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セクハラの仲裁について

会社で総務部に務めているのですが、派遣で働いていた女性の家族、その他数人から「セクハラされている」と怒鳴り込まれ、「誠意を見せろ」との苦情を頂きました。女性本人からは派遣会社にも、会社の総務にも相談が無く、突然でした。 会社側で調べた所、担当上司が密室になった時にセクハラに当たる行為をした事実を確認したため、その者を解雇する処置をし、女性にも会社からお見舞いをいくばくか支払ったのですが、加害者は被害者の家族より賠償金を払うことになったようです。 裁判にするとお金がかかる、加害者が家族に知られたくないだろうという所を突いてのことだと思うのですが、後日、弁護士に聞いてみたところ、この件を総合的に判断した場合の賠償金としては高すぎる金額だろうと言っていました。 加害者のしてしまったことは悪いことですが、解雇という社会的制裁も受けて、高額な賠償金ですからかなり厳しいかと思います。また、女性側も会社も全く相談をしてこなかったという事実もあります。 今回、初めてのことで会社として正しい対応であったか不安です。セクハラ被害者の相談場所はかなりあるようですが、セクハラ問題の仲裁について相談をする組織があるようでしたら教えて下さい。

みんなの回答

noname#38134
noname#38134
回答No.3

セクハラ相談のサポートをしています。 会社におけるセクハラ被害の場合、 1.加害者本人の責任 2.会社の使用者責任(管理責任) の上記二つが問われます。 今回の場合、 >担当上司が密室になった時にセクハラに当たる行為をした事実を確認したため、 >その者を解雇する処置をし、女性にも会社からお見舞いをいくばくか支払った として、会社の使用者責任を果たし、 (裁判となっても、加害社員を解雇という処分を下している以上、  これなら充分責任を果たしたといえると思います) また、加害社員本人の責任として、 >加害者は被害者の家族より賠償金を払うことになったようです。 被害者の家族に賠償金を支払ったのですよね。 それも、きちんとした額を支払ったとのこと。 充分な対応だと思います。 >後日、弁護士に聞いてみたところ、この件を総合的に判断した場合の賠償金としては >高すぎる金額だろうと言っていました。 どの程度のお金を支払ったのかが分かりませんが、 弁護士が高いと判断するのは、よく分かりません。 被害女性の気持ち、ですから、賠償金はいくらでも構わないはずです。 セクハラ被害の度合いにもよりますが、 解雇するという重い処分のセクハラ行為なので、 もし裁判になると、1000万程度の賠償金請求になるかもしれません。 これが安いか高いかは人それぞれだと思いますが・・・ (裁判で全額認められることはあまりありませんが) 裁判になると被害女性も苦しみます。 法廷で被害の実態を証言しなければならないのですから。 それなのに、加害者を守ったり、被害者を解雇するなど、 被害実態がもみ消されるので、裁判を起こさざるを得なくなるのです。 お話を伺う限り、私のセクハラサポートの立場からすると、 会社の対応は、充分に良い対応だと思いますよ。

Piezo3
質問者

お礼

セクハラサポートの方にご回答いただけて嬉しく思います。 セクハラ問題に関しては、被害者側が泣きを見ることも多いと聞きます。 そんな事が無いように対処をしていきたいと思います。 具体的にどんなセクハラがあったのかはここには書きませんが、 若干、賠償金額については全部の状況をお話した弁護士さんが 高いとおっしゃる額だったので、類似のケースが起こった時の事が気になった次第です。 会社の対応としては問題無いようで安心しました。 ありがとうございました。

  • lop_lop
  • ベストアンサー率38% (447/1160)
回答No.2

追伸 そのときに私が準備した資料ですが その行為が行なわれるに至るまでの経緯について時系列に準備しました。 内容のメインは被害者と加害者とのやり取りを調査したものです。 被害者からは聞けないので加害者からの調書中心ですが 加害者がわの言い分を裏付けるような証言や証拠も用意しました。 「どのような会話をしたのか」とか「行働」や「動作」に至るまで さらに、どちらから声をかけたのか?。かけられた時の態度とか とにかく事実を徹底的に調べましたよ。 もしご質問の事実があってから被害請求があった時点までの期間が 長ければ、つつもたせ、の可能性が大です。 退職後に企業に対する腹いせとか、ゆすり的なものです。 私が仲裁した事件の場合はバックに男性が居て糸を引いていました。 そちらも代理人が居るようですが、被害者と代理人の間で現金の授受が 合った場合は「弁護士法」に違反しますので代理人の資格を確認する 必要があります。 また「本人はご飯も食べられない状態だ」を証明する精神科医の診断書 も必要です。 いずれにしても加害者によく事実関係を確認し状況証拠を揃える必要が ありますよ。 もしこれで違約金を払えば次が出てきますから。

Piezo3
質問者

お礼

流れを判りやすくご説明頂きありがとうございます。 会社を離れての話し合いには、示談書も作成されていて かなり手馴れた様子だったようです。 思い返すと不思議な点が幾つもでてきます。 加害者側が全面的に非を認めてしまい、いいなり状態だったので、 その後のフォローも会社としては後手後手になってしまいました。 事実を確認し、被害者であろうとも状況を客観的に把握する必要がありますね。 あまり起こって欲しいことではありませんが、 注意していきたいと思います。

  • lop_lop
  • ベストアンサー率38% (447/1160)
回答No.1

お近くの労働局で扱っているとおもいますが問いあわせてみてはいかがでしょうか? しかし、本当にセクハラでようか? 行為は事実だったとしても両者合意の上ではなかったのですか? 賠償する前に、どのような不利益が被害者にあったのを証明させる 必要があると思いますよ。 「その行為を受け入れる代わりに継続雇用をしてやる」とかね 私も同様な仲裁の経験ありますが、結局は不利益がなかったのと そのときは合意の上だったのでセクハラには該当しませんでした。 こういうのって、勤務先を止めてから出てくるのですよね。 困ったものです。

Piezo3
質問者

お礼

回答有難う御座います。 そうなんです、男性側が非を認めない場合も困るのでしょうが、 女性は何も発言せずに、代理人が「本人はご飯も食べられない状態だ」 と言うばかりで、女性の状態は不明なままでした。 やはり、本人に不利益について証明してもらう必要がありますね。 今回の件は別にして、 美人局的な行為がまかり通る様な事ではダメだと感じました。 労働局に問い合わせてみようと思います。有難う御座いました。

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