まるという観測結果をどう思いますか？ 正しいと思うなら、その１点に、何かがあったのです。

　後に爆発的に拡散し出すことから考えて、それは、「爆薬の一種」と考えるべきなのであります。もしくは「爆薬になりうる物」。

　実に論理的であります。

　それがある、だけの状態の時を「宇宙の始まる前」と言うか、「すでに宇宙は始まっている」と言うか、は、好みの問題。ふつうは、それが爆発して拡散が始まった時をもって「宇宙の始まり」と言うのでしょうね。

　爆薬はいつかは燃え尽きます。燃える物は燃え、くっつく物はくっつき、熱も、運動も、全てのエネルギーは平準化され、暗く、冷たく、静止した状態となります。

　が、「質量が保存の法則」が正しいなら、消滅はしません。現在存在する物が姿を変えて存在します。それを煤とよぶかどうかは、好みの問題であります。

　うん、実に論理的であります。

　物質が上記のような状態で静止した、その先にやはり空間は存在します。宇宙の果てに３本の巨大な柱があって、その真ん中の柱に、墨痕鮮やかに「斉天大聖　孫悟空」と署名が入っているような事実はありません。

　それをもって、無限というか、有限というかもまた好みの問題であります。

補足

『無からの宇宙創生論』では『無から有が生じる』ということを言っているわけです。有から有を説明したんでは、何の解決にもなりませんからね

回答No.5

noname#46689

度々失礼します。chipndaleです。

＞イギリスの物理学者スティーブン・ホーキングや佐藤勝彦東大教授は宇宙創生論とか…

宇宙創生までは物理学の範疇ですね。ただ質問者さんが疑問に思っている宇宙開始前になってしまうと物理学の範囲外ですね。

＞多元（多時間？）宇宙論について論じてますよ

私は勉強不足で詳細には評価できません。確かに多元（多時間？）宇宙論については聞いたことは有ります。ただ有る仮定から数学的に導出すると多時間宇宙が現れるという物ではなかったでしたっけ？ー曖昧ですみません　実験による確認方法までは触れられていなかったような…

いずれにしろ実験で真偽を確認できないたぐいの理論だったように記憶しています。　将来的には物理学の範疇には残れない理論と聞いたことも有ります。実験で正誤を確かめられない以上矛盾が無ければ何を言っても良いのです。しかしそれは「物理学」とは言えません。やはり哲学かな～

補足

宇宙創生論ってのは『無からの宇宙創生』というような理論で、虚時間という概念が導入されています。（通常の時間は実時間）
多元宇宙論はこの宇宙以外に無数に宇宙があるという理論です。

回答No.4

noname#46689

こんにちは。

＞宇宙が始まる前、終わった後には何があるですか？

質問者様はこの問題を物理のカテに投稿していますね。でも物理学で宇宙創生前の状態を確認することはできないんですよ。

物理学は実験で確認できる物のみを対象にしています。実験で証明できない物は話題外です。ですから質問者さんの「宇宙の創生前の状態」とか「宇宙の外の状態」とかは考えません。それらの問題を考察するのは哲学とか宗教ですね。

補足

イギリスの物理学者スティーブン・ホーキングや佐藤勝彦東大教授は宇宙創生論とか多元宇宙論について論じてますよ。

回答No.3

N64

>>空間的には宇宙は有限なのですか？それとも無限なのですか？
宇宙の地平線までの距離が、137億光年、宇宙の大きさは、その４から５倍くらいではないかと、いう説もあるそうですが、地平線の先は観測できないので、誰にもわかりません。それより先は、宇宙空間が光速より速く膨張しているので、電磁波（光、赤外線、Ｘ線、γ線）は地球からは観測できません。

回答No.2

noname#111369

もしも、宇宙に始まりや終焉があるとしたら、
宇宙の内側と外側では全く違う世界でしょうね。
私の偏見で答えを考えれば。

そう、内側から見た宇宙で点から何処までも広がりを続ける。
その中でエネルギーが物質の水素に変換されてガスがまだらに、
そして、回転しだして恒星の誕生に至る。

さて、宇宙が広がり続けて星と星の間が広がり一切の天空の恒星の光が見えなくなったら、
そう、赤方変移をして周波数がゼロにまで変移したとする。
相対速度が光の速度まで達した訳ですね。
片方の速度は平均光速の５０％？。

そして、宇宙が広がりを増して７０％８０％９９％と１００％に達したところで
すべての物質は細かく成り、そしてその先にはエネルギーに変換されて、
どんどん宇宙が広がり光速を超えた時にすべてのエネルギーは時間を遡り
宇宙のビックバンの切っ掛けを作るエネルギーに。

さて、宇宙の外があって、外側から宇宙を見れたら、
宇宙の大きさは、いつも同じ姿を呈している事でしょう。

まさか、我々の宇宙が宇宙の外の巨人達？の顕微鏡レベルの実験の小さな空間だったとしたら・・・。
宇宙が有限か無限かは宇宙の外へ出てみないと判らないかも知れませんね。

回答No.1

Willyt

なかなかいい質問ですね(^_^)
しかしその答えは『分からない』ということになってしまいますね。ビッグバンの前の状態がどんなものだったかは爆発によってすべてが吹き飛んでしまっているので、何も残っていないから、突き止めようがないということなのだと思いますよ。
　宇宙は有限か無限かという問題も難しいですね。空間は歪んでいるからまっすぐ進んだつもりでも元へ戻ってきてしまうという話もありますしね(^_^;)