馬力とトルクの違い

質問

どうしても理解できないことがあります。

馬力とトルクの意味って何ですか？

誰か教えてください。よろしくお願いします。

回答No.2

noname#2748 · ベストアンサー

馬力とトルクはまったく異なる事柄を示す単位です。トルクとは力の大きさを示す単位で、例えばある軸にいメートルの長さの柄をつけて、その端を１０Ｋｇの力で押したとします。このとき軸に働く力の大きさが１０Ｋｇ/ｍのトルクということです。ここで大事なのはこのとき軸が回転しているかどうかは無関係ということです。軸に対してどれだけの力が掛かっているかをあらわすのがトルクです。一方馬力のほうは力の大きさではなく、仕事の大きさを表す単位で動いていない物にどんな異大きな力が掛かっていても、その時の馬力は０です。馬力の定義として、１馬力は７５Ｋｇの錘を１秒間に１メートル持ち上げる仕事の量を表すことになっています。この定義で判るとおり持ち上げる高さと時間という要素が入っています。

したがって馬力とはトルクと回転数の積であると考えて良いでしょう。例えば毎分数万回転も回るタービンエンジンは発生するトルクは小さくても、馬力は大きい事がありますし、大型ディーゼルエンジンのようにトルクは非常に大きいのに回転数が遅いため、馬力はそれほど大きくないということがあるわけです。

お礼

トルクと馬力のことがなんとなく分かってきました。
ありがとうございました。

回答No.5

noname#25358

専門的なことは下記の回答者の方々にお任せするとして、日常生活においては「トルクはエンジンから発生する物理的な力」、「馬力は車についた勢い」と考えておけばいいです。
　この解釈には語弊がありますが、日常の運転においてはこれで問題ありません。

回答No.4

ShaneOMac

（馬力）＝（トルク）ｘ（エンジン回転数）

回答No.3

hitsujicom

よく言われるのは、
あなたが重い箱を腰の高さまで持ち上げようとしています。
その荷物を持ち上げる力がトルク、
持ち上げ続ける力が馬力です。

車に話を戻すと加速力がトルクに依存され、最高速度が馬力に依存されます。
最高速度が高く、その速度まで短い時間で到達する車はビッグパワーでビッグトルクの車となるわけです。

街乗りが主な方は、最高速度はそんなに要らないのでいつも使う２０００回転から３５００回転ぐらいで最高トルクが発生するエンジンが乗り易いエンジンとなります。その発生の仕方も緩やかにトルクが出るものが良いですね。

よくカタログにエンジンの性能曲線というグラフがありますが、自分の良く使う回転数で馬力とトルクがどのくらい出ているかを見ると、自分にあったエンジンかを知ることが出来ます。でも・・最近記載されてないものが多いですね(^^ゞ

最高値に目を奪われがちですが、実は違う事が多いです。
特にＡＴは勝手にギアを上げ、高回転域まで使わない事が多いので気を付けてみると色々と面白い事が分かります。

どうでしょう？お役に立てましたでしょうか？

回答No.1

h13124

馬力とトルクの違いは、分かりにくいものです。

トルクは、回転力であり、絶対的な力の大きさの単位です。

馬力は、仕事量であり、相対的なものです。

たとえとしては、２００リットルの水がはいる浴槽があるとします。この浴槽に１０分間で２００リットルの水を入れるには、いろいろな方法があります。小さなバケツで数多く入れるか、大きなバケツで回数を少なく入れるかなどが考えられます。１０分で２００リットル入れるのが仕事量です。つまり、馬力です。バケツの大きさが、トルクです。

馬力は、トルク×回転数ですから、関係はあります。高回転で、大きなトルクが出ていると当然馬力は、大きくなります。でも、日常馬力は、あまり関係ありません。馬力が関係するのは、最高速度くらいです。加速力など日常力強いと感じるのは、トルクの関係です。日常使う回転数特に発進からの回転数である、１５００回転などからのトルクが太いかどうかで、車としての使いやすさは違います。

最大馬力が、２６０馬力の車でも、平坦路を走る分にはそんなに馬力を使いません。大体２０馬力から、４０馬力程度だったと思います。

なお、人間の馬力は、０．１馬力くらいといわれています。自転車は、０．１馬力のエンジンを積んだ乗り物というわけです。この程度でも、十分実用的でしょう。

http://www7.lunartecs.ne.jp/~analysis/column/200107
2.html
http://www7.lunartecs.ne.jp/~analysis/column/2001073.html

お礼

人間の馬力は0.1馬力だなんて知らなかった。
おもしろい情報をくれてありがとうございました。